baroque 70R
嫉妬は恋を
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歪で歪んだ
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愛に変えていく
「…そっ、そっ、総 ?」
つくしの困惑した顔と声。
ズキンッ と総二郎の胸が痛む。振り払うかのように総二郎の舌先がねっとりとつくしの首筋を這い上げ耳を食む。指先は羽根のように軽やかに全身を撫で回し、ワンピースをはだけさせていく。
外の音など聞こえぬはずなのに___
ザブ〜ン ザブ〜ン 波の音がつくしの耳に谺する。
のまれる のまれる のまれる のまれる
舌先に指先に狂わされるかの様に、つくしの身体は、快楽の波に呑み込まれていく。
大きな波が理性を奪う。
「ぁぁあっ__」
困惑は鳴りを潜め、艶かしの混じった吐息が零れ落ちて行く。
「つくし、つくし、つくし、愛してる 愛してる 愛してる」
総二郎は、全身全霊を込めて言霊を発する。
愛が全身を絡めとっていく。
愛する男の愛の言葉、嬉しい筈の愛の言葉
なのに、なのに、なのに___愛の言葉は全身を縛り上げる縄のように、ギュッとつくしの心を締め上げて行く。
なのに、なのに、なのに______総二郎の舌先が乳首を転がせば、つくしの身体の奥底からその先の快楽を得ようと疼きが襲う。
上半身をソファーに預けた形でショーツを脱がされた脚を大きく開かされる。大きく開いた脚の間からは、紅く染め上げられた花が蜜を滴らせている。
「綺麗だ……」
総二郎が顔を埋め、花びらを食み吸い上げる。ジュルリッと蜜が溢れ出し、花核がぷくりと膨れている。
「__いやっ、恥ずかしい……ぁっあっ、ぁあっ」
恥じ入る姿は穢れを知らぬ少女のようで、吐息を洩らす唇は艶やかなほどに艶かしい。
純真無垢な妖婦……相反するものがつくしの中に存在している。
魅せられて、翻弄される
おぼれる おぼれる おぼれる、おぼれる
総二郎は、つくしの身体に溺れるようにのめり込んでいく自分を感じる。
秘裂に指を差し込み抜き差しを繰り返せばナカの襞が指に絡み付く。
舌先で乳首を転がしながら激しく吸う。総二郎の唾液が乳首をヌラヌラと卑猥な色に光らせる。
花蜜が太腿を伝い、ヌチュジュブッヌチュリと水音を奏でている。
奏でられた水音は、よがり声をあげさせる
「あぁっ、あぁーー ぁっ、あぁ、ぅっ、あっ、ぅっくっ」
「つくし、つくし、可愛い」
そう言葉を発しながら総二郎がつくしの唇に口づけをした___つくしの唇が総二郎を拒んだかのようにキュッと閉じられた。
一瞬、垣間見せたつくしの拒絶に深く傷つきながらも総二郎の舌は、執拗につくしの唇をこじ開けねっとりと口中を蹂躙しながら指で秘部を刺激する。ゆっくりと旋回しなが2本の指を前後に動かせながら、乳首を摘まみ上げる。
つくしの瞳がとろんと潤い、身体が波を打ったようにビクンと揺れ最初の絶頂を迎える。
蜜が滾々と溢れ出し指先をビチョビチョに濡らしていく。総二郎は濡れた指先を満足げにペロリと舐めたあと__熱い塊を一気につくしのナカに突き刺した。
抽送を繰り返せば、淫美なほどにいやらしく、つくしが微笑する。
総二郎は、翻弄され狂わされ歪な愛の中に___
おちて
おちて
おちて
おちて おちて おちて……
堕ちていく


ありがとうございます♪
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