狂熱 プロローグ
凪が全力疾走で向かってくる。
俺達2人の宝物。
つくしと2人で手を振りながら‥‥
あの日の事を思い出す。
2人で見た海。
水面がキラキラ輝いていたっけ。
隣を見れば、つくしが眩しげに海を見つめながら、俺に呟く。
「また二人でヨットに乗りたいね」
「あぁー そろそろ2人めも欲しいしな」
耳まで赤く染めながら
「‥もうっ」
つくしの肩を抱きしめる。
走りよってきた 凪が
「あっ、おとんズルイ。なぎも、なぎも」
凪を抱きかかえる。
ピーヒョロロロロ
頭上を鳶が舞う。
あの苦しかった日々を思い出す‥
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