明日咲く花

花より男子の2次小説になります。

巡り逢い 02 類つく


新しい季節に変わっていくのを告げているかのように
強い風が吹いている。
幸せで堪らないというように、つくしの唇からハミングが零れ出す。

ホテルのロビーを突き抜けエレベーターに乗り込もうとした瞬間、誰かの視線を感じ後ろを振り向く。

「つくし〜」
優紀が嬉しそうに走ってくる姿が目に飛び込んで来る。

「優紀、久しぶり〜 ごめんね。奈々ちゃん大丈夫だった?」

つくしは、今感じた視線を忘れて、優紀に話しかけていた。

「片瀬のお義母様が張り切っていらっしゃったから大丈夫よ。そうそう、夫がつくしに宜しくだって」

ふわりと笑いながら、ワンピースの裾を揺らし、夫と慣れた口調で呼ぶ親友の顔を見る。

「うんっ?どうしたの?」

「優紀__人妻だったんだって感心してた」

「やだぁ、今更何言ってるの」

軽口を叩き合いながら店に入れば、馴染みの支配人が個室に案内してくれる。

席に着き近況報告を兼ねた話しを続ける。

トントンっというノックの後に、桜子が顔を出し、その後ろから嬉しそうにヒョコリと滋が顔を出す。。

食事を楽しみ、食後のデザートを口にしながらバッグからINVITATIONと刻印された封書を取り出し、親友達に手渡す。
三人は、顔を見合わせ口々にお祝いの言葉を口にする。

「先輩 おめでとうございます」
「つくし〜良かったね 類君喜んだでしょ」
「つくし、おめでとう」

つくしは、照れ笑いしながら祝福の言葉を受け取る。

「類君の粘り勝ちってやつだね。うん。二人はお似合いだよ」
「うんうん。良かった。良かった」

「ありがとう」

「つくし、幸せになるんだよ。って、もう充分に幸せか」

滋が嬉しくてたまらないとばかりにつくしの肩を抱く。

「ったぁ〜、幸せそうな顔だっ」
「本当に良かった」
「先輩、この幸せは逃しちゃいけませんよ」

「うんっ。ありがとう」
つくしの顔が幸せに輝いていた。

「souvenirで飲み直そうか? 優紀、まだ時間大丈夫?」

「えぇ、勿論。今日はトコトン付き合うつもり」

女四人笑い合いながら連れ立って場所を移動する。

店の前に着いた時、RRRR
つくしのスマホが音を立てる。
「あっ、ごめん、類からみたい。ちょっと先に入っててくれる?」

「OK!」
三人の後ろ姿を眺めながら、つくしは、スマホをタップした。


一方、三人の姿を見つけ声を掛けてくる人物がいた。

「ヨッ、滋に桜子、あっ、優紀ちゃんも__お前等何やってんの?」

「何って、つくしと4人で飲み会よ飲み会__うふふっ、ジャーン」

滋が得意気にINVITATIONカードを見せた

「おっ、いよいよか」

嬉しそうにあきらが口にすれば

「ってか、俺等のとこにまだ連絡来ねぇぞ」

総二郎が笑いながら愚痴を言う。

「類君、直接手渡したいんじゃないの?」

「__だなっ」

あきらと総二郎が優しく微笑む。
彼等もまた類とつくしの十年の軌跡をつぶさに見て来た者達なのだから。




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6 Comments

asu  

ノエノエさま

幸せをいっぱいいっぱい感じて貰えたら
嬉しかったり。
むふっ

2017/04/02 (Sun) 22:34 | EDIT | REPLY |   

asu  

yukikoさま

そうそう、幸せ絶頂でを是非とも感じて頂きたくて
なのだ。


いま、ちょっと忙しい&気忙しくて
今回はパスしました。

色々ありますよね___
お互い、あんまり無理しない様にだね。



2017/04/02 (Sun) 22:32 | EDIT | REPLY |   

asu  

さとぴょんさま

幸せ、幸せ、幸せモードいっぱいでなのだ。

むふふっ

2017/04/02 (Sun) 22:29 | EDIT | REPLY |   

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2017/04/02 (Sun) 06:46 | EDIT | REPLY |   

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2017/04/02 (Sun) 02:58 | EDIT | REPLY |   

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2017/04/02 (Sun) 00:08 | EDIT | REPLY |   

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