baroque 19R
ugly
愛は歪んでも
ugly
それでも
ugly
手放せない
「へぇー、いい部屋じゃないか」
「うん。あっ、こっちが薫の部屋だよ」
「僕の部屋?」
「うん。薫のスーツとかはこっちの部屋に全部置いてあるよ」
「前のマンションと同じにしてくれたんだ?」
「うんっ。雪乃さんがそうしなさいって」
薫のスーツの上着をハンガーに掛けながらつくしが答える。
「ははっ、お婆様の命令でか」
「あっ……ごめんなさい。そう言うつもりじゃないのよ。だってほら、泊まりに来ても寝るお部屋は一つだし__ねっ」
「ふっ、それは僕を誘ってるって事かな?」
薫がつくしを抱き締めながら……首筋に舌を這わせて行く
「か、か、薫__しゃ、シャワー浴びてから」
「大丈夫」
「大丈夫って__あ、あたしは大丈夫じゃない」
薫が緩やかに首を振りながらつくしの唇を唇で塞ぎ背中をなぞり上げながらワンピースのファスナーを下していく。ブラジャーの上から乳首を指で摘まみ上げる。乳首が固く尖り始めたところでブラジャーのホックを外して腕から抜き去る。
ストンッ
ワンピースが床に落ちショーツ一枚の姿になる。
つくしをベッドに腰掛けさせて__薫はつくしの前に跪き乳首を口に含み舌を絡ませる。ねっとりと舌が乳首に絡まり、つくしの背中を甘美な痺れが貫く。
「ぁっ、あぁっ__」
つくしの吐息が熱く熱く零れ始める。
「もっと、声を聞かせてごらん」
「ぁあっ…ダメ……」
シュルッ
外したネクタイで目隠しをすれば__つくしは、暗闇の中に閉じ込められる。
暗闇の中で薫の舌が耳朶を食みながら愛の言葉を囁く。
薫の指先がショーツの上から秘裂を撫で上げる。
「凄く濡れてるよ」
恥ずかしいのに甘美な痺れが身体中を駆け巡る。
ショーツの脇から指が挿れられ花芯を弄ぶ......
蜜壷の中に指を挿れればクチュクチュと水音が響き渡る。
開かせていた脚を閉じさせてショーツをゆっくりと脱がせる。視覚を奪われて行われる行為は、つくしの感度を研ぎすます。再び脚を開かせて股間に顔を埋めつくしのビラビラの花弁を口に含む。花芯の皮を舌で剥きながら花核を舌で突きあげながら、蜜壺に指を挿れ抜き差し続ける。クチュクチュとした音がジュブジュブとした音に変わっていく。つくしの口から声が漏れる。
「あぁあぁっ……あぁっ……あっあぁ…..」
「いい声だ……もっと聞かせて」
つくしの身体を持ち上げてバックから貫く。
薫の怒張した一物がジュブジュブと音を立てながらつくしの秘部に根元まで埋まっていく。子宮の奥底を突き上げる度につくしの口から嬌声が漏れる
「あぁっ、あっ、あっ、は、ぁあっーー」
身体が震え薫の一物をつくしの膣が強く強く締め上げる。
「うっ、つくし、そんなにしめないで」
たまらずに声を出せばつくしの中の肉壁が蠢く。
薫の中に陶酔感が押し寄せる。
つくしを手放したくない。いや、手放さない……そんな熱い思いにかられながらつくしの中を激しく貫く。何度も何度も激しく貫く。
薫は、初めてつくしを抱いた日......今まで自分がしてきたセックスは何だったのだろうかというほどに、セックスが身体を心を蕩かす程に気持ち良いものだと知った。
あの日から二年以上たつのに未だにつくしの身体に溺れている。いや、触れれば触れるほどつくしに溺れていく。
薫は黒紫色のカラーを見ていたつくしを思い出す。
普段のつくしは固い莟の様に見えるのに......今日のつくしはフワリと色香を纏っていた。薫は冗談めかして【恋した顔をしている】と言ってしまったけれど
もしもそんな相手が現れたら__
そんな考えを振り払うかの様に強く強く突き上げる
「ウッ…ウッ…」
うつ伏せながら短く喘ぐつくしの声と共に溢れ出した蜜がテラテラと光りつくしの太腿を流れ落ちていく。
肉塊が熱さを増し抽送を繰り返す。白い精を放たれると同時に、つくしの身体が大きく仰け反り絶頂を迎える。
意識の薄れたつくしの身体を抱きながら薫は、もう一度自問自答して先程の答えを小さく呟く
「__完膚なきまでに潰すだけだ」
つくしの白い背中に幾つかの花びらを咲かせる。所有の花びらを


ありがとうございます
- 関連記事
-
- baroque 22
- baroque 21
- baroque 20
- baroque 19R
- baroque 18
- baroque 17
- baroque 16