ずっとずっと 20
翌日の仕事終わり、つぅ爺から桜色のラッピングに包まれた小さな荷物と手紙を預かった。
「しぃちゃん面倒をかけるが、くれぐれも宜しゅう頼むよ」
「はい。任せて下さいね」
「つぅ爺が柏木さんを困らせてないか電話しますからねっ ちゃんとお仕事してて下さいよ!」
「アハハッ 大丈夫じゃよ 楽しんでいっておいで。気を付けて行ってくるんじゃよ」
「では星野つくし行って参ります!!」
「帰ってきたら多神楽に連れて行って下さいよ~ この前話してたケーキ屋さんにも雪乃さんと3人でと行きましょうねっ」
東京駅で優紀と待ち合わせをして、みんなに会うためにメープル東京へ。
ドォドォドーーーーー 地響き??? 見ればいつものごとく滋さん
ひゃぁー逃げねば――――― 思った時は、時既に遅く…
「つくしぃ~」
「ぐぅ ぐぅるじぃーーーーーー」
滋さんを引き剥がしながら
「だ・か・ら 毎回言いますが、それでは先輩が死んでしまいますわぁ いい加減覚えて下さい!!解りましたか?」
「……ぅぅうん」
「滋さん、桜子 久しぶりぃ 元気だった? 9月以来だね~」
「先輩も優紀さんも お元気そうで何よりですわ。では、お部屋へ参りましょうか~」
メープルのロビーで、誰かの視線を感じ振り向くと…京会長で吃驚する。
そりゃあ大企業の社長だ。東京でホテルを使用するとしたらメープルは当たり前かぁ
声かけられたらどうしようかなーーと、思っていたら素知らぬふりして通り過ぎてくれる。
そう言えば、つぅ爺と一緒のビジネスシーンや、祥子サロンでなければあたしが学生の内は無闇に声をかけてはいけない。つぅ爺の箝口令がしかれていたのを思い出した。
つぅ爺様 やる時ぁーやるね♪
「牧野~~~~」
およぉ? 後ろを振り向くと類が立っていた。
「類~ 久しぶりぃ。今日はちゃんと起きれたんだね。クスッ」
「うん。牧野に会うからね。 もうじき総次郎とあきらも来るよ…先に部屋に行ってようよ」
「ちょっ ちょい 類君あたし達の事見えてますか?」
「………」
「ですから、滋さんいつも言ってるじゃないですかぁ 花沢先輩は先輩の事しか見てないって」
最上階のスウィートルームへ 相変わらずの豪華ぶりだ。
ソファーにもたれかかり、もう既に眠りそうな類。
ビー玉の瞳は魅惑的で美しいけど、ホントにこの男は三年寝太郎だ。
西門さんと美作さんも来て、あいつを除いていつものメンバーが揃う
道明寺がいないのがちょっぴりさびしいけど、皆が集うこの空間に心が和む。
和む――――いいや いやいや ニヤニヤしてるよぉ この人
こんな時は無視よ無視
「夏に牧野がNYに行ってから司がさぁご機嫌なんだわっ 牧野なんでか知ってか?」
絶対わざとだよわざと このエロ角
「……」
「そっかそっかとうとう勤労もとい勤勉処女も卒業したか!うんうんお兄さんは嬉しいよ。つくしちゃん。なんか綺麗になったもんなぁー」
ニヤリと笑う。
「――――五月蠅い!このエロ門!!!!」
肩を震わせ笑いながら美作さんが
「牧野と司の明日からのめくるめくる日々に乾杯!!」
ヒャッ――――― 何いってんだこの男は…
王子様は相変わらずの寝太郎で… ソファーでまどろんでるし、桜子も滋さんも優紀もケーキ談義に花を咲かせてる。
孤立無援とはこの事だ
恥ずかしくって、恥ずかしくって グラスを煽った…
朝起きたらベットの上… ビックリ仰天だ。
「くぅー――」 やってもうたぁーー
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「はい。任せて下さいね」
「つぅ爺が柏木さんを困らせてないか電話しますからねっ ちゃんとお仕事してて下さいよ!」
「アハハッ 大丈夫じゃよ 楽しんでいっておいで。気を付けて行ってくるんじゃよ」
「では星野つくし行って参ります!!」
「帰ってきたら多神楽に連れて行って下さいよ~ この前話してたケーキ屋さんにも雪乃さんと3人でと行きましょうねっ」
東京駅で優紀と待ち合わせをして、みんなに会うためにメープル東京へ。
ドォドォドーーーーー 地響き??? 見ればいつものごとく滋さん
ひゃぁー逃げねば――――― 思った時は、時既に遅く…
「つくしぃ~」
「ぐぅ ぐぅるじぃーーーーーー」
滋さんを引き剥がしながら
「だ・か・ら 毎回言いますが、それでは先輩が死んでしまいますわぁ いい加減覚えて下さい!!解りましたか?」
「……ぅぅうん」
「滋さん、桜子 久しぶりぃ 元気だった? 9月以来だね~」
「先輩も優紀さんも お元気そうで何よりですわ。では、お部屋へ参りましょうか~」
メープルのロビーで、誰かの視線を感じ振り向くと…京会長で吃驚する。
そりゃあ大企業の社長だ。東京でホテルを使用するとしたらメープルは当たり前かぁ
声かけられたらどうしようかなーーと、思っていたら素知らぬふりして通り過ぎてくれる。
そう言えば、つぅ爺と一緒のビジネスシーンや、祥子サロンでなければあたしが学生の内は無闇に声をかけてはいけない。つぅ爺の箝口令がしかれていたのを思い出した。
つぅ爺様 やる時ぁーやるね♪
「牧野~~~~」
およぉ? 後ろを振り向くと類が立っていた。
「類~ 久しぶりぃ。今日はちゃんと起きれたんだね。クスッ」
「うん。牧野に会うからね。 もうじき総次郎とあきらも来るよ…先に部屋に行ってようよ」
「ちょっ ちょい 類君あたし達の事見えてますか?」
「………」
「ですから、滋さんいつも言ってるじゃないですかぁ 花沢先輩は先輩の事しか見てないって」
最上階のスウィートルームへ 相変わらずの豪華ぶりだ。
ソファーにもたれかかり、もう既に眠りそうな類。
ビー玉の瞳は魅惑的で美しいけど、ホントにこの男は三年寝太郎だ。
西門さんと美作さんも来て、あいつを除いていつものメンバーが揃う
道明寺がいないのがちょっぴりさびしいけど、皆が集うこの空間に心が和む。
和む――――いいや いやいや ニヤニヤしてるよぉ この人
こんな時は無視よ無視
「夏に牧野がNYに行ってから司がさぁご機嫌なんだわっ 牧野なんでか知ってか?」
絶対わざとだよわざと このエロ角
「……」
「そっかそっかとうとう勤労もとい勤勉処女も卒業したか!うんうんお兄さんは嬉しいよ。つくしちゃん。なんか綺麗になったもんなぁー」
ニヤリと笑う。
「――――五月蠅い!このエロ門!!!!」
肩を震わせ笑いながら美作さんが
「牧野と司の明日からのめくるめくる日々に乾杯!!」
ヒャッ――――― 何いってんだこの男は…
王子様は相変わらずの寝太郎で… ソファーでまどろんでるし、桜子も滋さんも優紀もケーキ談義に花を咲かせてる。
孤立無援とはこの事だ
恥ずかしくって、恥ずかしくって グラスを煽った…
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