愛してる 司つく
つまらない事で喧嘩した。今日で半月連絡がない。
ったく、男の癖してせこい奴だ。
「クルクルバーカ」
月に向かって叫んでみた。
叫んだらスッキリするかと思ったら、スッキリするどころかアイツを思い出して……
ポツンッ
ポツンッ
涙が出て来た。
ゲッ__あたし病んでる……こんなのあたしじゃない。そう思うのに
ポツンッ
ポツンッ
涙が止まらない。
「….スンッ……スンッ__グッスン」
ポツン ポツンの涙がみるみる増えて__スカートに幾つもの水玉模様を作って行く。
こんな時だっていうのに、あれっ?案外この模様も悪くないんじゃない?なんて頭の片隅で考えてるあたしがいた。
わかってる。
こんなところが恋愛体質じゃないって事くらい
わかってる。
こんなところがアイツのムカつくところだって
わかってる。
つまらない意地を張ってるって
でも、アイツを目の前にすると何だか〝恋する乙女〟なんていうのをバリバリに出すのが恥ずかしくなっちゃうんだから仕方ない。
「__何が仕方ないって?」
な、な、な、なんでココにいるの?
「相変わらず、でっけーひとり言だな」
泣いてた顔を見られたくなくて慌てて視線をそらして窓の外を見た。
なのにズカズカ人の部屋に入ってきて
「オイッ こっち向けよ」
真っ赤な目で振り向けるワケがなっくて
「__やだ」
「やだってなんだ。やだって」
クイッと肩を掴んで抱き締められた。
「ちょっ、ちょっ」
「向くの嫌なんだろ?だったらちょっとじっとしてろ」
心地の良い無音の時間が過ぎて行く。
いや、司とあたしの鼓動の時間が過ぎて行く。
ドクンっ ドクンっ ドクンっ
「お前、連絡ぐらい寄越せ__ったく、いつまでたっても俺ばっかりがお前に片思いだ」
司がブツブツ言ってるのが嬉しくって嬉しくってたまらなくって__思わず、思わず
「__好き。好き。大好き」
なんて言いながらクルンと向き直ってた。
「お前、目どうした?__って、今大好きって__言ったか?」
改めて聞かれたら恥ずかしくなって、頭をブルンブルン振って
「い、い、言ってない。言ってない」
大きくかぶりを振って否定した。
「すげぇ 嬉しい。マジ嬉しい」
子供みたいに喜んでくれる。
なんでコイツは、こんなにあたしを好きなんだろう?なんの取り柄もないようなあたしの事が。
「あんっ、沢山あんだろうが。お前のいいところ」
な、な、なんで? 顔を見上げれば
「__お前の考えてることぐらいわかってる」
片頬上げてニヤリと笑う。
「なんで分かるの?」
「お前が俺の事を分かるのと一緒じゃねぇの?愛だよ愛」
恥ずかしくなる様な科白を口にしたあと、司の舌があたしの首筋をスーッと撫で上げる。
ビクンッ あたしの身体の奥底がジュンッと濡れてくる。
耳朶を口に含ませながら
「ホント、ここ弱いよな」
右手で胸を弄り乳首をいじる。左手があたしの太腿を撫で上げていく。
「あぁっ……あっ」
押さえようと思えば思うほどに声が出る。
司の長い指先がショーツの上を這い回る。もどかしくてもどかしくてもっと触れて欲しくて__司の耳朶を食む。
「うっ……」
司の艶かしい声がする。身体の奥からジンワリと蜜が出る。
長く美しい指が花芯を摘む。唇が乳首を食んでいる。
ジワジワッと蜜が奥から奥から湧いてくる。唇がツゥーーっと下に下りて来る。
畳の上に押したされる。司の舌があたしの花芯をチロリと舐め上げる。舌先が秘裂をなぞり上げ中に侵入してくる。
恥ずかしさに見舞われて身体をずらそうとすれば片手で押さえ込まれる。
「司、汚いよ」
「トロトロと溢れ出しててすげぇ綺麗だ」
「あっ、だめ__そんなマジマジと見ちゃ……あっ、いやっ__あっ」
「なぁつくし、つくしのココは嫌がってないみたいだぞ」
司の言葉に煽られて小さな火種が大きな大きな炎になっていく。
トロトロと蕩けて溶けて、大きな波が押し寄せてくる。
「うっ….うぅっ_うっ」
司の怒張した熱い塊があたしの子宮を貫く。深く貫かれる度に、うぅっ、うぅっ と声が出る。
スライドにあわせて、ジュブッジュブッと水音が響く。
淫らな淫らな音が響く__五感全てで司を感じる。
「あぁーーあぁーー」
白い閃光が走り抜けあたしは、意識を手放した。
次に目覚めたのは__司の指が優しく優しくあたしの髪を撫でている時。
2人で目を合わせて微笑み合った。
司……
狂おしい程にあたしは、あんたを愛してる


♥ありがとうございます。とっても嬉しいです♥ やこ様のサイト一周年記念に♪
ったく、男の癖してせこい奴だ。
「クルクルバーカ」
月に向かって叫んでみた。
叫んだらスッキリするかと思ったら、スッキリするどころかアイツを思い出して……
ポツンッ
ポツンッ
涙が出て来た。
ゲッ__あたし病んでる……こんなのあたしじゃない。そう思うのに
ポツンッ
ポツンッ
涙が止まらない。
「….スンッ……スンッ__グッスン」
ポツン ポツンの涙がみるみる増えて__スカートに幾つもの水玉模様を作って行く。
こんな時だっていうのに、あれっ?案外この模様も悪くないんじゃない?なんて頭の片隅で考えてるあたしがいた。
わかってる。
こんなところが恋愛体質じゃないって事くらい
わかってる。
こんなところがアイツのムカつくところだって
わかってる。
つまらない意地を張ってるって
でも、アイツを目の前にすると何だか〝恋する乙女〟なんていうのをバリバリに出すのが恥ずかしくなっちゃうんだから仕方ない。
「__何が仕方ないって?」
な、な、な、なんでココにいるの?
「相変わらず、でっけーひとり言だな」
泣いてた顔を見られたくなくて慌てて視線をそらして窓の外を見た。
なのにズカズカ人の部屋に入ってきて
「オイッ こっち向けよ」
真っ赤な目で振り向けるワケがなっくて
「__やだ」
「やだってなんだ。やだって」
クイッと肩を掴んで抱き締められた。
「ちょっ、ちょっ」
「向くの嫌なんだろ?だったらちょっとじっとしてろ」
心地の良い無音の時間が過ぎて行く。
いや、司とあたしの鼓動の時間が過ぎて行く。
ドクンっ ドクンっ ドクンっ
「お前、連絡ぐらい寄越せ__ったく、いつまでたっても俺ばっかりがお前に片思いだ」
司がブツブツ言ってるのが嬉しくって嬉しくってたまらなくって__思わず、思わず
「__好き。好き。大好き」
なんて言いながらクルンと向き直ってた。
「お前、目どうした?__って、今大好きって__言ったか?」
改めて聞かれたら恥ずかしくなって、頭をブルンブルン振って
「い、い、言ってない。言ってない」
大きくかぶりを振って否定した。
「すげぇ 嬉しい。マジ嬉しい」
子供みたいに喜んでくれる。
なんでコイツは、こんなにあたしを好きなんだろう?なんの取り柄もないようなあたしの事が。
「あんっ、沢山あんだろうが。お前のいいところ」
な、な、なんで? 顔を見上げれば
「__お前の考えてることぐらいわかってる」
片頬上げてニヤリと笑う。
「なんで分かるの?」
「お前が俺の事を分かるのと一緒じゃねぇの?愛だよ愛」
恥ずかしくなる様な科白を口にしたあと、司の舌があたしの首筋をスーッと撫で上げる。
ビクンッ あたしの身体の奥底がジュンッと濡れてくる。
耳朶を口に含ませながら
「ホント、ここ弱いよな」
右手で胸を弄り乳首をいじる。左手があたしの太腿を撫で上げていく。
「あぁっ……あっ」
押さえようと思えば思うほどに声が出る。
司の長い指先がショーツの上を這い回る。もどかしくてもどかしくてもっと触れて欲しくて__司の耳朶を食む。
「うっ……」
司の艶かしい声がする。身体の奥からジンワリと蜜が出る。
長く美しい指が花芯を摘む。唇が乳首を食んでいる。
ジワジワッと蜜が奥から奥から湧いてくる。唇がツゥーーっと下に下りて来る。
畳の上に押したされる。司の舌があたしの花芯をチロリと舐め上げる。舌先が秘裂をなぞり上げ中に侵入してくる。
恥ずかしさに見舞われて身体をずらそうとすれば片手で押さえ込まれる。
「司、汚いよ」
「トロトロと溢れ出しててすげぇ綺麗だ」
「あっ、だめ__そんなマジマジと見ちゃ……あっ、いやっ__あっ」
「なぁつくし、つくしのココは嫌がってないみたいだぞ」
司の言葉に煽られて小さな火種が大きな大きな炎になっていく。
トロトロと蕩けて溶けて、大きな波が押し寄せてくる。
「うっ….うぅっ_うっ」
司の怒張した熱い塊があたしの子宮を貫く。深く貫かれる度に、うぅっ、うぅっ と声が出る。
スライドにあわせて、ジュブッジュブッと水音が響く。
淫らな淫らな音が響く__五感全てで司を感じる。
「あぁーーあぁーー」
白い閃光が走り抜けあたしは、意識を手放した。
次に目覚めたのは__司の指が優しく優しくあたしの髪を撫でている時。
2人で目を合わせて微笑み合った。
司……
狂おしい程にあたしは、あんたを愛してる


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