明日咲く花

花より男子の2次小説になります。

愛してる。前編 類つく

愛してる。愛してる。愛してる。
幾つもの愛してるを伝えれば、全ての愛が心が伝わるのだろう?

あんたの寝顔を見る度に、蕩けそうな幸福感に包まれる。
共に‥‥‥不安な気持ちがやってくる。

あんたが、俺を再び愛してくれた様に、再び違う男を愛するんじゃないかってね。
より好きな方が‥‥もつ気持ち。多分、永遠にもち続ける不安な気持ち。

あんたにこんな事言ったら、眉をしかめて頬を膨プクッ~と膨らませてて

「あたしが好きなのは、類だけだよ」

そう言ってくれるのは、わかってる。

うん。わかってる。決して、決してあんたの気持ちを疑ってるワケじゃないんだ。
ただ‥‥あまりにも幸せなこの時が、怖くなる時があるんだ。

ねぇ、つくし‥‥つくしは、俺のどこを好きになってくれたの?
ねぇ、つくし‥‥俺が幸せなのと同じくらい、あんたに幸せあげれてるかな?
ねぇ、つくし‥‥俺と一緒になって、ホントに後悔してない?


つくしの柔らかい唇に、指を触れる。
何も塗っていないのに、真っ赤な唇がなんだか艶かしい。

艶やかな黒髪に、白い肌、赤い唇。まるで、白雪姫のようだよね。
白雪姫はね‥‥こうやって眠りから覚めるんだよ。眠るつくしに、口づけを落とす。

「うぅーーん」

寝たり無いお姫様は、コレくらいじゃ起きやしない。
じゃぁとばかりに‥‥‥深い深い口づけを落とす。

「うぅーーん」

クククッ じゃぁ、これは? 
いやいや、これ以上進んだら絶対に怒られる。
でもって、止められなくなる。
それはマズイ。非常にマズイ。

うん。マズイ。 でもでも、なんて魅力的に俺を誘うんだろう。
真っ赤な唇が、「類、カモーン」なんて呼んでるように見えて来る。
ブルブルッ 首を振る。呼んでない、呼んでない。

それに‥それに‥今は、冷戦中だった。
そうそう‥ただいま、冷戦中。

それなのに‥ついつい‥‥
つくしに対する熱い想いばっかりが溢れて行く。
心の中だけとは言え、冷戦相手に『愛してる』なんて言葉が出るんだからね。

ははっ〝惚れたもんが負け〟って、ところってことか‥‥‥

だけど、だけど‥今回はダメだ。絶対にダメだ。
つくしがウルウルした瞳で俺を見ようが、
「類、お願い」なんて可愛く言おうが、
絶対にダメ、ダメ、ダメ、ダメだ。
ダメなものはダメ。本当に本当にダメ。

パチッ 白雪姫が目を覚ます。

「類、おはよう」
あっ、可愛い

「‥‥‥いま4時。おはようの時間じゃないよ」

「てへへっ、本当だ」

そんな可愛いこぶっても、ダメだもんはダメ
うん。ダメだ

「さっきは、言い過ぎちゃってごめんね」

ショボンとしながら、項垂れる。
あんた、ズルいよね?
絶対にわかってやってるよね?

大きな瞳をウルウルさせて……上目遣いに俺を見る。

「可愛いから許すなんて……しないからね」

「チッ」

小ちゃく舌打ち?
えっ、空耳?

つくしを見れば

「もう、類なんて嫌い嫌い大嫌い。わからず屋のオタンコナス」

オタンコナス?
えっ?

「口開けば、あれダメ、これダメばっかり。もうパパじゃないんだから!」

うん。俺、パパさんになったつもりはないよ。
それに…パパさん、いつもつくしの言いなりじゃんか

「ねっ、ねっ、いいでしょ?ねっ、ねっ」
「ダメ。絶対にダメ」

「ケチ」
「ケチじゃない」

「バカ」
「バカじゃない。と言うより、そんなのなんでもいいけどダメなもんはダメ」

「だって、類は免許‥‥持ってるよね?」
「グッ」

「あたし、付き合ってあげたよね?」
うっ……

「だから、ねっねっ」
可愛くお願いされて‥
「じゃぁ、俺をその気にさせてみなよ」

なんてバカな事を口に出していた。
まぁさぁ、こう言えば‥流石のつくしも引っ込むかな?なんて‥‥計算もあったんだよね。

それが‥‥‥あははっ、ものの見事にその気にさせられちゃって‥‥お願いを聞く羽目に陥った。

ニンマリと嬉しそうに笑うつくし。
何だか、釈然としないけど‥つくしを堪能出来て、嬉しいんだか、嬉しくないんだか良くわからない状態の俺。

「じゃぁ、一ヶ月後からね」
「えっ、来週とかじゃなくて?」
「来週から遅めの休暇で旅行でしょ?」

あぁ~そうだった。そうだった。うふふっ楽しみだねなんて、上機嫌のつくし。

「つくし‥もう一回サービスして」

つくしを押し倒して口づけをする。「やっ,今したばっかり」とか「だめ、だめ」とか言ってたけど‥‥それはそれ、「最後までしなくていいから」なんて言葉に騙されて、クククッ 堪能しつくさせてもらった。

で‥‥ひと月後
「つくし‥流石に妊娠初期に教習所は危ないよ」

ぶぅぶぅ文句言ってたけど‥
「お腹の人、聞いてるんじゃない?」
そう言ったら、黙ってた。

騙したわけじゃない。ただ‥ちょっとだけ‥ねっ
クククッ 仕方ないよね?
なんせ、おめでたい事だからね





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