君へと続く物語 ~シャンパーニュは永遠に 02~

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本編のお話はコチラ♪
White Love 〜君へと続く物語〜
分岐後のお話は、コチラ♪
クッキー written by 悠香
マシュマロ written by 四葉
マカロン written byきぃ
キャンディ written by koma
「ありがとう。ちゃんと寝た?」
「あぁ、トントンしたら幸せそうな顔して寝たよ」
「パパ大好きだからね」
「ママには敵わないけどな」
「そりゃ一緒にいる時間が違うからね」
二人は柔らかい微笑みを交わし合う。司がテーブルの上に置かれたシャンパーニュの栓を開ける。
ポンッ 小気味良い音がする。
トクトクトクトクッ グラスにシャンパーニュが注がれる。
小さな泡が立ち芳香が鼻腔を刺激する。
香りは、思い出を蘇らせる。
沢山のキャンドルの灯りに迎えられたあの日が浮かび上がる。
シャンパーニュを口にする。口の中に何とも言えないシュワシュワ感が訪れる。
司のプロポーズを思い出す。
共に口にしたシャンパーニュ。
お酒のことなど良くわからないつくしにもこのシャンパーニュの味は格別で
「うわっ、美味しい」
そう口にすれば___
「なぁ、つくし__俺と一緒になれば祝い事の度にコレ飲めるぞ。お前の喜ぶお得って奴だぞ」
お得の言葉に釣られたわけじゃないけれど……そう囁かれてコクンと頷いたつくしに
今迄見た事も無いほど嬉しそうに破顔して__シャンパーニュの味のキスが降って来た。
ポッ つくしの頬が赤くなる。
司が
「うんっ?どうした。もう酔ったか?」
つくしが首を振りながら司の胸に顔を埋め
「司と一緒にいれて幸せだなって」
「おっ、おぅ」
目尻が下がり頬を赤らめる。
「プッ、なんでまだ照れるのよ」
「て、て、照れてなんてない__」
照れないと言いつつ頬を真っ赤に染めている。愛されているとこの上ない幸せをつくしが感じる瞬間だ。
「ねぇ、司」
「うんっ?なんだ」
「あのね、あのね」
「あのね…なんだ?」
「大好き。大好き。大好———き」
茹で蛸のように耳まで真っ赤に染めてつくしが口にする。
「ったぁっ、お前、反則過ぎるぞ」
「……ハト泥棒」
「ハトじゃねぇだろうよ。ハートだろう。ったく、人のいい間違いばっかり突いてくんだよな」
右手で後ろ頭を掻きながら真っ白な歯を見せて笑い出す。
つくしが司を見上げて唇が重ね合わせられる。
あの日と同じ様にシャンパーニュの芳香がお互いの唇から唇に移されながら、舌と舌が絡み合う。
唇が離された瞬間、
ツゥーーーーッと銀の糸をひく。
司の指先がつくしの首筋に触れる。シュワシュワと泡立つようなくすぐったさが起き上がる。
つくしが司に手を伸ばし扇情的に瞳を見つめる
「好き、好き、好き__あの頃よりももっともっと…司が好き」
「あぁ、俺もお前が好きだ」
ゆっくりとボタンが外されて、つくしの胸が露になる。右手の二本の指先がつくしの胸の頂を捏ねり上げながら、
クチュリッ
鎖骨にキスが落される。
奥底の快楽が揺らめき立ちながら全身に広がっていく。
「ぁっ、あっ、ぅっ...あぁ...あっ」
甘い吐息がつくしの口から漏れる。
司の指が嬉しさで弾む様に頬を撫であげながら全身を撫で上げる。
固く尖った頂を口に含み転がしながら吸い上げる。
「ぁんっ、あぁ」
ビクンピクンと身体が大きく跳ね上がる。
太腿に螺旋を描く様に指先が這わされた瞬間、子宮の奥がキュッとしまり、蜜口をヌラヌラと淫蜜で光らせる。
ズブリッ
指が膣内に入って来る。
肉襞が指を締め上げて
タラタラッと……
蜜を垂らす。
司の熱い塊がつくしの膣内にいれられて……ゆっくりと抽送が繰り返される。つくしの吐息が嬌声に変わる頃、ゆっくりと動かされていた動きを激しい動きに変え最奥まで突き上げる。
腰を打ちつける音と水音とが部屋に谺する。
「つくしっ…….」
「司……」
あの日のように手を繋ぎ合いお互いが高みに昇る。
月明りの中、二人は幸せな気分で眠りについた。
波の音が子守唄のように
ザーーー
ザーーーーと聞こえている。
次は12時更新♪

ありがとうございます♪
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