るいかさんからの贈り物♡
久しぶりに覗いたら、広告が出てびっくりなasuです。
てなことは置いといて……
なんとなんとるいかさんから三周年のお祝いのお話し頂いちゃいました(*゚∀゚*)
ありがとうーーーーーー💕
るいかさん スキーーーー💓
10月22日。NY…
日本ではすでに日付が変わって23日になっている頃、まだ日本で最後の学生生活を送る牧野から司の元に緊急連絡が入った。
「道明寺?大変なの!
お願い!至急帰国してほしいの。
美作さんの家に集合してね」
ただそれだけ言って切られた電話。
なんであきらの家?という疑問と何事かきちんと知りたくてすぐに折り返すもすでにつながらない。
でも、滅多にわがままも言わない牧野が至急帰国してほしいというのだから相当な大ごとだと理解して慌ててプライベートジェットを手配すると日本へと向かった。
半日以上かけてようやく着いた日本。
一息つく間もなく、言われたとおりあきらの家に向かうとそこには、イギリスにいたはずのあきらが苦笑いしている。
同じくフランスにいたはずの類はソファーで寝ていて、この時期茶事で忙しい総二郎が額に青筋を浮かべて腕組をしていた。
「あ、道明寺!久しぶり~」
俺の顔を見るなり嬉しそうに駆け寄ってきた牧野に思わず頬が緩む。
「お、おう…
一体どうしたんだ?
何かあったのか?」
久しぶりに会えた牧野。
抱きしめてキスの一つでもしたいところだが、みんなで集まっているし照れ隠しもあって再会を喜ぶよりも用件を聞いてみた。
「あ、そうそう!
何と今日はasuhanaさんのブログ誕生
3周年記念じゃない?
一人で準備してたんだけど
すっかりみんなに集合の連絡するの忘れてたの」
「は?」
「は?じゃないでしょ?
asuhanaさんといえば
二次界でもF4全員のお話を
完璧にこなす数少ない作家さんだよ?
それに…ほら…道明寺………」
「あ?」
「今は私たちの連載もあるじゃない…」
「//////////
そうだな…そうだった…」
少しずついい雰囲気になりつつある二人。
そんな二人を見てブリザードをまき散らす類、司に殴りかかる態勢に入っている総二郎、あきらの静かな怒り。
しかしそれすら気が付くことなく二人の世界に入りつつある司とつくし。
あまりにバカバカしくなってきた3人は自分たちの話を書いてもらうにはどうしたらいいのかが先だと考え始め初めていた。
「ねぇ…asuhanaって何が好きなの?
せっかくフランスから来たんだから
せめていい思いしたい」
「さぁ………
でも俺だってイギリスからわざわざ………」
「やっぱり賄賂でも送らねぇとだめか?
ったく忙しいのによ~」
「でも、総二郎に至っては最近はそれなりに
SSとか書いてもらってるよね?
だったら引っ込んでて」
「は?類だって書いてもらってんだろうが…
話の話数的には俺より多いぜ?」
「確かにそうだな。
俺なんて結局ここでも一番少ない………」
「「……………」」
あきらの一言に何も言えなくなった二人。
今後が怖くなってきてどう話をそらそうかと思ったところでつくしが話に割り込んできた。
「もう、そんなことどうでもいいでしょ?
それよりもちゃんとお祝いしないと。
西門さん、駅まで車で迎えに行ってきて?
そうだな~、今日はフェラーリで来てるでしょ?
西門さんの運転する車で
ドライブなんて素敵じゃない?
私も乗りたいな~」
なんて言われればもちろん気をよくして颯爽と駅まで迎えにいく総二郎。
自分が一番出番が少ないことをそんなこと呼ばわりされていじけているあきらは少し不機嫌に聞いてみた。
「牧野、俺は何をしたらいいんだよ?」
「美作さんは今日のホストだよ?
ダントツでお話も少ないから一番頑張らないとね?
asuhanaさんは食べることが好きみたいだから
おばさまにもお願いしておいしいケーキ
あたしも一緒に作ったんだ~~~。
すごく頑張ったんだよ~。
だから美作さんはasuhanaさんをエスコートして…
バラのお庭も案内してあげてね?
そしておいしい紅茶を入れてあげてね」
「了解!」
「牧野、俺は?」
「類?類はね~バイオリン!
おいしいお菓子をいただきながら
類のバイオリン聞けたら贅沢だよね~
あたしクラシックって眠くなるし分かんないけど
類のバイオリンだけは心地よくて
すごく大好きなんだよね~」
「あい」
つくしが用意したケーキにあきらが入れてくれた紅茶を飲みながら類のバイオリンを聞く。
なんていう妄想を繰り広げている中、「おい、俺はどうしたらいいんだ?」なんて間抜けな声が響いた。
「道明寺はね!
いてくれるだけでいいよ~」
「は?」
「だって忙しい道明寺が一緒の空間にいる
なんてすごいことじゃない?
どうせなら『うまいか?』とかちょっと
話しかけてくれるだけでいいの。
もちろん笑顔でね!」
「お、おう…それだけでいいのか…」
その頃、総二郎の送迎により、甘~くエロい口説き文句を永遠と聞き続けながら美作邸に向かっているasuhana嬢。
総二郎の流し目に時々、キュン死しそうになりながらもようやくたどり着いた美作邸。
車を降りるとそこからはあきらのエスコートで美作邸の庭を散策、その間はあきらによるマダムキラーの罠にはまり、ようやく案内されたところには司が笑顔で待ち構え、類による美しいバイオリンの音色が流れている。
そこへつくしが特製のデザートを持ってきた。
「asuhanaさん、3周年おめでとうございます!」
つくしの掛け声に「おめでとう」とそれぞれが続いた。
至れり尽くせりの中、輪の中心でおいしいデザートを頬張るasuhana嬢。
司に「うまいか?たくさん食え」なんてケーキを取り分けてもらいご満悦。
ただし、和気藹々とした雰囲気の中で、つくしの目を盗んで………
4人それぞれが賄賂をasuhana嬢に握らせていたことをつくし知らない…
この後…
誰が一番asuhana嬢の心をつかんだのか…
誰がお話をGETするのかは…神のみぞ知る………
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asuさん、3周年おめでとうございます(⋈◍>◡<◍)。✧♡
夏のイベントではすっかりお世話になりありがとうございました!
素敵なお話を書かれるasuさんに総つくのSSを送ろうと思っていたのですが、私生活がいろいろあって間に合わなかったので急遽F4+つくしちゃんにお祝いしていただくことにしました(;^ω^)
asuさんのお話はそれぞれの特徴がはっきり分かれててすごいな~と尊敬です。
だから誰のお話がきても楽しみです(^^♪
これからも素敵なお話でドキドキさせてください。
そしてこれからもどうぞよろしくお願いします(〃艸〃)ムフッ
るいか
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