バカ言ってるんじゃない 28 司つく
「コードNo.008、応答せよ応答せよ」
「結花ちゃん‥‥それは、もうやるなって言ってなかったけ?」
「あれ、そうだっけ?」
「まぁ‥‥いいけどね。って、何の相談?」
「最終ミッションの相談」
「うふふっ」
「あははっ」
2人の笑い声が重なり合って
「じゃぁ、始めるとしますか」
「えぇ、始めましょうか」
最終ミッションが始まろうとしている。
一方、晴れて恋人同士?になった2人と言えば‥‥
腕の中でスヤスヤと眠るつくし
「うーーーん‥バカ‥もう‥道明寺!あっ‥‥っん?‥チッ‥」
バカ?チッ? 愛を誓いあったばかりだと言うのに‥‥あははっ、夢の中で怒ってる。怒ったあとに笑って、笑った後に静かになった。
「マジか‥‥って、この女、アリエネェよな?」
でも、もっとあり得ないのは‥‥俺だよな。
腕ん中で悪態付いてる女が可愛くて、笑った顔にノックアウトで、クゥスカ寝る姿に幸せを感じちまってるんだもんな。
ははっ‥‥俺も焼きが回ってるよな。
牧野を抱きかかえベッドに運ぶ。
「うーーーん‥」
ウェディングドレスが寝苦しいのか、声がする。起こしてやったほうがいいのか?はたまた寝かせたままのがいいのか?
悩みに悩んだが、隣に腰掛けて牧野を観察する事に決めた。
取りあえず、涙で顔に張り付いた髪の毛を手で梳いて‥‥ってコレがイケナカッタ。
ぽってりと紅い唇が俺を誘いながら。
「うぅーん」
なんて魅惑的な声を聞いてみろ、収まっていた筈のナニがムクムクと弧を描く。
「ヤバッ」
慌てて牧野の身体から手を離す。
「ふぅっーーーーー」
ボスンッ ベッドの右と左に別れて横になる。
大の字になりながら、今迄の日々を考える。
コイツと初めて隣り合わせになった日々からの事を。何も考えちゃいねぇ様で、本当に何も考えてねぇこと。その癖して、ビックリするぐれぇ色々考えたり‥‥なんだか、かんだかいつもビックリさせられて、目が離せなかった。
「くくっ、最初からコイツに惚れてたって事か‥‥‥」
ゴロンと横を向き牧野を見つめ俺も夢の中に入る。幸せな気持ちに包まれながら‥‥
2人で目覚めたら、もう一度もう一度‥コイツに結婚を申し込もう。そう決意して‥‥‥
チュンチュンチュンチュン
「牧野、好きだ。結婚してくれ」
目の前の女が、赤く頬を染める
「幸せ」
「あぁ、俺もだ」
牧野を抱き寄せ‥‥グフフッ思わず笑いが零れる。
ドォーンドォーン 耳元で大きな音がして、心臓が止まりそうになって目がさめれば、百瀬課長が銅鑼持って立っている。
「道明寺君、朝よ」
飛び起きながら隣に寝ている筈の牧野を探す。
いない。いない。いない。どこにもいない。
顔を上げ百瀬課長を見れば
「つくしちゃんは、結花ちゃんと共に楓社長の所よ」
「ババァの所?」
「えぇ、もともとNYに転勤予定だったからね」
そう話しながら、椅子に腰掛けて脚を組む。
脚を組む俺を見る姿は、今気が付いたが中々に男前だ。
って、そんな事考えてる場合じゃなかった。
「今更か?」
「経営戦略にいた時のものが向こうで採用が決まったようよ。うふふっ」
「‥‥‥百瀬課長、いや工さん‥俺、NYに行ってもいいすか?」
「うーーーん。課長としての答えは、NOだけど、工としての答えは、行っちゃいなかな?僕も、結花ちゃんに会いたいしね」
クスクス笑ってる。
俺等2人は、ジェットに乗ってNYを目指す。
いいや‥‥俺は、牧野を追い掛ける。
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「結花ちゃん‥‥それは、もうやるなって言ってなかったけ?」
「あれ、そうだっけ?」
「まぁ‥‥いいけどね。って、何の相談?」
「最終ミッションの相談」
「うふふっ」
「あははっ」
2人の笑い声が重なり合って
「じゃぁ、始めるとしますか」
「えぇ、始めましょうか」
最終ミッションが始まろうとしている。
一方、晴れて恋人同士?になった2人と言えば‥‥
腕の中でスヤスヤと眠るつくし
「うーーーん‥バカ‥もう‥道明寺!あっ‥‥っん?‥チッ‥」
バカ?チッ? 愛を誓いあったばかりだと言うのに‥‥あははっ、夢の中で怒ってる。怒ったあとに笑って、笑った後に静かになった。
「マジか‥‥って、この女、アリエネェよな?」
でも、もっとあり得ないのは‥‥俺だよな。
腕ん中で悪態付いてる女が可愛くて、笑った顔にノックアウトで、クゥスカ寝る姿に幸せを感じちまってるんだもんな。
ははっ‥‥俺も焼きが回ってるよな。
牧野を抱きかかえベッドに運ぶ。
「うーーーん‥」
ウェディングドレスが寝苦しいのか、声がする。起こしてやったほうがいいのか?はたまた寝かせたままのがいいのか?
悩みに悩んだが、隣に腰掛けて牧野を観察する事に決めた。
取りあえず、涙で顔に張り付いた髪の毛を手で梳いて‥‥ってコレがイケナカッタ。
ぽってりと紅い唇が俺を誘いながら。
「うぅーん」
なんて魅惑的な声を聞いてみろ、収まっていた筈のナニがムクムクと弧を描く。
「ヤバッ」
慌てて牧野の身体から手を離す。
「ふぅっーーーーー」
ボスンッ ベッドの右と左に別れて横になる。
大の字になりながら、今迄の日々を考える。
コイツと初めて隣り合わせになった日々からの事を。何も考えちゃいねぇ様で、本当に何も考えてねぇこと。その癖して、ビックリするぐれぇ色々考えたり‥‥なんだか、かんだかいつもビックリさせられて、目が離せなかった。
「くくっ、最初からコイツに惚れてたって事か‥‥‥」
ゴロンと横を向き牧野を見つめ俺も夢の中に入る。幸せな気持ちに包まれながら‥‥
2人で目覚めたら、もう一度もう一度‥コイツに結婚を申し込もう。そう決意して‥‥‥
チュンチュンチュンチュン
「牧野、好きだ。結婚してくれ」
目の前の女が、赤く頬を染める
「幸せ」
「あぁ、俺もだ」
牧野を抱き寄せ‥‥グフフッ思わず笑いが零れる。
ドォーンドォーン 耳元で大きな音がして、心臓が止まりそうになって目がさめれば、百瀬課長が銅鑼持って立っている。
「道明寺君、朝よ」
飛び起きながら隣に寝ている筈の牧野を探す。
いない。いない。いない。どこにもいない。
顔を上げ百瀬課長を見れば
「つくしちゃんは、結花ちゃんと共に楓社長の所よ」
「ババァの所?」
「えぇ、もともとNYに転勤予定だったからね」
そう話しながら、椅子に腰掛けて脚を組む。
脚を組む俺を見る姿は、今気が付いたが中々に男前だ。
って、そんな事考えてる場合じゃなかった。
「今更か?」
「経営戦略にいた時のものが向こうで採用が決まったようよ。うふふっ」
「‥‥‥百瀬課長、いや工さん‥俺、NYに行ってもいいすか?」
「うーーーん。課長としての答えは、NOだけど、工としての答えは、行っちゃいなかな?僕も、結花ちゃんに会いたいしね」
クスクス笑ってる。
俺等2人は、ジェットに乗ってNYを目指す。
いいや‥‥俺は、牧野を追い掛ける。
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