被虐の花 23R あきつく
強く、激しく叩き付けている。
この雨は、一体いつまで降り続けるのだろう?
「あきらさん?」
つくしが、心配げに声をかけて来た
「っん?」
「酔ってしまいました?」
「いや、つくしを抱く元気くらいはあるから大丈夫だよ」
つくしの肩を抱き寄せて、耳許で
「どのくらいビショビショになってる?」
真っ赤な顔をしながら俯く。
「黙ってないで教えてご覧」
俺の胸に、撓垂れ掛りながら
「‥意地悪‥‥」
そう呟いた。
愛しい女を抱き寄せながら、司がどんなに望もうが、俺はつくしを手放せない。そう思っていた。
愛するように憎む。
司が、つくしに抱く感情は、まさしくこの一語に尽きるのだろう。
愛して、愛して、手に入らないと解った時‥人間は、何を支えにするのだろう?
司は、つくしを憎むことを、支えにして生きて来たのだろう。
一人孤独に打ちひしがれて‥
ただただつくしを卑下して、取るに足らない女だと言い聞かせて来たのだろう。
憎んでも憎みきれないのに。愛しても愛しても愛したり無い程に愛してるのに‥
全てを押し殺し、ただひたすら憎んできたのだろう。
己が生まれてきてしまった事を、彼女を愛してしまった己を許す為に。
俺の傍らに、つくしの存在を見つけた時‥司は何を思ったのだろう?
光りを取り戻したい。そう願ったんじゃないだろうか?
強い言葉とは裏腹に、一瞬見せた優しさが、司の思いなのだろう。
腕の中にいる女を見つめながら、
こいつの人生は、身勝手な男の思いによって、
どれだけ翻弄されるのだろう?そんな事を考えた。
抱き寄せる腕に力がこもる。
部屋に戻って、貞操帯の鍵を外す。
蒸れた匂いがする。熟した牝の匂いだ。
つくしを押し倒し、花芯を口に含む。
「あきらさん‥汚いから‥お願い‥シャワーを浴びさせて」
呼吸を荒げながら、つくしが言う。
「俺を欲するつくしの匂いがするよ」
蜜が滴り落ちる。指で掬い取り舐めとれば
「‥あ‥きら‥さん‥お願い‥」
「っん?もう欲しくなっちゃったの?」
激しく首を振り
「シャワーを浴びさせて‥頂戴」
「駄目だよ‥」
羞恥に悶えるつくしの身体は、とろとろと溶け出して行く。
蜜壷は、赤く熱を持ち指をくわえこむ。1本、2本と指をくわえこむ。
赤く熟れた蜜壷は、刺激を求めてつくしの腰を振らせる。
「見てご覧。つくしのココが、真っ赤になって俺を誘ってるよ」
潤ませた瞳で、俺を見上げて
「‥‥ウッ‥あっ‥ぁあっ‥あっ‥あぁんっ‥あぁっーー」
「ククッ、指だけでもう逝ちゃったの?」
潤いを増した瞳で俺を見つめて、指を噛む。
「俺のもしゃぶって」
至高の表情を見せながら、俺のをしゃぶる。
ジュルッ‥ジュルルッ と音がする。
俺の顔を見上げて、淫らに微笑む。
淫らな顔がたまらなく愛おしい。
髪を乱暴に掴み上げ、唇にキスをする。
身体を抱きかかえ、四つん這いにさせ、
獣のようにバックからつくしを貫く。
あぁっーーーあぁーーっ あっ あっ
つくしの身体が、大きく仰け反った。
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