明日咲く花

花より男子の2次小説になります。

30

2017

baroque 70R

baroque 嫉妬は恋をbaroque 歪で歪んだbaroque 愛に変えていく...

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2017

柳緑花紅 序章〜終章アップのお知らせ

⚪柳緑花紅 序章~最終5月31日12:00に一括up⚪柳緑花紅~もうひとつの物語~もうひとつの序章、もうひとつの終章 5月31日20:00同時間up 柳緑花紅 のお部屋にアップされる予定です。 (フルバージョンは、柳緑花紅でしか読めない形になっております) どうぞお楽しみに〜♪♪...

24

2017

baroque 69

souvenir 思い出をなぞらえればsouvenir どれだけあなたに愛されていたのかをsouvenir 気づかされる...

22

2017

20

2017

春風 後編 類つく

ビクンッ 指先から伝わる熱で、あの日のことを思い出し、つくしの心が愛で震えた。類がフランスに発つ前の日、いつものように類に髪の毛を切ってもらい___そして、つくしは類に抱かれた。類は、つくしの髪に触れながら「俺さ、一年経ったら帰って来るって言ったよね? 一生一緒にいる。もう離さないって言ったよね?それなのに、なんでいなくなったの?」つくしは、ギュッと両手を握り締めながら、擦れた声で「それが、その思...

20

2017

春風 前編 類つく

風が吹く。まっさらな風が吹く。「うーーーーん」背伸びを一つして立ち上がった。パンッパンッ両手でお尻についた草を払ったあと、後方確認、左右確認をした後___息を目一杯吸い込んで「_______」大声で叫んだあと、パシンッと頬を一つ叩いてから、乙女椿の木の横に止めた自転車に跨がった。香らない筈の乙女椿の香りがふわりと立ち上り鼻腔を刺激した気がした。いつもの様に、風が、音が、景色が、つくしの横を通り過ぎ...

15

2017

紅蓮 93 つかつく

頷かなければ良かった。 でも、黒真珠のような大きな瞳で真っ直ぐに見つめられれば、頷くしかなかった。 玲久の瞳が好きだった。真っ直ぐに俺を見る瞳。 違う。玲久の全てが好きだった。髪の毛一本だって玲久のものなら愛おしかった。 玲久、玲久、玲久___会いたい 会って抱き締めたい。 玲久、玲久、玲久  *-*-*-*-*-* 美繭が己の命を断とうと手首を切ったあの日あの時、設楽夫妻は宗谷の...

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2017

紅蓮 92 つかつく

美繭の腹に手を当てながら__♪おろろん おろろん おろろんおろろん おろろんよおろろん おろろん おろろんおろろん おろろん おろろんよ♪玲久がよく口ずさんでいた子守唄を歌う。これから生まれる玲久の血をひく子供に思いを馳せながら。玲久と最も近い遺伝子をもつ宗谷の精子がどうしても欲しかった。生まれなかった我が子の代わりに?  玲久の代わりに?自分でも解らない。解っているのは、死を許されないのならば、こ...

09

2017

baroque 68

scénario  まるで全ての出来事がscénario  計算されたscénario  シナリオのように ...