お仕置きな 後編 〜あきつくコラボ〜

あきつくコラボ♪
決め台詞は
『黙って俺の前から勝手にいなくなったお仕置きな』
あおいろさま いなくなったお仕置きな
時計を見れば__20時57分 のぞみの最終便は21時23分だ
まだ間に合う。俺は走る。走る。走る。
逸る心を抱えて......
ピンポーン
チャイムを鳴らせば怪訝そうな声が中から返ってくる。
そりゃそうだよな。こんな時間だもんな。
「牧野__俺」
「えっ............なんで?」
「出張から帰ってきたあとは飯を一緒に食う約束だろ?」
「..................」
「開けてくんなきゃ、俺__ここで寝るよ」
「なぁ、なに言ってんの。潔癖性の美作さんがそんな地べたに寝れるわけないでしょ」
インターフォン越しに聞こえる牧野の声に安堵して、マジに眠さが襲って来る。
「牧野、悪い。マジ眠……い」
「えっ?」
眠くて眠くて___立っていられない程の眠さが襲って来る。
ドサッ 自分の身体が崩れ落ちる音を聞きながら__眠りについていた。
チュンチュッ チュンチュッ
トントントントン
小鳥の囀りと包丁の音と旨そうな飯の匂いに目を覚ます。
俺の描いていた幸せな朝がここにある。この幸せに浸っていたくて___寝たふりをする。
「美作さん、美作さん、起きて、ねぇ起きて」
俺は起き上がり牧野を抱き締める
「キャッ」
牧野の可愛い声がして__
「な、な、な、なに」
「シィッ」
キスをする。深い深いキスをする。
舌先で唇をこじ開け歯列をなぞり上げる。
「ぁっ」
小さな吐息が出た瞬間____
口腔内に舌を侵入させて牧野の舌を絡めとる。
長い長いキスをする。
「愛してるんだ。もうどこにも行くな」
首筋に唇を這わせながら耳許で囁けば、牧野の顔が艶かしく上気する。そぉっとそっと甘美な世界に誘うように唇を指先を這わせていく。牧野を押し倒し白い肌にキスをする。優しく優しく指先を胸に這わせ円を描く様に揉みしだくけば、牧野の身体がビクンっと揺れる。
乳首を口に含み舌先で転がす。
「あぁっ……あっ…あぁん……」
牧野の可愛い唇から淫らな声が漏れてくる。
スカートの裾から手を這わせ太腿を弄る。クロッチの上から秘裂に沿って指を這わせればジンワリとジンワリと熱を帯び湿り気が伝わって来る。ショーツに手をかける。
「まっ、まっ、待って__」
「待てない__もう散々待った」
牧野が首を振る。花芯を指で弄れば切ない声をだす。
「ぁっ、あぁ…..ぅっっく……ち、ちっ、違うの」
「何が違うの?牧野のここ……もうトロトロだよ」
「……意地悪……」
「そりゃそうさ、黙って俺の前から勝手にいなくなったお仕置きなんだから」
「ち、ち、ちがうの__」
「ダメだ。こんな日が来るのをずっと待ってたんだから」
「あのね__あのね__」
「っん?」
つくしの顔が耳まで赤くなって
「あたし……あたしバージンなの」
処女性に拘るつもりなんて毛頭ない。つくしが誰に抱かれてようがそんな事は関係ないと思ってた。
それなのに__
それなのに__
信じられない程の嬉しさがこみ上げてくる。
「だから__だから__あのね」
ありったけのキスを降らす。
「悪い。余計離せないや……覚悟して」
両脚の付け根に頭を潜り込ませる。秘部を舌先で舐め上げながら花芽を口に含み吸い上げる。花芯が膨らみ周りを彩る花びらがより熱く熱を帯びる。ジュワリと蜜が滴り落ちて来る。
指を秘裂に這わせて一本づつ挿れていく。まだ誰も侵入した事のない秘部は固く閉じている。ゆっくりとゆっくりと解しながら一本から二本へと指を増やす。
喜びに満ちる声が聞こえる。
「つくし、いい?」
初めて下の名を呼べばどこか恥ずかし気にそして必死な顔でコクンと頷く。
最小限の痛みですむように優しく一気に貫く。愛おしい女を抱く幸せが身体の中を走り抜けて行く。痛い筈なのに必死で痛みをこらえながら俺に抱きついて来る。
愛してる 愛してる 全身で叫びながら俺はつくしの中に全てを注ぎ込む。
破瓜の痛みと疲れと緊張でぐっすり眠るつくしの髪を撫でながら
「……黙って俺の前から勝手にいなくなったお仕置きな」
そう呟いて赤い赤い花びらを咲かせる。
1時間後、パチリと目を覚ましたつくしは恥ずかし気にケットに包まりながらシャワーに直行する。
聞こえて来るのは__大きなつくしの声。
「み、み、み、美作さーーん もぉー」
その声を聞きながら俺は幸せに包まれる。
fin


♥ありがとうございます。とっても嬉しいです♥
- 関連記事
-
- お仕置きな 後編 〜あきつくコラボ〜
- お仕置きな 前編 ~あきつくコラボ~