baroque 25R
身体の奥から
desire
沸き上がり突き動かされ
desire
昇りつめていく
会えない時間が凝縮された思いを二人に作り上げていく。
視線や違和感を感じずに過ごすのを幾日か繰り返したあと……
つくしは、総二郎に〝会える〟ではなく〝会いたい〟と連絡をとった。
待ってるの返事を受けつくしは、一直線に総二郎の部屋に向った。
呼び鈴を鳴らせば、総二郎の柔らかな笑顔が出迎えてくれる。
「ヨッ」
「ヨッ」
二人でクスクスと笑い合う。
「何か手伝うか?」
「うーん。一番の手伝いは、総が座ってること?」
「チェッ、なんだよそれ」
「うふふっ、じゃぁね、それお皿に盛りつけてくれる」
「おぉっ」
総二郎が美しく料理を皿に盛って行く。美しくしなやかな指先につくしは、暫し見惚れた。
「っん?どうした」
総二郎の言葉に恥ずかしくなって下を向き三つ葉を切った瞬間、手元が狂って指先を傷つけた
「痛っ」
「大丈夫か」
総二郎の手がつくしの指先を掴み上げ唇が指先の血を吸い上げる。
「あっ、ワリィ」
慌てて掴んだ指を離そうとした瞬間___
つくしの唇が総二郎の唇に柔らかく触れた。
総二郎の両腕がつくしを抱き締めしながら貪る様にキスをする。指先がつくしの頬を撫で首筋へと降りて行けば、つくしの身体の中を甘く痺れる様な電流が走り抜けて行く。
ズルズルッと音を立て、床にペタンと座り込む。総二郎の指先がセーターの下から潜り込む。楽器を奏でるようにツゥッーーと指先が肌を這う。
「ぁっ」
小さな吐息がつくしの口からもれ頬が桜色に染まる。
総二郎の指先が柔らかな胸に触れゆるやかに弧を描きながら掌で乳房を揉み上げる。もう片方の手が器用にブラのホックを外し白い乳房が露になった。白い乳房を両手で揉みしだきながら、二本の指で乳首を挟み上げる。唇を乳首に吸い付かせコロコロと舌で転がせる。
「あぁっ……ん、っぅぅん、あっ……」
総二郎の指先は、脇腹を滑らかに這いながら下半身へと続いていく。スカートをまくり上げストッキングの上から花芯を弄ぶ。
「はぁっ、あ、っぁあんっ……あっ」
カタカタカタッ
鍋の蓋が湯気を立てながら揺れている。
「総、お鍋が吹き零れちゃう」
崩れそうな理性の中でつくしが立ち上がり火を止めた。
乱れた着衣が総二郎の理性を狂わせる。後ろからつくしを抱き締めて髪を掻き上げ項にキスをする。
「向こうに行こう」
つくしの肩を抱きしめてベッドルームのドアを開ける。
口づけを交わしながら両手をあげさせてセーターを脱がせ鎖骨に舌を這わせる。スカートのホックを外しストッッキングをゆっくりと脱がせながら下半身を弄る。
「あぁっ」
甘い痺れがつくしの背を駆け上げる。
ショーツ一枚だけの姿になったつくしの身体をベッドに腰掛けさせながら乳首を口に含む。舌が全身を這う。臍の穴に舌を入れ舐め上げる。ショーツの上から花芯に触れる。蜜がショーツをじんわりと濡らしている。
片足を開かせてショーツの隙間から滑り込ませように指を挿れる。
つくしの秘部がジュブジュブッと音を立て総二郎の中指を呑み込んでいく。指先を折り曲げて肉襞を擦り上げながら、ぷっくりと真っ赤に熟れた花芯の皮を摘まみ上げ陰核を弄ればつくしの身体が小刻みに震える。
ショーツを脱がせ、跪くように総二郎が秘部に顔を埋める。赤く膨らんだ陰核を舌で扱いて吸い上げながら花びらを口に含む。ヌチャヌチャとした水音が部屋の中に響き渡る。
「あぁっ、あっ、あぁっ__あぁぁ、うっ、あぁ」
つくしの両手が総二郎の黒髪を掴みながら腰を押し付ける。
「総、総、総……お願い…お願い」
「何をお願いだ?」
総二郎の意地悪な問いかけに
つくしの瞳が妖しく光る。


ありがとうございます
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