明日咲く花

花より男子の2次小説になります。

巡り会い 07 類つく


つくしを見かけたあの日から全細胞が叫びを上げる。
〝牧野つくしを手に入れろ〟と……

かつて心から愛した女だと自覚のない司は、自分の心の叫びに人を操るゲームのスタートだとばかりに一計を案じる。
司が先ずしたことは、つくしが法務を受け持つ花沢物産系列の系列会社に己の所有する会社から共同事業を持ち掛けさせることだった。
少しずつ黒い罠を張り巡らせていく。

「ここだ___」
司はカレンダーの日付を爪弾きながら、片頬を歪ませ笑みを浮かべた。

Xディーを半月後に予定されている類の海外出張に合わせた。

「フフッ、フフッ、ハハハッ」
抑えようと思えば思うほどに堪らなく愉快だとばかりに笑いが溢れて行く。

本当は、心の奥が叫んでいるのだ。
つくしが欲しい。
つくしを愛していると。

なのに、司は気が付かない。


-*-*-*-*-*

「あっ、もぉ、類っ、動かないってば」

類が小さく微笑みながらつくしを揶揄うように身体を動かす。

「もぉ、ネクタイつけてあげないよ」
唇を尖らせながらつくしが怒る。

「ごめん、ごめん。はい」

つくにきちんと向き直りネクタイを締めてもらう。

「はいっ。うん。ヨシっ。暫く会えないけど__ちゃんとご飯食べてよ。直ぐに帰って来ようとしないこと、田村さんの言うこと聞いてね、あっ、お昼寝ばっかりしないこと、それと__うーーん」

つくしの言葉を遮るように、類の唇がつくしの唇を掠めとる。

「る…る、い、ちょっ、ちょっと」

「やだ?」

「……やじゃない…けど

目を見つめあい心を寄せあい、二人で微笑みあう。

深い深い口づけを交わしあい、愛を確かめあった。

「行ってくる」

ジョワを抱き上げ自分を見送るつくしに、類は目を細めながら片手を挙げ車に乗り込んだ。


「いつまでたっても片思いみたいだよね」

ポツリと呟きながらつくしへの愛を改めて思い知らされる。
類の心の奥から切ないほどの愛が溢れでてくる。

愛おしくて、

愛おしくて、

誰よりも幸せにしたい。魂の底から沸き上がる熱い思い。

「それが俺の幸せだって言ったら、くさいかな」

クスリと一つ笑ってから車窓の外を見る。

どこまでも、どこまでも青い空が広がっている。

類を見送ったつくしはジョワに向かって

「ジョワちゃん、類パパ行っちゃいましたね。寂しいでしゅね…………って、あたしが寂しいのか。ははっ、さぁ、あたしも頑張って働こうっと」

つくしは青い青い空を見上げてから踵を返す。ジョワは、つくしを見上げニャーと鳴いた。


それはまるであんた達似たもの同士だね♪というように




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6 Comments

asu  

空さん

えへへっ 
ありがとう♪♪

泣いて泣いてw

てへっ

2017/06/07 (Wed) 09:23 | EDIT | REPLY |   

asu  

yukikoさま

おはよぉーー
お疲れさまです。

類、まさかまさかなのかな。
どこかで信じきれてない。うんそうなんでしょうね
幸せ過ぎれば幸せ過ぎるほど__どこかで 崩れるものだと思ってるのかな?

2017/06/07 (Wed) 08:17 | EDIT | REPLY |   

asu  

ノエちゃん

そうそう、いっぱいあるんですよね
CAN DO っていう100均にも置いてあるんだって。
セルフネイルするひとには、CAN DO お勧めらしいのだけど
うちの近所になくて行けずじまいです。

幸せで幸せでたまらない二人を是非ご堪能下され〜♥

2017/06/07 (Wed) 08:14 | EDIT | REPLY |   

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2017/06/06 (Tue) 17:39 | EDIT | REPLY |   

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2017/06/06 (Tue) 16:35 | EDIT | REPLY |   

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2017/06/06 (Tue) 08:22 | EDIT | REPLY |   

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