明日咲く花

花より男子の2次小説になります。

刹那 08 総つく

チリーン 
「そうが、だいしゅき」
笑顔のルタと共に、そんな言葉を思い出す。
そうだ、ルタは幻なんかじゃねぇ。
ルタは、確かに居たんだ。

チリーン


「‥若‥‥若宗匠、どうなさいましたかな?」
「あっ、大変失礼致しました」
「いやいや」
目尻を下げて、ご機嫌に東雲会長が笑う。
「つくしちゃんは、着物が似合うね。まさしくですね」
そう言って笑う。
「ありがとうございます。だけど、正しくとはどういうことでしょうか?」
つくしが、会長に聞き返している。

「あははっ、聞きましたよ。西門で働き出したと」

「はい。どうぞ今後とも宜しくお願い致します」

ペコリと頭を下げている。

東雲夫人が、目尻を下げながら

「お祝いと言っては、お古になってしまうから、失礼になってしまうかもしれないのだけど‥」
そんな風に言って、つくしに東雲夫人が若い頃着ていた着物を貰って欲しいと言う。
「西門で働くとなれば、何枚あっても困るものじゃないでしょ?」

「あっ、はい。でも‥そんな‥高価なものを‥」
困った顔で、俺を見る。
「牧野さん。折角のご好意ですよ。有り難く頂戴させて頂きなさい。」
「そうよ、つくしちゃん、是非受け取って頂戴な」

逡巡したあとに、

「では、有り難く頂戴致します」
「うふっ、そう言って下さると思って、西門の邸の方にもう届けさせてあるのよ」

驚いた顔して俺を見る。 
「お気遣い大変ありがとうございます」
「一緒に、総二郎さんのもいれてありますからね。今度のお茶会の時はお二人でそちらを着てもらえないかしら?ねっ、お願い」

「えっ、でも‥」
下を向くつくし。

東雲夫人は、意味深な視線を俺に投げつけてくる。
ご配慮感謝しますと、頷いてから

「大変ありがとうございます。大変光栄でございます」

俺の言葉に促され
「ありがとうございます」


東雲夫妻の顔に、笑みが広がる。

つくしは、知らない。 
東雲夫人の着物を二人で着る事の本当の意味を


許せ‥ 魑魅魍魎の渦巻く世界にお前を巻き込むことを



チリーン

どこかで鈴の音がする。



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8 Comments

asuhana  

Re: 初めまして。

noritama様

ご丁寧なお返事大変ありがとうございます。
とても感動しております。

もう、滅相もありません。
どうぞどうぞ、心穏やかな日々が送れますように。
目の手術も無事に終わりますように。
心から願っております。

2016/05/08 (Sun) 20:04 | EDIT | REPLY |   

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2016/05/08 (Sun) 12:09 | EDIT | REPLY |   

asuhana  

空色さま

黒可愛い♪イヤッホー
うふふっ

2016/05/06 (Fri) 18:04 | EDIT | REPLY |   

asuhana  

Re: 引き続き🎵

yukikoさん

うふっいつもありがとうございます♪
東雲夫人‥かなりのもんですww

2016/05/06 (Fri) 17:53 | EDIT | REPLY |   

asuhana  

きょん!さま

嬉しいです♡
いつもありがとうございます♪

2016/05/06 (Fri) 17:52 | EDIT | REPLY |   

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2016/05/06 (Fri) 10:48 | EDIT | REPLY |   

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2016/05/06 (Fri) 06:46 | EDIT | REPLY |   

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2016/05/06 (Fri) 06:38 | EDIT | REPLY |   

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