明日咲く花

花より男子の2次小説になります。

禁花~愛しいあなた~05R 

いつもより空港に早めに着いた俺は、飛行機の時間まで珈琲でも飲もうとラウンジを訪れれば______俺が狂おしいほどに求めている女がそこにいた。


何気なさを装い、声を掛けた。つくしの行先は、俺と一緒だった。運命を味方につけた俺は、つくしを毎晩貪った。


抱いても抱いても飽きるどころか、抱けば抱くほど、深みにはまっていった。この先の人生をつくしと共に過ごしたいと願った。


でも______つくしは、一度も俺との未来を口にしない。ほんの些細な約束でも未来の事は口にしない。

いつまで経っても、一歩近づいたと思えば、次の瞬間には一歩離れている。そんな平行線のような関係だった。つくしの身体は手に入れることが出来ても、つくしの心を手に入れることは難しかった。

つくしは、自由と身軽さを楽しんでいた。学生時代と変わらないようなセキュリティのない物件に引っ越したと言われた時は、心配でたまらなくなった。よくよく話を聞けば、下の階に大家と、大家の孫娘が住んでいてその孫娘が警察官。その流れで、警察官御用達のアパートみたいなんだと、ケラケラ笑って言っていた。安堵しながらも、やっぱり心配で苦言を呈せば

「まぁ、貯金も職もちゃんとしたら考えてみるよ。それより_____」


そう言いながら、俺を押し倒してきた。甘い誘惑に屈し有耶無耶になった。それからつくしは、話がややこしい方向に向かうと、俺を押し倒す。


そんな後は必ずと言っていいくらい、つくしは、俺の全身を愛撫しながら
 
「総二郎の身体も技術テクも本当に最高だよね」

うっとりと口にする。


お前とは、身体だけの関係だ。そう言われているようで情けなくなるが_____
愛を求めさえしなければ、俺はお前にとって存在価値がある。


俺の魂は、狂おしいほどにお前を求める。いっそのこと、狂ってしまえば楽だろうと思うほどに。

だが____狂えば、俺はお前を失う。だから、お前に愛は求めないと決めた。



愛さえ求めず快楽を求め続ければ、俺はお前を失わないですむのだから。




今夜も、つくしが俺の上で腰を振る。真っ白な肌が朱色に染まり、つくしの息があがる。
愛液がグチュグチュと水音となり響き渡る。つくしの身体がのけぞりビクビクと揺れる。

刹那____
美しく、淫らに、つくしが微笑む。

「つくし、つくし、まだだめだ」


つくしの身体を反転させ、今にもイってしまいそうな陰茎を一旦引き抜けば


「ぁっあっぁっ、総二郎、いやぁ、お願い、やめないで」


つくしが哀願する。



ぶすりっ
つくしの最奥に陰茎を突き刺せば、子宮口がパックリと開き陰茎を締め上げてくる。締め付けに逆らうように、激しく腰を振る。


律動と共につくしの口から嬌声と共に涎が垂れる。



なぁ つくし____
狂って、狂って、狂って、


狂って、俺を愛せ。万感の思いを込めて俺はつくしの最奥を突く。



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2 Comments

asu  

パールさま

よだれ出してくれてありがとう
つくしと一緒やんw

うへへ
総二郎は、やっぱりエロが似合うよね

2022/12/11 (Sun) 17:32 | EDIT | REPLY |   

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2022/12/11 (Sun) 01:35 | EDIT | REPLY |   

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