紅蓮 45R つかつく
男に抱かれる夢をみて、汁を滴らせている。
貞操帯に、ピアスがあたる度に刺激となって、
「‥ぁあっ‥」
小さく声が漏れる。
憩いの場所の蝶々の温室が、官能に火を点ける。
抱かれたい。貫かれたいと火を点ける。
「つくし奥様」
永瀬があたしの名を呼ぶ。宗谷のいない5日間‥あたしの行動は、排泄の管理を除いては、自由だ。
驚く程に、自由だ。
5日間の間に、おりょうさんと外出をした程だ。
永瀬と一緒に、おりょうさんにお渡しするお土産まで選んだ。
久方ぶりに、パパからの連絡もうけとった
なのに‥あたしの身体は、ただただ快楽を求めている。
頭の中全てが、快楽を得ることに、支配されているのだ。
「つくし奥様」
もう一度、名を呼ばれ意識を戻す
「何用でしょうか?」
「お薬でございます」
そう言われ、錠剤を渡される‥‥
「これは?」
「発作を押さえる効果のある、サプリメントでございます」
促されて錠剤を飲む。
ゴクリッ
きちんと飲むのを見届けられた後に‥
「湯浴みのお支度が整っております」
お風呂に向かう前に、鍵を手渡され、貞操帯を外す。
開放感と共に、何もつけない身体が再び疼く。
侍女の手が、あたしの身体を洗い上げて行く。
そんな刺激にさえ、あたしの身体はドクンと跳ね上がりそうになる。
真っすぐに立ち、身体を拭かれて蝶々の夏銘仙を着せられる。
夏銘仙? 永瀬を見やると
「ご主人様からのご指示でございます」
素肌に、夏銘仙を着せられる。
シャリ感のある夏銘仙‥どことなく淫美な夏銘仙
「お迎えはいらないので、東屋でお待ちになられますようにとの事でございます」
宗谷など、顔も見たくないのに、あたしの身体は宗谷を待っている‥
突然、身体が熱く熱く疼き始める。
胸の頂が熱くなり、秘所が刺激を求め始める。
気が狂いそうになるほどに、あたしの身体が疼き始める。
「‥いやっ‥あっ‥ぁあ‥あっ」
どこも触れていないのに、汁が滴り落ちてくる。
宗谷が東屋に入ってくる。無言であたしの手を後ろ手に縛りあげて宗谷は笑って
「つくし、私のが欲しいのなら、つくしの口で大きくしてご覧」
宗谷に跪き、後ろ手を縛られたままの姿で、あたしは宗谷にむしゃぶりつく。
「ん‥あっ‥ん‥じゅぽっ‥ちゅ‥じゅる‥ずゅる‥」
淫らな音が、温室の中に響き渡る。
手を縛られて、宗谷のものを口にしているだけなのに、身体の奥底から、汁が溢れ出す。
太腿を伝い‥大きなシミを作る程に。
宗谷が妖艶に妖艶に笑いながら。
「つくし、縛られてしゃぶって感じるなんて、君は淫乱だね」
その言葉が、眼差しが、あたしの五感の全てを刺激する。
身体の奥底から、快楽が漂ってくる。
触れられてもいないのに、あたしの頭の中に光が走る。
獣のような大きな嬌声をあげ、宗谷に懇願している
あぁっ‥あぁっ お願い お願い
ガチャッ
温室の扉が開いた事に気がつかないほどに‥
宗谷は、あたしに極上の快楽を与え
見返りに、あたしの全てを奪っていく‥
あたしの中の美しい思い出さえも奪っていく‥
↓ランキングのご協力よろしくお願い致します♥


♥ありがとうございます。とっても嬉しいです♥
- 関連記事
-
- 紅蓮 48 つかつく
- 紅蓮 47 つかつく
- 紅蓮 46R つかつく
- 紅蓮 45R つかつく
- 紅蓮 44R つかつく
- 紅蓮 43 つかつく
- 紅蓮 42 つかつく