明日咲く花

花より男子の2次小説になります。

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09

2022

禁花~愛しいあなた~04

愛している。愛している。狂おしいほどにお前を愛している。...

08

2022

07

2022

06

2022

禁花~愛しいあなた~01R 

禁花の存在を知った日愛しても愛しても、どうにもならない事があるんだってわかった。だからあたしは、愛を捨て、享楽を選んだ。...

24

2018

やってくれるな幼な妻 総つく

「ふぅっーー」いつになく青白く輝く月に向かって溜息を吐いた。「ったぁーーアイツ、何考えてんだよ」思わず愚痴が出る。「…でも…不覚だったよな……ハァッーーー」総二郎が夢と間違えて本音を吐露した次の夜から、つくしやたらとスキンシップを求めてくるだ。本来なら、願ったり叶ったりなのだが……当のつくしは、一歩進んだ大人のキスにアップアップ状態で、窒息とは別の意味で倒れそうになっている。「どんだけ、お子様だよなぁー...

03

2018

恋女房は、おさな妻 後編 総つく

「……総ちゃん?」「おっ、起きたか?俺もすっかり寝てた」つくしが起き上がり、ギュッと抱きついてくる。抱き返したい……だが、抱き返したら俺の衝動は止まりそうもないぽんぽんっと、頭を二回優しく叩いて、そっと距離を取ろうとすれば、つくしの大きな瞳にブワッと涙が溢れてく。「つくし、どうした? 」「どうしたじゃないもん。総ちゃんなんか総ちゃんなんか」俺の胸を叩きながら泣きじゃくる「なぁ、つくし、俺がなんかしたか...

02

2018

恋女房は、おさな妻 前編 総つく

「うぅーーん」なにやら唸り声を上げながら、姿見の前でポーズをとってる俺の恋女房。どうした? 何があった?誰かにイジメられたか?慌てて部屋に入ろうとした瞬間「うぅーーん 総ちゃん…めぇー」えっ? 俺?何? 俺?思い当たる節……ウゥームねぇぞ ねぇぞ俺、清廉潔白だ。成人男性、こんな清くっていいのか!ってぐらい清いぞ!自慢じゃないが、つくしにだって手出してねぇぞ!いや、正確に言うと手出せてねぇ。理由か?理由...

05

2018

手練手管で恋をする 総つく

手練手管で恋をする。自分の中にこんな欲があったなんて……西門さんを好きになって初めて知った。諦めがいい人間なのかもしれないと思ったのは、恋を失った後だった。泣いて、泣いて、泣いて、死ぬほど泣いたら自分の中の恋に終止符が打てた。いい恋をしたって笑って言えた。なのにこの恋を、この男を失いたくなくて……手練手管で恋をしている。色恋を見せたら側にいられない。好きを見せずに側にいた。もしうまくいっても、家柄を重...

23

2018

恋は盲目 総つく

恋は盲目 嫉妬は千里眼とはよく言ったもんだと何だか感心しながら車を走らせた。だって、だって、だってな____女にはプロ中のプロのはずだったのに____色気もクソもなく、あるのは愛嬌と度胸だけって女に惚れ込んでいるんだからな。で、もってだ____会えない間にアイツがほかの男とあーだこーだしてねぇかモンモンしてんだからね。学生の頃、アイツに惚れた男二人を、いや三人を変わりモンだなっと思ったことがあった...

13

2017

ひとひら 総つく

ありがとう企画第二弾...

12

2016

baby’s breath 総つく

雑踏の中__全てを忘れて「好きだーーー行かないでくれ」ありったけの大きな声で男は叫んでいた。声の先にいた女の持っていた荷物がバサッと音を立て落ちる。女が振り向き嬉しそうに近づいて来る......男は女に手を伸ばし胸に抱く__愛おしい女を胸に抱く。「__ズズッ….ッスン….ズズッ……」泣いてる女ににティッシュを渡せば、真っ赤に充血した瞳で一つ頷いて「__あぢがとぅ……ズビーッ_チーン」鼻を噛む。ドラマの中では、最...

10

2016

恋始めよう。 総つく

ビー玉色の淡い初恋をして、ジェットコースターのような恋をした__そしてあたしは今___身が焦がれて焼けそうなほどな恋に落ちている。喉から心臓が出ちゃうんじゃないかと思う程に惚れている。全てを隠して戯けて話す度に、あたしの心にはピチャン  ピチャンと黒い悲しみが増えていく。西門さんが好き。 そんな風に思ったのはいつだったろう?去年?一昨年?それとも……もっと前?いつの間にかスゥーッとこの人は、あたしの...

03

2016

娘 総つく

カァー カァーと鴉が鳴いて何処かに飛んで行く。真っ赤な夕陽がもうじき沈む。庭の花を摘みながら__夕焼け空を眺めた。静寂を破る大きな声がする。「父様も、兄ぃ様もうるさーい」沙都が大きな声をあげて怒鳴っている。今日で二十歳になると言うのに……誰に似たのか?色っぽさとは全くもって無縁な娘に育ってしまった。総に言わせると__どうやらあたしにそっくりらしいのだけど……あたしの方がもう少しこうなんて言うか色けあっ...

05

2016

きっと明日は 総つく

爪を噛む__一人寂しく爪を噛む。愛しても、愛してもどうにもならなくて__爪を噛む。夕方から降り始めた雨は時間を経つ事に……強く激しくなっていく。まるでつくしの心の中のように。つくしは立ち上がり外を見た__刹那窓ガラスに映った顔がとても醜く見えて__慌ててカーテンを勢い良く閉めた。パチンッ真っ暗だった部屋に灯りを付ければ疾うに冷めてしまった料理が目に入って来る。「来るって言ったのに__」ツゥッーーーと...

23

2016

三角波 総二郎 side

つくしにあったのは、たまたまだった。 本当にたまたまだった。だけど、それは運命だった。いつからだったろうか? つくしが欲しくて欲しくて堪らなくなったのは。最初は、ただ単に懐かしいだけだった。京都に行く度に呼び出していた。たまに会ってバカ話しをするそんな間柄だった。俺等の関係が変わったのは、あの一件だった__男に刺されそうなってブルブルと震えるつくしが儚気でどこかに消えちまわない様に抱きしめていた。...

14

2016

月夜の人魚姫 50 総つく 完 

つくしの気が変わらねぇ内に西門の邸に連れて行き、用意してあった婚姻届にサインさせた。蒼が起きて来るのを待って、3人で役所に提出した。で、もって……3ヶ月後に目出たく婚姻の儀が執り行われた。放浪の旅から__いや、仕事から帰ってきた暖さんも一ノ瀬家族と共に参加してくれた。つくしは、幾つもの後ろ盾を背負って嫁いだ。それだけでも凄いのに__蒼もつくしも完璧だった。口々に皆が、つくしを、蒼を褒め讃えた。「若宗...

13

2016

月夜の人魚姫 49 総つく

飢えて渇いた身体が、一生懸命に水を吸い込むかのように総を激しく求め、激しく抱かれる。幾度も、幾度も……まるで今までの分を取り戻すかのように。なのに…..あたしの心は、穏やかな海に漂っているかのように、フワリフワリと軽くなっていく。だから……総に貫かれる度に〝欲〟が溢れ出る。蒼をこの世に産んだ時に諦めた欲が出る。もう恋愛は、はじめない。そう決めた筈なのに欲が出る。この人と二人で一緒に恋をしたいと欲が出る。...

12

2016

月夜の人魚姫 48 総つく

愛おしい女が何度も何度も俺を誘いざなう。連続して4度目に果てた後……「つくし、本当にちょっと待て」ぷぅっーーと口を尖らせて「淫乱女好きって言ったじゃん」「あぁ,言った。でもな、今日は話が先決だ」「えぇー先に手を出したの総だよ」なんて言い合いになって__それがあんまりにも可愛くて「お前、今日の事忘れんなよ」そう言いながら、もう1Rトライして5度果てた。小悪魔?いいや悪魔は、ニッコリと笑って「精根尽き果て...

11

2016

月夜の人魚姫 47R 総つく

西門さんが蠱惑的な微笑みを浮かべながら__ショーツに手を這わせる。触れるか触れない程の感触が伝わってくる。焦らされて 焦らされて、身体の芯がジワジワと燃え上がっていく。蜜が溢れ出て、ショーツを濡らしただけでは飽き足らずに太腿まで濡らし始める。西門さんの指がショーツの脇からズブリと音を立て、蜜を垂らし続けるあそこに侵入する。独立した生き物のように、指があたしの中で縦横無尽に暴れている。指が動く度に声...

09

2016

月夜の人魚姫 46R 総つく

あたしの周りで急激に色々な事が動き出している。「うーーーーん」思わず声が出た。「つくし様」後ろを振り向けば、買い物袋を携えた瀬戸さんだった。「あっ、お帰りなさい」「遊様から先程連絡がありました。なんでも沖縄にお好きな方を迎えに行かれたとか」コクンとあたしは頷く。「ようございました。と言う事なので私は、竜崎の邸に戻らせて頂きますね」そう言いながら来た時と同じように、荷物を抱えながら、迎えの車に乗って...

08

2016

月夜の人魚姫 45 総つく

綺麗な涙にあたしは見惚れてから「遊、ううん、一ノ瀬社長。あなたに一週間休暇を与えます」そして、もう一通の手紙を遊に手渡す。中には、莢先生の生まれたてのお子さんの写真と沖縄の住所が書かれている。「今もココにいるのかどうかはわからないけどね」「沖縄?」「うん。海外に行く筈だったんだけどね。幾ら安定期とは言え海外はちょっととなって、沖縄にしたみたい」「そっか‥‥‥じゃぁ、取りあえず行ってくる」「うん。頑張...

07

2016

月夜の人魚姫 44 総つく

「ねぇ遊、莢先生がなんで姿を消したか知ってる?」遊が黙って首を横に振ったあと「__いや……結婚したからだと思ってたから」「そっかぁ……遊は、追い掛けなかったんだよね。莢先生が結婚するって聞いても」「そ、そ、それは違う。莢が莢が突然俺の前から消えたんだ」「ふぅーーん。でも、一度も会いに行ってないんだよね?莢先生の所に」「そ、そ、それは……住んでる所も何も知らないのに会いに行けないだろうよ」「ふぅーーん。一...

05

2016

月夜の人魚姫 43 総つく

遊が大事そうに大きな額を二つ抱えてやってくる。なんで、二つ? あたしの頭の中を?が過る。 「ホラッ」渡された〝 月夜の人魚姫 〟 の一枚は、あたしと西門さんを見下ろしていた青い青い海のように青い人魚姫のリトグラフもう一枚は、光を纏った……「空気の精だよ」遊が大事そうに絵を撫でながら__教えてくれた。「これは?」「莢が描いた原画だよ」「莢先生が?」「あぁ__哀しみを纏った人魚だけじゃ寂しいって、莢に言...

04

2016

月夜の人魚姫 42 総つく

チュンチュンチュンチュンチュン「うーーーーん、雀五月蝿—い」と叫んだら「ママ、おはよう」「未悠さん、おはよう」蒼と西門さん2人並んで雀の物真似しながら、仲良くあたしの顔を覗いてた。「な、な、なに?」「蒼君に、未悠さんとお付き合いする事を話したんだ」「__だ。でね、でね 総ちゃんと一緒にお風呂に入ったの。裸の付き合いなんだって」だ。って、だ。って 何?「未悠さんと付き合うのに、先ずは蒼君の許しを得る...