すげぇよな 司つく
コイツは、すげぇ
あん? あにがすげぇって、先ずは、滅茶苦茶 可愛い。
そうだなー上目遣いで、「司、お願い♡」なんて言われてみろ?
なっ、すげぇー 可愛いだろうよ。
あんっ? あぁー そうだ、そうだよ。
司 なんて たまにしか言わねぇし
お願い なんて口が裂けても言わねぇよ。
でもよぉーー 想像してみろ
あの、デケェー吸い込まれそうな真っ黒な目を、ウルウルさせて
「司、お願い♡」
なんて言われてみろ、なんでも叶えてやりたくなるだろうよぉ
次にか?
フッ、まぁさな、俺様の惚れた絶対無二の女ってとこがすげぇよな。
そうだろ? 俺様が惚れたんだぞ。
自分で言うのはなんだけどよー
眉目秀麗って奴? 顔良しスタイル良し頭良し
ついでに、家柄も金も持ってる。
そんじょそこらの男が束になってかかってきたって、負けやしねぇ腕っ節だってもってる。
まぁ、あいつが惚れても当然だろうな。ククッ
えっ、あいつの好みの顔は 類だってかっ?
あん、てめぇ喧嘩うってんのか? 負けねぇぞ
まぁ、ぶっちゃけそうなんだよ。それが未だに俺の心ってやつを悩ますとこでもあんだよなー
だってよぉー、俺には、バカだ何だ言う癖に‥
類には、魂の一部だなんだ言いやがって、挙げ句の果てにはよぉ、顔見て頬赤らめやがるんだからよ。
ケッ,面白くネェよな。
まぁ、そんでもよぉ、あいつが俺様に惚れてるのは皆目当然だよな?
こっそり、総二郎に聞いてみたら
「皆目じゃぁ見当がつかなくなっちまうぜ」
はぁっー? ったく ワケわかんねぇよなぁー
まぁっ、いいけどよ
あん?あと、何がスゲェって?
あいつくらいだぞ、ババァに喧嘩売る女はよぉー
それもよぉー、俺が原因だってんだからなぁー
俺って、愛されてるよなぁー
あん?最近?最近はどうてっか?
あぁー、ババァとすげぇ仲いいでやんの。 ったくよぉー
西田に至っちゃよぉー 牧野様は猛獣使いでございますから。だとよ。
ってかよ、猛獣ってあんだよ? あいつなんか飼ってんのか?
ククッ、人さらいって言うのか?あいつみたいなの?
あん?人たらし? 垂らしてどうするよ。垂らして。
気が付けば、周りのみんながあいつを好きになる。
邸にあいつが来てる日はすぐにわかる。
入った途端、春風が吹く。温かい風が吹く。
ついでに、甘い匂いも漂ってる。
あいつの来る日には、コック長が腕によりをかけて、菓子を焼いてやがる。
あいつの来る日には、ババァが大事にしてる薔薇が飾られる。
ババァは、箝口令をひいてばれねぇようにしってけど、あいつは知ってやがる。
大事そうに、一輪バラを持って帰る。
まぁ、一番すげぇのは...
ククッ この恰好見ろよ
妙齢の女がよぉ、ちゃんちゃんこに腹巻だぞ。腹巻。
「オマッ、すげぇよな」
「あははっ...内緒ね内緒。」
って、俺は女友達じゃねぇぞ。彼氏ってやつだぞ?
しかも最上級のなっ。そいつに内緒にしねぇで、あと誰に内緒にすんだよ。
ククッ すげぇよな。お前
だけどよぉー もっと すげぇのは俺だ。
ちゃんちゃんこに、腹巻姿のお前に欲情しちまうんだからな。
あははっ 牧野つくし すげぇーよな
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