明日咲く花

花より男子の2次小説になります。

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2016

星に願いをかけるなら 1 類つく 空色様から

「今日は、観れると良いな…」思わず口から出た言葉に、笑ってしまった。あれは………、…そう、半年程前の事。「ねえねえ、花沢 類。」「ん?」「今日ね。今日は、ペルセウス座流星群が大極なんだってっ!」「大極?」「沢山、星が流れるらしいよ。」「あー、星ね。」「もーっ。反応が薄過ぎ…。」「星、でしょ?」「星が、たーくさん流れるんだよ?願い事掛け放題じゃない?」「……かけ…。」「もう少し、嬉しそうにしよーよ。」「ぷっ。」「何、笑ってんのよっ!」「...

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2016

星に願いをかけるなら 2 類つく 空色様から

使用人頭の幸恵が準備してくれた、モコモコのケットに二人して包まり、流れる星を待つ。先程から、一つ二つと流れる星を見付けては笑顔が溢れる彼女を見て、俺の笑顔も溢れる。「今日は、寝ちゃったら勿体無いもん。」と、言って煎れてくれた濃い目の珈琲を啜りながら、ずっと気になっていた事を聞いてみる。「ねえ、牧野の願い事って、何?」「え?……ふふ、ひ・み・つ。」「じゃあ、一般的には、どんな事を願うの?」何時になく、しつこく食...

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2016

星に願いをかけるなら 3 類つく 空色様から

斜めに横切る星を、俺の大好きな瞳に映して、大切に仕舞い込むように睫毛を伏せる。「花沢 類が…」「ん?」「花沢 類が、この先もずっと幸せでありますように。」!!…っ。!!あんたの願いなら、何でも叶えてあげたくて、知りたくて、知っておきたくて、「必ず叶うなら。」って、無理に言わせた。たった一つの願いだとしても、自分の事じゃ無いんだね。不意に、泣きそうになる。吐く息が、出す声が震えてしまいそうで無理やり止めて、大きく息...

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2016

空色さまからのお返事♪追記あり

初めまして、空色(そらいろ)と申します。m(__)mこの度、asuhanaさまのお部屋に、図々しくもお話しを送り付けてしまいました。お粗末なお話しを読んで下さり、沢山のコメント&拍手…、嬉しくて泣きそうになりました。本当に、ありがとうございました。miumiuさま「こころがあったまる素敵な…」あ、ありがとうございますっ!舞い上がってしまいます。ありがとうございました。みかんさまそうっ!そうですっ!類にとっては、つくしが隣...

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2016

Heartを重ねて 総つく aoiさま

「あれ?西門さんってこんな所にハートの黒子があるのね」俺の胸に唇を這わせていた牧野が、そこをツンと指で突きながら上目遣いで見上げてくる。やめろよ。そんなうっすら赤く染まった顔して、潤んだ瞳で見上げるな。優しくしたいのに出来なくなるだろう?ここまで来るのは長かった。最初の頃は部屋の明かりをすべて消して。それでも『恥ずかしいから見ないで』と言われて手探りで抱いた。ま、見えそうで見えないってシチュエーシ...

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2016

見つけた  総つく miumiuさま

・・・最近パパは、私が顔を出す時には必ず病院の屋上にいる。 黙って何かをジーっと見つめている。 一体何を考えているのだろう? その表情に私の知らないパパの姿が見えた気がした。 ************* 世間一般には、西門流を継承したまだ30代の後半という この世界では若いと言われる16代目。 学生時代からの付き合いの妻と、 結婚してすぐ生まれた娘。 その後3年して、跡取りがそろそろかと思われたころ 周りの願い...

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2016

かくれんぼ 前編 類つく 青空心愛さま

ある晴れた昼下がりーーー 今日は我らの姫君からのお誘いを受けてとある場所に集まる 「全く なんで俺達がこんな偏屈な処に居るんだー ? 」  かなりご一腹の道明寺司。 「そっか あのじゃじゃ馬の事だから 何か仕掛けてくるんじゃねーの」  これから何が起きるのか大いに楽しみにしているに西門総二郎 「絶対に無理だ こんな処 早く 帰りたいぜ 俺は。。」 辺りを見回し、、今の状況がかなり自分には耐えきれない ...

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2016

かくれんぼ   後編  類つく 青空心愛

突然の牧野つくしからの「かくれんぼしてあたしを見つけて?」作戦に渋々F4が参戦する事になり各自銘々色々考えている模様だ。 つくは時計をチラッと見ながら 「今からあたし隠れて来るね。。貴方達はう、、、んと あと30分は此処で待機してくれる」 「おい 30分は長げぞー 牧野 お前自身ねーんだ?」 司が笑い始めると、つくしがムキになりながら 「もう 仕方ないわねーー 間を取って 15分は此処に大人しく待っててね  貴...

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2016

おそろいのパジャマ 前編 類つく 空色さま

花沢 類と、一緒に暮らす事になった数日後、「早く、早くっ!」と、急かされる様に、今日はお引っ越しだ。待ってましたと云わんばかりの晴天を見上げて、「どんだけよ。」と、呟いてしまった。雨より晴れの方が、嬉しいけどね。大型トラックにちんまりと積まれた荷物は私物のみ。「ね、ね、牧野は身体だけ来てくれれば良いんだよ。」なーんて、云ってくれちゃって…。…………………ふふふ。あっ!と、言う間にマンションに到着して、エントラン...

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2016

おそろいのパジャマ 後編 類つく空色様

冷たくなった身体を温めて、出た先に準備されてたのは一目で上質のコットンだと判る生成り色のパジャマ。何だか、幸恵さんみたいに優しくて柔らかくて、泣きそうになったっけ。同じく、別のシャワー室から出たらしい花沢 類とばったり出会し、二人して、赤面したっけね。色も形も、全く同じ…。おそろいのパジャマだった。あの時のパジャマを準備して、お気に入りのソファーの上で眠たそうにしている彼を、お風呂場に押し込んだ。バ...

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2016

見つけた 前編  類つく みかんさま

つくしが目を覚ますと、とても不思議な場所にいた。 「あ、あれ?ここ何処だっけ?」 薄暗い広場には濃厚な沈丁花の香りが漂い、壁の様に鬱蒼と草木が生い茂った先に4本の道が延びているのが見えた。 「…」 そうだ、、私は明日咲くという花を探している。 その蕾は、すでに綻び始めていて、朝の光を浴びると同時に開くのだというが・・ 一体いつ花が咲くのか、どんな種類の花が咲くのか、まだ、誰も知らない。 ただ、その花はとて...

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2016

見つけた 後編 類つく  みかんさま

つくしがその道を行こうとすると、ふんわりとした巻き毛に柔らかな美貌が眩しい優男風の男が引き止めてきた。 「お前、本当にその道でいいのか?」 「え?」 「明日咲く花をさがしているんだろう?だったら、この先に進んでごらん。」 そう言うと、その人は線の細い柔らかな顔で優しく微笑み、静かに語り出した。 「この先の道は薔薇の庭に続いているんだぜ。そこの薔薇の匂いを嗅いでいると、懐かしい思い出が蘇って来るかもしれ...

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2016

おそろいのパジャマ オマケ 空色さま

♪~♪♪ ♪~♪♪我が家の陽たありの良い特等席に、どーんと置かれている牧野のお気に入りのチューリップの寄せ植えの鉢。彼女が引っ越して来た次の日、あきらからの引っ越し祝いだと言う、それが届いた。それから毎日、鼻歌を歌いながらの水やりに勤しむ彼女。♪~~♪~~次の歌詞は?全色、揃って無いよ?あかぁ~ あかぁ~ ぴんくぅ~…………………ぷっ。「ねえねえ、類。来て来て。」はいはい。何ですか、お姫様。「ん?何?」「ねえ、見て...

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2016

ひらり、ふわり 空色さま 類誕

ひらり、ふわりひらり、ふわりと舞い散る桜の花びらに、小さな手を伸ばして、「あー。」 「うー。」と、ご機嫌にお話ししてる我が子に瞳を細める。ママの姿が見えなくなると、途端にぐずり出す我が子を抱き上げて、ママも大好きな桜の木の下に出た。ねえ、つくし。覚えてるかな?「風の無い日に散る桜が好きなの。」って、教えてくれた日。あれから、何年経ったかな?あの日、二人で幾つ花びらを受け止められるか競争したよね。どっちが...

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2016

コメント返信 by 空色さま

asuhanaさまのお誕生日&類誕コラボに参加させてもらっちゃいました、空色です。再びの、コメント…嬉しかったです。ありがとうございました。チビネコママさまくうーーっ!「凄くいい。」頂きましたっ!類らしくなってましたでしょうか?ありがとうございました。みかんさまね!おそろですよ、お・そ・ろ(´ψψ`)………うふふ。きゅ~んとなってくれて、嬉しいですー。ありがとうございました。ココアさまほのぼの、かわいいが伝わって良か...

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2016

いつもとなりに by Gipskräuter さま 総つく

いつまで経っても慣れる事のない整った顔をぼんやり眺めていた。 「どうした?食わねぇのか?お前それ好きだろ?」 食事も済んで、デザートを前にぼーっとしてるつくしに声をかけた。 「えっ、あっ、うん。なんかね、幸せだなぁーと思って。」 「なんだよ、急に?」 「だって、総とこうして一緒にいられるなんて夢みたいなんだもん。」 なんで私こんな事話してるんだろ? 「今日はやけに素直だな?なんかあんのか?」 「ふふっ。何...

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2016

ある日の出来事 by Gipskräuterさま

それは雲ひとつない青空が広がる日の出来事。 「ねぇ総。早く行こうよ。」 「ああ、ちょっと待てって。今手配してっから。」 「もー!きっとみんな待ってるよ。」 「分かってるって。」 今日のための手配を済ませてつくしの待つ玄関に向かった。もう待ちきれないと言わんばかりに、大きな瞳をキラキラさせて俺を待つつくしに流し目を送った。 「そんなに楽しみなんだ?」 「そうだよー。だから早く行こっ?」 頬を染めながらも、な...

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2016

スマホデビュー  りおりお様よりの頂き物♪

土曜日の昼下がり、、、 つくしと類は、仲良く手を繋いで、つくしのボロアパートへ帰宅した ドアを開けると、ムアッとした空気が二人を出迎える つ 「暑いねぇ、、、まだ6月だというのに、、」 類 「今年も暑くなりそうだな。 あっ、、窓開けるから」 つ 「うん、、麦茶用意するね」 類 「あい、、」 つくしは、手にしていた袋を、ちゃぶ台に置き、早速麦茶を入れ始めた そして、それを持ち類の横に座る つ 「とうとう買っ...

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2016

アゲハ蝶 類ver by 星香さま

隣に横たわる気配が動く。 そっと起き、足音を立てないように歩くのはいつものこと。 眠る類を気遣っての行動なのだが、 側にある温もりが離れた時点で目が覚めることを、彼女は知らない。 聞こえて来る水音に、類が僅かに目を開ける。 それも止みしばらくした後、出て来たつくしは、来た時と同じ姿をしていた。 服は勿論、ストッキング、髪型、すべて同じ。 何事も無かったかのように、情事の跡を消す。 「…じゃあ…行くね」 「……...

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2016

アゲハ蝶 つくしver  by 星香さま

隣に眠る顔を見つめる。 何時も他人に見せる、不機嫌そうな顔ではなく、 無防備な、少年のような柔らかい寝顔。 つくしだけが知る、類の顔。 その頬に触れたくて手を伸ばし、それを止める。 思い切るようにそっと起き出し、足音を立てないようバスルームへ向かう。 シャワーを浴びる。 温かいシャワーを浴びているというのに、心は冷えていくのが判る。 バスルームから出て、鏡に映る自分の姿を見る。 首筋、手足、胸元。 類が触れ...

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2016

LOVE PHANTOM 星香さまより

何故、こんなことになったのだろう?司とつくしが破局して数年後。類はつくしと結婚した。幸せだった。傍につくしがいる。それだけで。色を持たない世界が、色づいて見えてくる。それが永遠に続くものだと思っていたのに………社交的なつくしは笑顔を向ける。類以外の者にも。そこに恋愛感情は無い。判っている。判っているのに…許せない。他の誰かと踊るなど以ての外。挨拶の握手を交わしただけで、否、何かの折、僅かに触れただけで...

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2016

星の中の君 類つく 凪子さま

サワサワ サワサワ 川のせせらぎの音 もうすぐ夜の帳が降りる頃 俺達は二人 ここ 養老渓谷までやって来た ――― ねぇ花沢類、蛍って見たことある? あの牧野の一言が無かったら 俺 知らなかったよ 虫達の鳴き声 生き物達のざわめき... 大自然の中って 結構いろんな音があるんだな 「凄いね~!空気が美味しいってホントなんだぁ~! 」 ...プッ! 中でも一番にぎやかなのは、あんただった ヒラヒラと 楽しそうに動き回って 闇の中に...

28

2016

宵月孤月 あきつく たろさ様

どこにスピーカーが仕掛けられているのか。 それとも本当に誰かが吹いているとでもいうのか。 宵闇をすり抜けるように祭囃子のか細い笛の音が鳴る。 聞き慣れないその音に一瞬気を取られ、はっと前を見ると紺色の両袖をひらひらと靡かせながら牧野が小走りに背中を見せていた。 すぐ届く距離なのに、なぜかひどく遠い気がして。 慌てて伸ばしかけた手のひらが宙に舞う。 まだ増え始めたばかりの人並みは薄く、華奢な後姿は切り抜い...

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2016

開かずの扉 〜アゲハ蝶 総つくver〜 by haruwo さま

テレビの中を一羽のアゲハ蝶が飛んでいる もの哀しげなメロディともに… ひらり、ひらりと、男子禁制の女の園を 「ふふっ……政略結婚、愛されない御台所にたくさんの側室、お世継ぎ争いに嫁姑争いかぁ…400年前から変わんないんだね」 ふと、愛しいあなたを思い出す 「この中にいても違和感ゼロだわ…平成の光源氏っていうより、上様がピッタリだね?」 サングリアを飲みながら、みんなにいつも笑われる大きな独り言をあたしは言う 半...

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2016

蝶と薔薇と 〜アゲハ蝶 あきらver〜 by haruwo さま

「美作さ~ん、早く、早く~~♪」 夏の終わり、蝶柄の浴衣姿の牧野が俺を呼ぶ 双子の妹たちと揃いの浴衣を着て、家の庭で花火を楽しんでいる 薔薇の咲き誇る家の庭を、妹たちとはしゃぎながらちょこまかと動く姿は、牧野が蝶のようだ 漆黒の髪に花火が反射して、まるでアゲハ蝶がひらり、ひらりと飛んでいるようで、何だか胸が苦しくなる 「そんなにはしゃいでると転ぶぞ?ヤケドでもしたらどうするんだ?」 牧野が望む、優しくて...

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2016

大奥~明日花の乱~ by haruwo

______安政3年時の将軍・総二郎の3人目の正室として輿入れしたつくし。自らが望んだ輿入れではなかった。つくしには、薩摩藩士である類という許婚がいた。2人の仲はとても睦まじく、周囲の祝福も受け、つくしはとても幸せだった。しかし、運命の歯車は狂い始める。総二郎の正室が相次いで早死し、子宝にも恵まれなかったことにより、子沢山の家系で健康体のつくしに白羽の矢が立ってしまったのだ。家のことを考えると断るこ...

09

2016

金魚鉢 類つくver.  空色さま

金魚鉢の縁を爪先で叩いてみる。 コンコンと小気味イイ音がして、赤い和金のつくしと頭の上と尾ひれの先っちょが赤で体が白い和金の類が、 パクパクと口を開けながら寄って来た。 くくっ、さっすが牧野が育ててるだけあるよね? 食いしん坊さんだ。 二十日程の海外出張を終えて、空港から直接牧野のアパートに帰って来た。 この前まで窓際で揺れていた、金魚と一緒に連れて帰って来た風鈴は……、 もう、仕舞っちゃったんだね? 暦の...

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2016

ツーリング物語 asuhana家バージョン  

ツーリング物語 asuhana家バージョン 教育上問題があると思われるセリフや表現がございます。 周囲にお子様がいないことをご確認の上、お読みください。 今日は牧野とふたりでツーリング。 やっと暑い時期も終わり、寒くなるまでの期間は絶好のツーリングシーズン。 多摩川沿いから川崎へ抜けて246を南へ進む。戸塚からは国道1号をひたすら走って湘南へ。 いつもなら江の島へ行くところを今回は片瀬漁港から江の島を眺めた。 濃...

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2016

反則負け、反則勝ち 01 byたろさ様

「ねえ、類。お昼どうする?」明日締切の課題をようやく片付けてそう聞くと、ちゃぶ台に頬杖をついてくすくす笑いながらテレビを見ていた類がこっちを向いた。「俺、牧野ごはんが食べたいな。」ニコッとしながらそう答える澄んだ眼差しは何だか妙にキラキラと輝いていて。瞬間、どくんと胸が高鳴る。「いいけど、あたしの作るものなんてたかがしれてるのに。」少しぶっきらぼうに返したのは、なんだかとっても照れくさかったせい。...

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2016

反則負け、反則勝ち 02 byたろさ様

「あっ、お箸はそこ。」「あい。………え?」いつも通り食器棚の引出しから客用箸を取り出そうとした俺に、なにげない口調で牧野は言った。そこ、と言って指さしたのは食器棚に置かれたガラスコップ。牧野はそこに、取り出しやすいよう自分の箸を立てている。でも今日はそのコップに、牧野のソレよりひと回り大きな黒い塗り箸がいっしょに入っていた。「これって………。」塗り箸を手に取って、確かめるように握ってみる。この手に妙にし...