イノセント 30R 司つく
それは、まるで本物の白蛇のようにつくしの腕に絡み付く。
司は、つくしの目を見つめながら人差し指を掴んでてねっとりと舐る。
「……辞めて下さい」
「辞めてだと?お前は俺のものだ。お前に拒否権など存在しないんだよ。それとも何か?立川も新和も潰すか?」
強張るつくしの身体を抱き寄せて指先を一本ずつ口腔内で弄びもう片方の指先はつくしの黒髪を撫で上げながら耳朶を弄る。耳に指を這わせ耳朶から首筋を伝い胸元に指が入っていく。嫌だと声を上げ突き飛ばしたいと思うのに……まるで糸の切れたマリオネットの様に身体が動かない。
司の指先が鎖骨を這ったあと掌全体で乳房を揉み上げていく。乳首を二本の指先が押しつぶす様に摘まみ上げた瞬間___つくしの身体が小さく波打ち小さな吐息が漏れる。
「ァッ……」
瞬時につくしは悔しさに包まれた表情で下唇をギュッと噛んだ。司の口角が上がり二本の指先が執拗に乳首を弄る。
乳首が己の存在を主張するように固く尖り
「ぁ……っ」
慣れ親しんだ指先につくしの身体が勝手に反応する。
「い…っや……めて…やっ」
ドレスを引き裂くように胸をはだけさせてから乳首に吸い付いた。固く尖った乳首を弾く様に舌で転がされる。片手でドレスの裾を捲り上げショーツの上から秘部をなぞり上げる。
「ひゃっ__」
驚きだけでない甘さを含んだ声が赤い唇から漏れる。
「おね……が…い、せめて…せ…て、しゃ、シャワーを浴びさせて下さい」
つくしの必死の懇願に司は、身を離した。つくしはバスルームに走り去る。
「はぁっ、はぁっ、はぁっ……」
肩で息をしながら
バタンッ
バスルームの扉を閉め顔を上げれば大きな鏡に引き裂かれたドレスを身に纏った姿が映っている。
全てを脱ぎ去り頭上からシャワーを浴びた。
「ヒック……ヒック……ぅぅっ……ヒック」
惨めで悲しくて涙が頬を伝わっていく。後から後から涙が零れ落ちていく。
「あの男の前では__決して決して泣かない」
つくしは、鏡の中の自分に向けて呟いた。
ギリギリと痛む心を抱えながら素肌にバスローブを羽織り扉を開けた。
待ち構えていたように司がつくしをベッドに押し倒す。唇を唇で塞ぎ舌で唇を押し開けて歯列に舌を這わせ、舌と舌を絡ませて口腔内を蹂躙する。
司の指がつくしの赤く染まった頬を包み込み首筋から脇の下を撫で乳房を揉みしだく。乳首を執拗に弄れば固く尖りつくしの息が上がる。つくしは、堪えるように目をつむり感情を押し殺す。
秘裂に指を這わせれば、しっとりと秘部が濡れている。司は恍惚の表情でつくしの足を持ち上げて足の指を食む。くすぐったさと悦楽がつくしの子宮を突き上げる。
「ぅぅっ…..ひっ……」
舌が足指からふくらはぎ、膝から太腿へと徐々に上に上がりまるで焦らすかの様に脚の付け根に辿り着き愛撫する。期待するかのように溢れ出した蜜がテラテラと太腿を濡らしている。脚を大きく広げ貪る様につくしの真っ赤に熟れた花に食らいつく。真っ赤な花はヒクッヒクと蠢いている。
いつものように指を挿れれば、クパッとつくしの花が指を呑み込む。ジュブッ ジュブジュブ と淫らな音を立てながら。
つくしの身体の中を狂おしいほどに甘美な悦楽が通り抜けていく。
ビクンッ ビクンッ
何度も何度も身体が跳ねた。身体が跳ねる度、花がヒクヒクと引き攣れる度、つくしは悦楽を戒めるように唇を噛み締める。
「我慢しないで声出せよ」
司が執拗に責め立てながら淫らな言葉を投げつける。快楽と憎しみの感情が同時に押し寄せる。幾つもの波になり押し寄せる。声などあげるものかそう思うのに__我慢すればする程に感覚が研ぎ澄まされて、唇から声が零れていく。
「……ぁぁっ」
憎いのに感じてしまう女の性が蕾となって花を咲かせ始める。淫らな水音と匂いが辺り一面に充満していく。
司は、つくしを抱きかかえながら屈辱的な命を出した。
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