ずっとずっと 4
~司~
英徳から京都の高校に転校する話を聞いた時は、牧野が遠くに行っちまいそうでマジにビビった。
「あんたとの未来の為に大学に行きたい」 と言われた時は嬉しくて息が止まるんじゃねぇかと思った。
「合格したら夏休みにはNYに会いに行く」 と言われた時には、エイプリールフールじゃねぇよなと、考えちまった。そんな一瞬の間の間、あいつは俺が怒ったと勘違いしたのか焦ったように「事後報告になちゃってごめんね」と、可愛らしく言った。そんなあいつが愛おしくて「オォお前も頑張れよ」 俺は少し上ずった声で答えてた。
引っ越した牧野は、親父さんの仕事も落ち着いて生活の心配がなくなったらしく、ちゃんとした受験生になった。寝る間も惜しむかの様に勉強に励む牧野。あんまり無理して身体を壊すのが心配な俺は授業の合間の決まった時刻に電話を入れる。他愛もない話をして「また明日な」と、電話を切る。会えねぇのは辛いけど、あいつの声を聞いてまた明日なと約束出来るのはなんて幸せな瞬間なんだ。牧野は俺の全てだ。あいつと出逢う前俺はどうやって息をして、どうやって生きてきたんだろうと思うほど俺は牧野に惚れている。
あいつの宝石のような瞳を思い浮かべながら、「なぁ牧野 俺はお前をどんだけ愛したらいいんだよ」と独り呟く。
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「あんたとの未来の為に大学に行きたい」 と言われた時は嬉しくて息が止まるんじゃねぇかと思った。
「合格したら夏休みにはNYに会いに行く」 と言われた時には、エイプリールフールじゃねぇよなと、考えちまった。そんな一瞬の間の間、あいつは俺が怒ったと勘違いしたのか焦ったように「事後報告になちゃってごめんね」と、可愛らしく言った。そんなあいつが愛おしくて「オォお前も頑張れよ」 俺は少し上ずった声で答えてた。
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