un secret ~秘密~ 第6話 written by 青空心愛
玄関の扉を開けると其処にいたのはーーー
「西門さん? 一体どうして、、」
やだ 今のあたしどんな顔をしてるの? 顔が見れない。この人の顔を見た瞬間から胸のドキドキが止まらない。また西門の方もつくしの様子を見兼ねて俯いたままのつくしのおでこにぽんぽんと何かをそっと当てるのだ。
「あっ熱い―⁉ もう 何するのよー 西門さん」
つくしはおでこを押さえながら、突然の行為に一瞬何が起こったのか判らなかったのだが、それをそのまま受け取りじーと見つめている。好んで飲んでいる飲み物だから。
「本当なら、こういう時こそお酒などで夜を楽しみたいのが山々なんだが。」
「。。。。。」
くすっと笑いながら西門とは至近距離流石にあまり宜しくないと実感するつくしに対して何やらをそっと耳元に囁やいたその時西門はそっとつくしを抱きしめる 当然突然の行為でつくしは顔は林檎の様に真っ赤な状態で でも何故かこの温もりと人肌が恋しい夜だ。
「眠れないー? 牧野ー」
「えっ?。。。」
もしかして この人 すべてお見通しなの? それを見越して態々此処に来てくれたの、、こんな時間に?
「、、まだ温かいから飲めよなー それ 」
つくしに飲むように促しつつ、西門も勝手にプルタブを開けて飲み出すのだがつくしも慌てて缶を開けようとするが緊張しているのか指の震えが止まらなく必死で、、指の震えが止まったと思った時ー またまたいつものドジっぷりが出てしまったのだ。声を上げるとともにその腕を西門が引っ張った。
「ちよっと 西門さん?」
その行為をただじっと見つめる事しか出来ないつくしだが、当の西門は然程気にもしておらず缶の切り口で指先を切ってしまったつくしの人差し指を口に含むのであった。その舐める姿にただ茫然と眺めるつくし、、
ーーー いつも あたしは この人の顔にドキドキするのよねーーーーーー
「全くよー お前は缶ジュースも一人で飲めねーのかよ!」
心底呆れ顔の西門に対してつくしは西門の口で消毒してもらった人差し指をただ見てめているだけなのだ、なかなかプルタブが開かなくていつもつくしは悪銭苦闘するのが日課でいつもそれを誰かに助けて貰って飲んでいる。
「そろそろ 一人でちゃんと開けれるようにならないとなぁー 牧野ー それともずっとこれからもそのプルタブを開けて貰う行為をする奴をお前が決めてくれるのかなぁー?」
えっ? やだ まただー この人 お願い これ以上 あたしの心をかき乱さないで、、
二人っきりの静かな部屋の中に外からの月の光が見え隠れする。いつもあたしの不安要素を何も言わないでそっと優しく包んでくれる人が今自分の瞳の前にいる。 西門さんはあたしの事が好きだって言ってくれた。嬉しかった。それを素直に受け入れたらあたしは幸せになれる?
チクリ 時々起こる不思議な現象が再びまた始まった、なんだろう この痛みは? そう この現象が起こる夜は不思議とつくしは朝まで寝付けなくなるのだった。
「最近 寝たいけど寝れない時があるんだよね」
「眠れないなら子守歌を歌おうか 牧野ー」
「えっ 何言ってるのよー もう! 西門さんー」
大きな瞳でただ見つめているつくしをそっと抱きしめる西門の行為に拒否する事なく素直に応じるつくし、そして微かに聞こえる西門の鼓動を聞きながら安心するつくしなのであった。
「、、うふふ 聞こえてるよ 西門さん。」
そのままつくしは瞼をそっと閉じながらいつもように髪の毛をそっと撫でて貰う行為がつくしを落ち着かせてくれた。
「、、なぁ 牧野」
つくしの髪を撫でながら西門は問うのだが、いつの間にか安心してしまったのか、つくしは完全に寝てしまっていたのだ。その寝顔があまりにも隙だけらの牧野。
「もう少し 警戒してくれてもいいのだが 俺も、そうじゃないと、、。 まぁ 簡単にこんな時間帯にいくら長年の付き合いだからって簡単に部屋の中に男を上げるのは些か問題ありだぜ。牧野ー」
そして 総二郎はベットにつくしを寝かしつけてそっと口付けを落すのであった
☆彡☆彡☆☆☆彡☆☆☆
翌朝
つくしは目が覚めて慌てて起き上がるが昨日の夜の出来事をふと思い出す。 辺りを見回すが誰もいない。もしかしてあれは夢の中の出来事だったのだろうかー?つくしはぼんやり考えていると、テーブルの上に置かれているある物に目が自然といく、くすっと一人で笑いながら「夢じゃあなかったんだ やっぱり。。」
昨日此処に突然現れたのは西門総二郎なのである。そう 証拠にテーブルの上にはちゃんと缶ジュースがふたつ残されているのであった。
「西門さん。。」
ぎゅっと布団を握りしめたままこの静かな部屋を眺めていた。
♬ ♬ ♬ ♬ ♬ ♬ ♬
携帯の着音が部屋の中に響き渡る、つくしは慌てて携帯を探すが見当たらない、「もしかして。。?」早く出ないとせっかちなあいつの事だすぐに切れてしまう。。何処から鳴っているのかと見回した時、鞄の中から聞こえる着信音。
お願い 切れないでーーー
そう願うつくしだった。デイスプレイの画面などは確認はしないまま慌ててスマホを取り出して電話に出る。
「もしもし。。。。」
☆彡☆☆☆☆☆☆彡☆☆彡☆

「西門さん? 一体どうして、、」
やだ 今のあたしどんな顔をしてるの? 顔が見れない。この人の顔を見た瞬間から胸のドキドキが止まらない。また西門の方もつくしの様子を見兼ねて俯いたままのつくしのおでこにぽんぽんと何かをそっと当てるのだ。
「あっ熱い―⁉ もう 何するのよー 西門さん」
つくしはおでこを押さえながら、突然の行為に一瞬何が起こったのか判らなかったのだが、それをそのまま受け取りじーと見つめている。好んで飲んでいる飲み物だから。
「本当なら、こういう時こそお酒などで夜を楽しみたいのが山々なんだが。」
「。。。。。」
くすっと笑いながら西門とは至近距離流石にあまり宜しくないと実感するつくしに対して何やらをそっと耳元に囁やいたその時西門はそっとつくしを抱きしめる 当然突然の行為でつくしは顔は林檎の様に真っ赤な状態で でも何故かこの温もりと人肌が恋しい夜だ。
「眠れないー? 牧野ー」
「えっ?。。。」
もしかして この人 すべてお見通しなの? それを見越して態々此処に来てくれたの、、こんな時間に?
「、、まだ温かいから飲めよなー それ 」
つくしに飲むように促しつつ、西門も勝手にプルタブを開けて飲み出すのだがつくしも慌てて缶を開けようとするが緊張しているのか指の震えが止まらなく必死で、、指の震えが止まったと思った時ー またまたいつものドジっぷりが出てしまったのだ。声を上げるとともにその腕を西門が引っ張った。
「ちよっと 西門さん?」
その行為をただじっと見つめる事しか出来ないつくしだが、当の西門は然程気にもしておらず缶の切り口で指先を切ってしまったつくしの人差し指を口に含むのであった。その舐める姿にただ茫然と眺めるつくし、、
ーーー いつも あたしは この人の顔にドキドキするのよねーーーーーー
「全くよー お前は缶ジュースも一人で飲めねーのかよ!」
心底呆れ顔の西門に対してつくしは西門の口で消毒してもらった人差し指をただ見てめているだけなのだ、なかなかプルタブが開かなくていつもつくしは悪銭苦闘するのが日課でいつもそれを誰かに助けて貰って飲んでいる。
「そろそろ 一人でちゃんと開けれるようにならないとなぁー 牧野ー それともずっとこれからもそのプルタブを開けて貰う行為をする奴をお前が決めてくれるのかなぁー?」
えっ? やだ まただー この人 お願い これ以上 あたしの心をかき乱さないで、、
二人っきりの静かな部屋の中に外からの月の光が見え隠れする。いつもあたしの不安要素を何も言わないでそっと優しく包んでくれる人が今自分の瞳の前にいる。 西門さんはあたしの事が好きだって言ってくれた。嬉しかった。それを素直に受け入れたらあたしは幸せになれる?
チクリ 時々起こる不思議な現象が再びまた始まった、なんだろう この痛みは? そう この現象が起こる夜は不思議とつくしは朝まで寝付けなくなるのだった。
「最近 寝たいけど寝れない時があるんだよね」
「眠れないなら子守歌を歌おうか 牧野ー」
「えっ 何言ってるのよー もう! 西門さんー」
大きな瞳でただ見つめているつくしをそっと抱きしめる西門の行為に拒否する事なく素直に応じるつくし、そして微かに聞こえる西門の鼓動を聞きながら安心するつくしなのであった。
「、、うふふ 聞こえてるよ 西門さん。」
そのままつくしは瞼をそっと閉じながらいつもように髪の毛をそっと撫でて貰う行為がつくしを落ち着かせてくれた。
「、、なぁ 牧野」
つくしの髪を撫でながら西門は問うのだが、いつの間にか安心してしまったのか、つくしは完全に寝てしまっていたのだ。その寝顔があまりにも隙だけらの牧野。
「もう少し 警戒してくれてもいいのだが 俺も、そうじゃないと、、。 まぁ 簡単にこんな時間帯にいくら長年の付き合いだからって簡単に部屋の中に男を上げるのは些か問題ありだぜ。牧野ー」
そして 総二郎はベットにつくしを寝かしつけてそっと口付けを落すのであった
☆彡☆彡☆☆☆彡☆☆☆
翌朝
つくしは目が覚めて慌てて起き上がるが昨日の夜の出来事をふと思い出す。 辺りを見回すが誰もいない。もしかしてあれは夢の中の出来事だったのだろうかー?つくしはぼんやり考えていると、テーブルの上に置かれているある物に目が自然といく、くすっと一人で笑いながら「夢じゃあなかったんだ やっぱり。。」
昨日此処に突然現れたのは西門総二郎なのである。そう 証拠にテーブルの上にはちゃんと缶ジュースがふたつ残されているのであった。
「西門さん。。」
ぎゅっと布団を握りしめたままこの静かな部屋を眺めていた。
♬ ♬ ♬ ♬ ♬ ♬ ♬
携帯の着音が部屋の中に響き渡る、つくしは慌てて携帯を探すが見当たらない、「もしかして。。?」早く出ないとせっかちなあいつの事だすぐに切れてしまう。。何処から鳴っているのかと見回した時、鞄の中から聞こえる着信音。
お願い 切れないでーーー
そう願うつくしだった。デイスプレイの画面などは確認はしないまま慌ててスマホを取り出して電話に出る。
「もしもし。。。。」
☆彡☆☆☆☆☆☆彡☆☆彡☆

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