明日咲く花

花より男子の2次小説になります。

禁花~愛しいあなた~01R 

禁花の存在を知った日
愛しても愛しても、どうにもならない事があるんだってわかった。

だからあたしは、愛を捨て、享楽を選んだ。





「どうした?」

男の言葉に我に返ったあたしは、男にしなだれかかりながら言葉を返す。


「っん。寝不足ってやつかな……」


「仕事忙しいのか?」


「忙しいって言ったら忙しいのかな?」


「なんで疑問系だよ」


「だって、総二郎に比べたら、暇かなぁって」


クスクスと笑いながら言葉を返せば


「そうか? お前の仕事も忙しい時期だろ」


「うーーーん ねぇそれより、帰る前にもう一回しよう」


ねだるように、指先を太ももに這わせる。ピクリと総二郎の身体が揺れる。あたしの舌は、別の生き物になって総二郎の乳首を捉える。赤い舌でくるくると螺旋を描き、赤く熟れた突起を吸い上げ舌でコロコロと転がした。

「うっ ぅっうっ」


総二郎のよがる声に刺激され、身体の奥に熱を持っていく。総二郎の美しい顔を眼下に見下ろせば、蜜が溢れ出す。舌舐めずりを一つしてから、指先を掴み上げ口に含めば口中に甘美な味が広がっていく。

「総二郎……美味しっ」


「うっ つくし それっ」


総二郎の目がトロンと蕩け出していく。その瞳がたまらなく色っぽくて、その瞳に見つめられるだけで蜜が溢れ出し太腿を濡らしていく。


「なぁ、つくし、膝立てて、足開けよ」


あたしは羞恥心に包まれながらも言われるがままに脚を開く。


「すげぇな 何にも触ってないのに、お前の中からやらしい汁が溢れ出してんぞ」


「ぅぅっ」


「なぁ、もっと大きく開けよ」


恥ずかしいのに、総二郎に見られている。そう思うだけで蜜が溢れていく。


「ぁぁっ 総二郎」


名前を呼べば、ニヤリと笑いながら、あたしを見下ろし

「指で広げて見せろよ」


言われるがままに、あたしは指で広げる。恥ずかしさで視線をずらせば


「ダメだ。ちゃんと俺の顔見ろ」


「いじ……わる」


「こんなに感じといて意地悪じゃなくて、気持ちいいの間違いだろ?」


あたしのあそこがピクピクと蠢きだす。見られるだけで、触れられてもいないのに__________


「総二郎_________お願い」


懇願と共に、総二郎の指があたしの中を掻き回す。身体がビクンッビクンッと魚のように跳ねる。


「あぁあぁ 総二郎 総二郎 総二郎

頭が頭がおかしくなりそう」


「あぁ すげぇな」


総二郎の指が抜かれ、代わりに怒張した陰茎があたしの中で抽送を繰り返す。


「あぁっ そこ そこ
そこがいいの

いくいくいく」


何度も何度もイカされて、意識が朦朧とし出した頃に、最奥を突かれ________総二郎と共に絶頂を迎えた。



総二郎の掌が、あたしの背を撫でる。優しく優しく背を撫でる。


その掌をいつまでも感じていたいのに___________


快楽の余波がまだ襲ってくる身体を動かして、ベッドを降りた。


「帰るのか?」


総二郎の問いかけに言葉では答えず微笑みで答えてから、バスルームに向かった。


熱いシャワーは、身体の中に残った快楽の燻りを消していく。


濡れた髪を乾かそうと、鏡を覗けば、そこに映るあたしは、とても淫らで美しかった。


「フッ」 


自分で自分を美しいと思うなんて______とても滑稽な事だ。 
 

でも_________総二郎に抱かれたあたしは美しい。



鏡に映るあたしを一撫でして、総二郎と邂逅した日に思いを馳せる。



総誕御礼。
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ありがとうございます
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2 Comments

asu  

パールさま

これだ!


いつもありがとうねー♪

2022/12/07 (Wed) 07:11 | EDIT | REPLY |   

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2022/12/07 (Wed) 01:04 | EDIT | REPLY |   

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