無花果の花はうちに咲く ~過去05~ 類つく
最後の見開きの頁を飾っていたのは、二枚の写真だった。白イチジクを頬張る幼き彼女と、黒イチジクを頬張る現在の彼女。
どちらの彼女も至極幸せそうでフ思わず笑みが漏れた。
次の瞬間……御堂の言葉が脳裏に甦り、彼女と御堂の間に流れる時間 の長さに思い至った。
ビリッ……ビリビリ
ビリッビリビリビリビリ……
全ての写真が紙くずとなり散乱する部屋を飛び出し、彼女が住むマンションへと向かった。
携帯のダイヤルを押そうとした瞬間……反対側の通路を歩く彼女が目に飛び込んできた。慌てて車から飛び降り信号を渡った。早く彼女に触れたくて心が逸やった。“ つくし ” と心のなかで彼女の名を叫んだ瞬間……
黒髪を揺らしながら、ゆっくりと彼女が振り向いた。
「……花…沢…さん…?」
不思議そうな顔で彼女が俺を見る。
「どうしたんですか?」
あの瞬間……俺は素直になるべきだったんだ。
あんたに会いに来た
あんたを愛してるんだと
でも……素直に愛を伝える術 など、何一つ持ち合わせていなかった。
いや、自分がなぜ彼女に会いに来たかさえ解ってなかったのかもしれない。
心は、愛を欲していた。
強く、強く、欲していた。
なのに……
心を
愛を
拒否されるのが怖くて安易な道に逃げたんだ。
彼女の腕を掴みUターンしてきた車に押し込みながら
「たまったから、処理してよ」
そう言ったんだ。
「……あの、あたし……今日は、急いでて……だから、あの……」
「じゃあさ、ココでいいや」
「えっ……」
彼女は、あの時どんな表情 をしていたんだろう?
俺は彼女のブレザーを脱がし、シャツとブラをずりあげた。
「…花…ざ…わさん…」
乳首をしゃぶれば、ビクンビクンっと肩が揺れる。スカートを捲り上げ、ショーツの中に指を這わせれば彼女の腟内 は、トロトロに蜜を滴らせている。
俺の唇は愚劣な笑みを浮かべながら彼女を押し倒し、無花果の花のように真っ赤に熟したソコを舐めあげる。
「やっ、嫌、汚いから、やめて」
「やめて?やめてじゃなくて、もっとしてでしょ?あんたの下の口は正直なのにね。ほらっ」
彼女の淫蜜を指で掬って彼女の口の中に入れる。
「ねっ トロトロでしょ」
ショーツを脱がせた彼女の身体を持ち上げながら、対面の形で跨がらせる。最奥を突き上げれば抑えていた声があがる。
「もっと哭いてよ」
彼女の身体が大きく揺れながら甘い蜜を撒き散らす。蜜はジュブジュブと音を立てながら絡み付き肉壁 が熱く俺を締め上げる。
抽送を繰り返しながら、彼女の頬を両手で包み込みキスをする。彼女の口端から唾液が零れ出る。零れ出る唾液をすすり上げながら深いキスをして子宮を突き上げれば彼女の顔が快楽に歪む。
彼女の腟内 に全ての思いを注ぎ込む。楔を引き抜けばドロリとした白いモノが無花果から流れ出していく。
彼女を抱き締めようとした瞬間……彼女が身支度を整えながら
「すみません……どこか駅の近くでかまわないので下ろしてもらえますか?」
彼女の言葉に滑稽で惨めな思いに包まれる。何でもないふりをしながら言葉を吐く。
「あんたの身体は本当に最高だよ。またよろしくね」
傷ついた心は刃になって、彼女の心を抉り傷つける。
どちらの彼女も至極幸せそうでフ思わず笑みが漏れた。
次の瞬間……御堂の言葉が脳裏に甦り、彼女と御堂の間に流れる
ビリッ……ビリビリ
ビリッビリビリビリビリ……
全ての写真が紙くずとなり散乱する部屋を飛び出し、彼女が住むマンションへと向かった。
携帯のダイヤルを押そうとした瞬間……反対側の通路を歩く彼女が目に飛び込んできた。慌てて車から飛び降り信号を渡った。早く彼女に触れたくて心が逸やった。“ つくし ” と心のなかで彼女の名を叫んだ瞬間……
黒髪を揺らしながら、ゆっくりと彼女が振り向いた。
「……花…沢…さん…?」
不思議そうな顔で彼女が俺を見る。
「どうしたんですか?」
あの瞬間……俺は素直になるべきだったんだ。
あんたに会いに来た
あんたを愛してるんだと
でも……素直に愛を伝える
いや、自分がなぜ彼女に会いに来たかさえ解ってなかったのかもしれない。
心は、愛を欲していた。
強く、強く、欲していた。
なのに……
心を
愛を
拒否されるのが怖くて安易な道に逃げたんだ。
彼女の腕を掴みUターンしてきた車に押し込みながら
「たまったから、処理してよ」
そう言ったんだ。
「……あの、あたし……今日は、急いでて……だから、あの……」
「じゃあさ、ココでいいや」
「えっ……」
彼女は、あの時どんな
俺は彼女のブレザーを脱がし、シャツとブラをずりあげた。
「…花…ざ…わさん…」
乳首をしゃぶれば、ビクンビクンっと肩が揺れる。スカートを捲り上げ、ショーツの中に指を這わせれば彼女の
俺の唇は愚劣な笑みを浮かべながら彼女を押し倒し、無花果の花のように真っ赤に熟したソコを舐めあげる。
「やっ、嫌、汚いから、やめて」
「やめて?やめてじゃなくて、もっとしてでしょ?あんたの下の口は正直なのにね。ほらっ」
彼女の淫蜜を指で掬って彼女の口の中に入れる。
「ねっ トロトロでしょ」
ショーツを脱がせた彼女の身体を持ち上げながら、対面の形で跨がらせる。最奥を突き上げれば抑えていた声があがる。
「もっと哭いてよ」
彼女の身体が大きく揺れながら甘い蜜を撒き散らす。蜜はジュブジュブと音を立てながら絡み付き
抽送を繰り返しながら、彼女の頬を両手で包み込みキスをする。彼女の口端から唾液が零れ出る。零れ出る唾液をすすり上げながら深いキスをして子宮を突き上げれば彼女の顔が快楽に歪む。
彼女の
彼女を抱き締めようとした瞬間……彼女が身支度を整えながら
「すみません……どこか駅の近くでかまわないので下ろしてもらえますか?」
彼女の言葉に滑稽で惨めな思いに包まれる。何でもないふりをしながら言葉を吐く。
「あんたの身体は本当に最高だよ。またよろしくね」
傷ついた心は刃になって、彼女の心を抉り傷つける。
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