紅蓮 82R つかつく
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太陽の光を受けたステンドグラスが美しい輝きを放っている__まるで万華鏡の中に漂っているような感覚に陥いる。
後ろ手に縛られた腕とM字に開かされた脚が麻縄で一つに縛られて、天井から伸びた滑車に吊るされた。パックリと口を広げた秘部が男達の前に晒される。
〝お願い__見ないで__お願い〟 心の中で叫んだ。
その気持ちを見透かしていたように、宗谷がこの上なく嬉しそうに二階堂にバイブを手渡す。
「二階堂__コレを挿れろ」
「いやっ、お願い__止めて__いやっ」
もがけばもがく程に麻縄が身体に食い込んでいく。
二階堂の手があたしの淫部に近づいてくる。嫌で嫌で堪らないのに、あたしの淫部はそれを嬉しそうに受け入れる。
ジュブッ……ニュプリッ
股縄で固定されたバイブがモーター音を立てクネクネと蠢いている。羞恥と快楽があたしの思考を溶かして行く。
なのに
あとちょッとで逝くところで鞭を受ける。鞭の痛さで快楽が遠のいて行く。
「あっ__うっ__あぁっ__あっ……うぅ__痛いのはイヤ__」
「つくし、鞭の感触をそのまま味わってごらん_」
あたしの臀部を背中を鞭先がなぞり上げ、降り下ろされる。
バシーンッ バシーンッ
何度も何度も繰り返される痛みと快楽。
痛みと快楽で……あたしの頭も心も朦朧としてなにも考えられなくなってくる。
「お願い__逝かせて__お願い__お願い__」
狂おしいほどの疼きをとめて欲しくて、ただただ懇願する。
バイブが鞭が壊れそうなほどにあたしを責め立てる。幾度目かの鞭を打たれた瞬間......痛さが甘美に変わり、あたしの身体は、大きく波打った。
「あぁーーーあぁーいやぁー」
吊られた身体がベッドの上に降ろされて__バイブが抜かれたあとにスルスルと縄が解かれていく。縄の跡目に鞭の鞭痕にツツッーと舌が這う。優しく優しく舌が這う。
「つくし、気持ちよかったろ?」
舌が唇をこじ開けていく。
「__キスは、嫌」
精一杯の抵抗を試みるのに、宗谷の舌先があたしの歯をこじ開けて歯茎をなぞり舐られる。
「_ぁはぁっ」
吐息が漏れて唇から糸を引く。銀の色の糸を引く。
「ほらっ、もう一度__今度は自分で口を開けて舌を出してご覧」
膝をついて見つめ合ういながら口を開け舌を出す。舌が吸われ絡めとられる。
指先は、あたしの乳首を抓り上げたあとに淫部を弄る。長い指があたしの花芯を挟み上げている。花芯は熱く熱く熱を持つ。指先が1本、2本、3本と淫部にニュプリニュプリと挿いってくる。
嫌なのに……
子宮の奥底から快楽が押し寄せてくる。
「お願い__凌さんのを凌さんのを挿れて__お願い」
嫌なのに……
汁を垂らして懇願する。
二階堂が見ているのも忘れあたしは、淫獣のように懇願する。
薄い唇がニヤリと笑い熱い塊があたしの子宮を奥深くまで突き上げボルチオを刺激する。
花芯を弄られるよりも数倍強い刺激があたしに訪れる。ビクンッビクンッっと身体が波打つ。
激しく突き上げられる度に
ジュブッ グチュリ
水音が響き渡る。
宗谷の背中に両手を回し動きに合わせて狂ったように腰を振り快楽を貪る。
「あぁ……あぁ……イクぅーいくぅ……あぁあーー」
身体がビクンと大きく跳ねて__白い閃光が頭の中を駆け抜けていく。
燻り続けた身体は、信じられない程の絶頂を連れて来た。肉襞は、宗谷の性器に絡み付きギュッと締め上げる。
「うっ……うぅ」
吐息と共に、宗谷が白い精をあたしの子宮の奥底に放つ。
ビクビクとあたしの肉襞が蠢き続けている……
「まだしたりないんだね?本当につくしは、淫乱だね。ほらっ見てご覧、つくしのここがヌラヌラと汁が滴り落ちながらピクピクと蠢いているよ。良い子だ……そうだ。良い子のつくしに、ご褒美をあげよう……しっかりと受け取りなさい」
「__二階堂」
宗谷が二階堂を呼びつけている。
裸体の二階堂があたしに近づいてきてあたしを組み敷く。
朦朧とした意識の中、あたしは二階堂に貫かれる。幾度も幾度も。
子宮の奥底を貫かれる度に意識を取り戻して行く
「いやっいやーいやぁー凌さん......お願いお願い止めさせて__お願い__なんでも言う事を聞きます。だから、だから、お願い辞めさせて」
あたしの懇願は無視をされ、二階堂の怒張した性器があたしの中を陵辱し続ける。
一度快楽を得た子宮は、男の陵辱を受け入れる。ラビアが男のモノを包み込み、より深く繋がれるようにと肉襞が奥へ奥へと誘い込む。
嫌なのに……
ジュルリジュルリと汁を流し続ける。
宗谷が立ち上がりあたしの背後にくる。
助かった__そう思った瞬間
あたしの身体を押さえ込みながら口に自分のものを捩じ込んでくる。
喉の奥まで犯される。息が苦しくて苦しくて堪らないのに突き上げられたポルチオは、深い快楽を与えてくれる。
二階堂の、宗谷の、怒張した塊から一斉に白濁した液があたしの二つの穴に注がれた。恥辱と淫欲と押さえられない快楽で尿道口から潮を吹く__ドバドバッと潮を吹く。
欲望が一気に昇華されていくほどの爽快感があたしを襲う。
やっと楽になれた__と。
あたしの顔には、安堵が広がっていく。
「だから言ったろ。つくしの心は、私を拒否しても、つくしの身体は、私を求めるよってね」
この上ない上等の笑顔を作り、あたしの全身をもう一度愛撫する。
薄れゆく意識の中……
「つくし__つくし__可愛いつくし__愛しているよ」
そんな声が聞こえて来た。
あたしは、気づく__
目の前の波旬は、あたしに極上の快楽を与えてくれる波旬なのだと言う事に。
溶けて溶けて__
堕ちていく
深い深い奈落へと
波旬:善根を断つ悪魔
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