総誕イベント・愛と欲望の果て~能登でちゃぷん~番外編・Kiss me by 河杜 花
ちゃぷん……。
檜の爽やかな香りが、湯を通してつくしの身体に優しく纏う。
ちょうどよい湯加減が、疲れを癒してくれる。
それにしても、先日旅行した能登のお湯はとっても良かった。
温泉のローションも最高だし、なんて言ったってあのお湯のとろみ具合!
お肌がしっとりして、それでいて滑らかで、
すべすべになった肌に総二郎も喜んで…………。
ふと、乱れに乱れまくって、躰も心も蕩けきったあの能登での夜の営みが脳内リプレイされた。
リプレイされた瞬間、既に桃色と化していた肌色が一気にカアッと赤みを増し、毛穴という毛穴から汗が吹き出してしまいだした。
『あ、あたしったら……!!恥ずかしい…!』
ちゃぷん!とつくしはお湯に潜った。
どうにもこうにも自分が信じられない。
ちょっと前まで……、いや、総二郎と付き合う前まではあんなことも、こんなことも、あんなことも、な~んにも知らない初な自分だった。
なのにエッチな事を(物凄く気持ち良かったことは置いておいて)思い返すようになってしまったのは総二郎のせいに他ならない。
うん、そうに決まっている。
つくしは湯船に浸かりながら、ひたすら自分を正当化していた。
だけど…。
昨日桜子と食事した際に、桜子がつくしを見て
『西門さんと付きあい始めた頃にも一度申しあげたことがございましたけれど、
先輩、お躰が円みを帯びてこられましたわね。
あら。
太ったという意味ではありませんわ。
本当にですわよ?
分かりやすく言えば、グラマラスになられたといいますか…。
男をそそるようになったと言いますか…。
まあ。ご謙遜されるのですか?
いやですわ。
西門さんにたっぷりと毎晩可愛がられているからじゃございませんか。』
と、染々と呆れた口調で話し始めた。
桜子はすぐ、そんなことをいって自分のことをからかう。
その冷やかし具合が際ど過ぎるのよね…といいながらも、
思わずで自分の乳房を手で覆ってみてみた。
確かに…ちょっとだけ、大きくなったかも…。
高校時代はまな板といっても過言ではなかった胸元が、多少ながらも今は谷間ができてきた。腰の括れも、より女性的なラインになってきた感じだ。
それに、もともと白かった肌が、更に白くなってきたような……。
ん?これも総二郎のおかげなのかしら?
滑らかな肌に滴がするり、するりと流れ落ちていく。
つくしは自分が完全に逆上せたにちがいないと、慌てて風呂をでた。すっかり喉がカラカラになったつくしは、脱衣場にあるミニ冷蔵庫から『逆上せたお身体によよく効きますわよ』ともらっていた、特製ドリンクで水分補給をした。味はザクロ味だ。
そしてこれまた能登で滋からもらった純白のナイトブラとパンツを身につけた。それでもまだ身体の芯は熱いままだった。
脱衣場をでてリビングに戻ると、初釜の仕度でてんてこ舞いなはずの総二郎が帰宅していた。
寝る間も惜しいくらい忙しいはずなのに、結婚以来出張で東京に不在な時以外は、必ずつくしと同じ布団に入って寝ている。
「お帰りなさい。今日も大変だったでしょう?
先にお風呂入ってきたら?丁度いい湯加減だよ?」
「……いや、ちょっとだけ飲む。悪ぃけど、この間のビール持って来て。つまみは要らない。」
「ok」
つくしがキッチンからビールと、半分まで飲んだ桜子特製ドリンクを持ってリビングに戻った。総二郎は気だるそうにソファーに腰をかけ、つくしから受け取った能登土産である地ビールをあけて一気にぐいっと飲み干した。
ただそれだけなのに、総二郎が紡ぎ出す男の色香が、つくしの鼻腔を刺激した。
やっぱり、なんかいつもの自分じゃない。
ただでさえ、色気が駄々漏れの旦那様だけど、
普段以上に敏感に感じる…。
ゴクン。
思わず喉を鳴る。
総二郎が放つ色気に、つくしは太刀打ちできない。
そしてなぜか喉が渇く。
お風呂に長居しすぎたのかもしれない。
つくしはまだ残っていた桜子特製ドリンクを飲み干した。
すると喉を潤すどころか、更にカアッと体が火照っていくのを感じた。
私、どうしたんだろ??
急にまた体温が上がってきたような……
「?つくし?」
どうしよう。とても熱い。
熱くて熱くてたまらない。
「……どうした?気分悪いのか?」
総二郎がつくしの頬を触ると、つくしは躰に稲妻のように電気がはしったのを感じた。
「アッ……。」
つくしが上げた甘い声を聞き、総二郎は目を見張った。
風呂上がりとはいえ、つくしの白い肌はピンク色に染まっている。大きな目をトロンとさせ、はあはあと荒い息を吐きながら、躰を両手で包み込んでいる。
ふと、つくしの飲んでいた瓶を横目でみると、先日もらった桜子のドリンクに似たものが置いてあった。
だがラベルといい、あの時のとは全く異なる瓶。
桜子のやつ、いつの間につくしにも直接渡していたのかよ…。
「つくし、そのドリンクは桜子からもらったか?」
つくしは泣いているかのような潤んだ瞳で、総二郎を見上げた。
「うん…。逆上せた躰に効くって…。
でも…落ち着くどころが…なんか…熱い…。」
無意識にパジャマをパサパサと動かしているからか、胸元がチラリチラリと見え隠れしている。ピンク色になった肌と純白下着のコントラストが艶めかしい。
「……つくし。俺のこと誘ってるだろ?」
「誘ってなんか…!誘ってなんかないけど……一緒に…その……………。」
「『その』の続きは?」
もじもじしながらも、つくしは総二郎の懐に顔を埋めた。お香の香りと抹茶の香りが、総二郎の体温と重なって芳醇な香りを醸し出している。
「…………いちゃいちゃ……したい…。」
蚊の泣くような小さな声が聞こえると同時に、
総二郎は軽々とつくしの躰を持ち上げて、寝室の奥にあるベッドに向かった。
啄むようなキスをしながら、ゆっくりゆっくりパジャマのボタンを外していく。
その際に生じるかすかな布ずれさえも、つくしの敏感な肌を刺激した。
全てのボタンが外されると、ベッドに両腕を縫い付け、純白なナイトブラを引き剥がした。
すると、これからの甘美な交わりを期待するかのように、桃色の突起物がピンと立ち上がっていた。
ひんやりした総二郎の指が、すっとつくしの肌を掠める。
「アッ…!」
触れるか触れないか位の微妙なタッチで、つくしの乳房をまさぐるが、肝心な部分は避けている。その仕草に焦れったくなったからか、つくしは無意識に突起物を突き上げた。
それを待っていたかのように、総二郎の舌が首筋から胸元に降り、つんと乳首を舐め上げた。
「ひゃっ。」
「…舐めただけなのに、めちゃめちゃ敏感じゃん。じゃあ、吸い上げたらどうなるんだろうな?」
ちゅるちゅると、吸い上げる淫靡な音が部屋に響く。
「はぁぁぁぁっん!……あああっ。」
強烈な刺激が全身に駆け回る。
吸い上げながら舌が尖りを責め立てられる。総二郎の左手がもうひとつの尖りをこりっとつまみあげると、つくしの躰は弓なりになった。
「こっちも準備万端。」
ぐいっとショーツが降ろされ、既にトロンと蜜が零れた割れ目に、指が滑り落ちた。総二郎の指が密壺に沈む。そしてゆっくりとかき混ぜはじめた。
「アッ……アッ……アッ……。」
つくしの声が啼き声となり、クチャクチャという音と重なる。総二郎が一番好きな音だ。
まだ自身を挿入てないのに、つくしの中はきゅきゅうきゅうと締め上げている。
桃色の尖りを舌で転がしながら、指を奥へとすすめると、つくしはいってしまったのか指を締め上げた。
「すっげぇ…。あの時ぐらいに感じまくってるじゃん。まだ1本指だけだぜ?
つくし、エロすぎ。」
つくしをひっくり返し、背後から乳房を持ち上げて執拗にこりっと乳首をつまみ上げる。勿論、指は密壷をかき混ぜたままだ。
つくしはすすり啼いてるかのように、喘いでいた。
「こんだけ感じまくって…。俺の挿入なくても、大丈夫じゃねぇか?」
「…………ばかぁ………。」
無意識に揺らす腰が、そうではないと答えている。
太ももにつつっと、沢山蜜が垂れてまくっていた。
味見をするかのように、総二郎の舌が丁寧に溢れてくる蜜を掬い始めた。
ひくひくとわなないている蜜壷に舌を埋め込むと、つくしは悲鳴をあげた。
甘く芳香を放ち、トロンとした濃厚な蜜が男を誘なう。
丁度いい塩梅に仕上がったようだ。
痛くなるほど猛きった自身を、荒々しく差した。
つくしの中は相変わらず熱くて、きつくて、狭い。
背後からから激しく腰を打ち付けると、逃すまいと肉襞が更に締め上げてきた。
桃色に染まったつくしの肌に、汗が浮かぶ。
半開きになった唇に舌を差し込み、繋がりながら総二郎はつくしの舌を味わい絡めとった。
「ふぅぅ……っん。」
総二郎に突き上げられる度、子宮がきゅんとなるのがわかる。
総二郎が与えるこの世のものとは思えない快楽に溺れ、その喜びに素直にならざる得なかった。つくしは何度目かの絶頂の中の最高点にのぼりつめた。
「そう……あああっ!はあっ……あっん…。」
総二郎にまたがり、細い腰を激しくふる。
下から太く長いものに突き上げられながら、敏感なピンクの両突起物は総二郎の指の腹でくりくりと責め立て続けられてた。
「総!総!あああぁぁぁ…………。」
子宮の中に熱い迸りが注がれ、つくしの中を満たす。総二郎を頬を両手包み、鼻と鼻をこすりあわせた。
「総……あいしてる……。」
全身に駆け巡るような甘酸っぱい痺れに、つくしは意識を手放した。
トゥルルルル…。
トゥルルルル…。
トゥルルルル…。
「……なんですの?西門さん。デート中ですわよ。」
「おい。つくしに何渡したんだよ?」
「...........ああ。アレですか?
意外とお時間かかりましたわね。
ようやく先輩試されたのですか。」
「能登の時より、効果が強力じゃねぇか。
変なの入ってねぇだろうな?」
「まあ。失礼じゃございませんこと?
滋養強壮に効く漢方薬のみですわ。
それよりも、今度また新製品がでますの。
アイスコーヒー等に入れるガムシロタイプでしてね。
気付かれることは、ほぼございませんの。
それでいてお躰に負担なし。」
「よし、買う。」
「ほほほほほ。さすが話が早いですこと。
先輩、またバストアップされちゃいますわね。
下着は滋さんが相談に乗ってくれますわよ?
どうやら下着着けただけで、その気になるものをパワーアップして開発されたとか……。」
「…もしかしてお前ら、俺たちで遊ぶ気だろ?」
「人聞き悪いですわ。では、ごきげんよう♡」
そして一ヶ月後。
西門邸に段ボールが届いた。
総二郎の愛妻つくし、入っていたガムシロを使用人や弟子たちにも配りまくった。
だからどうかはわからないが、みな肌ツヤがよくなり、職場結婚も多くでたらしい。
勿論、つくしも自宅で愛用中。
毎晩毎晩愛を育み、とうとうCカップになったとかならないとか。
知らぬが仏の話なり。
檜の爽やかな香りが、湯を通してつくしの身体に優しく纏う。
ちょうどよい湯加減が、疲れを癒してくれる。
それにしても、先日旅行した能登のお湯はとっても良かった。
温泉のローションも最高だし、なんて言ったってあのお湯のとろみ具合!
お肌がしっとりして、それでいて滑らかで、
すべすべになった肌に総二郎も喜んで…………。
ふと、乱れに乱れまくって、躰も心も蕩けきったあの能登での夜の営みが脳内リプレイされた。
リプレイされた瞬間、既に桃色と化していた肌色が一気にカアッと赤みを増し、毛穴という毛穴から汗が吹き出してしまいだした。
『あ、あたしったら……!!恥ずかしい…!』
ちゃぷん!とつくしはお湯に潜った。
どうにもこうにも自分が信じられない。
ちょっと前まで……、いや、総二郎と付き合う前まではあんなことも、こんなことも、あんなことも、な~んにも知らない初な自分だった。
なのにエッチな事を(物凄く気持ち良かったことは置いておいて)思い返すようになってしまったのは総二郎のせいに他ならない。
うん、そうに決まっている。
つくしは湯船に浸かりながら、ひたすら自分を正当化していた。
だけど…。
昨日桜子と食事した際に、桜子がつくしを見て
『西門さんと付きあい始めた頃にも一度申しあげたことがございましたけれど、
先輩、お躰が円みを帯びてこられましたわね。
あら。
太ったという意味ではありませんわ。
本当にですわよ?
分かりやすく言えば、グラマラスになられたといいますか…。
男をそそるようになったと言いますか…。
まあ。ご謙遜されるのですか?
いやですわ。
西門さんにたっぷりと毎晩可愛がられているからじゃございませんか。』
と、染々と呆れた口調で話し始めた。
桜子はすぐ、そんなことをいって自分のことをからかう。
その冷やかし具合が際ど過ぎるのよね…といいながらも、
思わずで自分の乳房を手で覆ってみてみた。
確かに…ちょっとだけ、大きくなったかも…。
高校時代はまな板といっても過言ではなかった胸元が、多少ながらも今は谷間ができてきた。腰の括れも、より女性的なラインになってきた感じだ。
それに、もともと白かった肌が、更に白くなってきたような……。
ん?これも総二郎のおかげなのかしら?
滑らかな肌に滴がするり、するりと流れ落ちていく。
つくしは自分が完全に逆上せたにちがいないと、慌てて風呂をでた。すっかり喉がカラカラになったつくしは、脱衣場にあるミニ冷蔵庫から『逆上せたお身体によよく効きますわよ』ともらっていた、特製ドリンクで水分補給をした。味はザクロ味だ。
そしてこれまた能登で滋からもらった純白のナイトブラとパンツを身につけた。それでもまだ身体の芯は熱いままだった。
脱衣場をでてリビングに戻ると、初釜の仕度でてんてこ舞いなはずの総二郎が帰宅していた。
寝る間も惜しいくらい忙しいはずなのに、結婚以来出張で東京に不在な時以外は、必ずつくしと同じ布団に入って寝ている。
「お帰りなさい。今日も大変だったでしょう?
先にお風呂入ってきたら?丁度いい湯加減だよ?」
「……いや、ちょっとだけ飲む。悪ぃけど、この間のビール持って来て。つまみは要らない。」
「ok」
つくしがキッチンからビールと、半分まで飲んだ桜子特製ドリンクを持ってリビングに戻った。総二郎は気だるそうにソファーに腰をかけ、つくしから受け取った能登土産である地ビールをあけて一気にぐいっと飲み干した。
ただそれだけなのに、総二郎が紡ぎ出す男の色香が、つくしの鼻腔を刺激した。
やっぱり、なんかいつもの自分じゃない。
ただでさえ、色気が駄々漏れの旦那様だけど、
普段以上に敏感に感じる…。
ゴクン。
思わず喉を鳴る。
総二郎が放つ色気に、つくしは太刀打ちできない。
そしてなぜか喉が渇く。
お風呂に長居しすぎたのかもしれない。
つくしはまだ残っていた桜子特製ドリンクを飲み干した。
すると喉を潤すどころか、更にカアッと体が火照っていくのを感じた。
私、どうしたんだろ??
急にまた体温が上がってきたような……
「?つくし?」
どうしよう。とても熱い。
熱くて熱くてたまらない。
「……どうした?気分悪いのか?」
総二郎がつくしの頬を触ると、つくしは躰に稲妻のように電気がはしったのを感じた。
「アッ……。」
つくしが上げた甘い声を聞き、総二郎は目を見張った。
風呂上がりとはいえ、つくしの白い肌はピンク色に染まっている。大きな目をトロンとさせ、はあはあと荒い息を吐きながら、躰を両手で包み込んでいる。
ふと、つくしの飲んでいた瓶を横目でみると、先日もらった桜子のドリンクに似たものが置いてあった。
だがラベルといい、あの時のとは全く異なる瓶。
桜子のやつ、いつの間につくしにも直接渡していたのかよ…。
「つくし、そのドリンクは桜子からもらったか?」
つくしは泣いているかのような潤んだ瞳で、総二郎を見上げた。
「うん…。逆上せた躰に効くって…。
でも…落ち着くどころが…なんか…熱い…。」
無意識にパジャマをパサパサと動かしているからか、胸元がチラリチラリと見え隠れしている。ピンク色になった肌と純白下着のコントラストが艶めかしい。
「……つくし。俺のこと誘ってるだろ?」
「誘ってなんか…!誘ってなんかないけど……一緒に…その……………。」
「『その』の続きは?」
もじもじしながらも、つくしは総二郎の懐に顔を埋めた。お香の香りと抹茶の香りが、総二郎の体温と重なって芳醇な香りを醸し出している。
「…………いちゃいちゃ……したい…。」
蚊の泣くような小さな声が聞こえると同時に、
総二郎は軽々とつくしの躰を持ち上げて、寝室の奥にあるベッドに向かった。
啄むようなキスをしながら、ゆっくりゆっくりパジャマのボタンを外していく。
その際に生じるかすかな布ずれさえも、つくしの敏感な肌を刺激した。
全てのボタンが外されると、ベッドに両腕を縫い付け、純白なナイトブラを引き剥がした。
すると、これからの甘美な交わりを期待するかのように、桃色の突起物がピンと立ち上がっていた。
ひんやりした総二郎の指が、すっとつくしの肌を掠める。
「アッ…!」
触れるか触れないか位の微妙なタッチで、つくしの乳房をまさぐるが、肝心な部分は避けている。その仕草に焦れったくなったからか、つくしは無意識に突起物を突き上げた。
それを待っていたかのように、総二郎の舌が首筋から胸元に降り、つんと乳首を舐め上げた。
「ひゃっ。」
「…舐めただけなのに、めちゃめちゃ敏感じゃん。じゃあ、吸い上げたらどうなるんだろうな?」
ちゅるちゅると、吸い上げる淫靡な音が部屋に響く。
「はぁぁぁぁっん!……あああっ。」
強烈な刺激が全身に駆け回る。
吸い上げながら舌が尖りを責め立てられる。総二郎の左手がもうひとつの尖りをこりっとつまみあげると、つくしの躰は弓なりになった。
「こっちも準備万端。」
ぐいっとショーツが降ろされ、既にトロンと蜜が零れた割れ目に、指が滑り落ちた。総二郎の指が密壺に沈む。そしてゆっくりとかき混ぜはじめた。
「アッ……アッ……アッ……。」
つくしの声が啼き声となり、クチャクチャという音と重なる。総二郎が一番好きな音だ。
まだ自身を挿入てないのに、つくしの中はきゅきゅうきゅうと締め上げている。
桃色の尖りを舌で転がしながら、指を奥へとすすめると、つくしはいってしまったのか指を締め上げた。
「すっげぇ…。あの時ぐらいに感じまくってるじゃん。まだ1本指だけだぜ?
つくし、エロすぎ。」
つくしをひっくり返し、背後から乳房を持ち上げて執拗にこりっと乳首をつまみ上げる。勿論、指は密壷をかき混ぜたままだ。
つくしはすすり啼いてるかのように、喘いでいた。
「こんだけ感じまくって…。俺の挿入なくても、大丈夫じゃねぇか?」
「…………ばかぁ………。」
無意識に揺らす腰が、そうではないと答えている。
太ももにつつっと、沢山蜜が垂れてまくっていた。
味見をするかのように、総二郎の舌が丁寧に溢れてくる蜜を掬い始めた。
ひくひくとわなないている蜜壷に舌を埋め込むと、つくしは悲鳴をあげた。
甘く芳香を放ち、トロンとした濃厚な蜜が男を誘なう。
丁度いい塩梅に仕上がったようだ。
痛くなるほど猛きった自身を、荒々しく差した。
つくしの中は相変わらず熱くて、きつくて、狭い。
背後からから激しく腰を打ち付けると、逃すまいと肉襞が更に締め上げてきた。
桃色に染まったつくしの肌に、汗が浮かぶ。
半開きになった唇に舌を差し込み、繋がりながら総二郎はつくしの舌を味わい絡めとった。
「ふぅぅ……っん。」
総二郎に突き上げられる度、子宮がきゅんとなるのがわかる。
総二郎が与えるこの世のものとは思えない快楽に溺れ、その喜びに素直にならざる得なかった。つくしは何度目かの絶頂の中の最高点にのぼりつめた。
「そう……あああっ!はあっ……あっん…。」
総二郎にまたがり、細い腰を激しくふる。
下から太く長いものに突き上げられながら、敏感なピンクの両突起物は総二郎の指の腹でくりくりと責め立て続けられてた。
「総!総!あああぁぁぁ…………。」
子宮の中に熱い迸りが注がれ、つくしの中を満たす。総二郎を頬を両手包み、鼻と鼻をこすりあわせた。
「総……あいしてる……。」
全身に駆け巡るような甘酸っぱい痺れに、つくしは意識を手放した。
トゥルルルル…。
トゥルルルル…。
トゥルルルル…。
「……なんですの?西門さん。デート中ですわよ。」
「おい。つくしに何渡したんだよ?」
「...........ああ。アレですか?
意外とお時間かかりましたわね。
ようやく先輩試されたのですか。」
「能登の時より、効果が強力じゃねぇか。
変なの入ってねぇだろうな?」
「まあ。失礼じゃございませんこと?
滋養強壮に効く漢方薬のみですわ。
それよりも、今度また新製品がでますの。
アイスコーヒー等に入れるガムシロタイプでしてね。
気付かれることは、ほぼございませんの。
それでいてお躰に負担なし。」
「よし、買う。」
「ほほほほほ。さすが話が早いですこと。
先輩、またバストアップされちゃいますわね。
下着は滋さんが相談に乗ってくれますわよ?
どうやら下着着けただけで、その気になるものをパワーアップして開発されたとか……。」
「…もしかしてお前ら、俺たちで遊ぶ気だろ?」
「人聞き悪いですわ。では、ごきげんよう♡」
そして一ヶ月後。
西門邸に段ボールが届いた。
総二郎の愛妻つくし、入っていたガムシロを使用人や弟子たちにも配りまくった。
だからどうかはわからないが、みな肌ツヤがよくなり、職場結婚も多くでたらしい。
勿論、つくしも自宅で愛用中。
毎晩毎晩愛を育み、とうとうCカップになったとかならないとか。
知らぬが仏の話なり。
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