明日咲く花

花より男子の2次小説になります。

刹那 10 総つく

木蓮には、妖精が住んでいる。
真顔で話して聞かせてくれた総に、ルタを思い出した。
サラサラ髪の総に、何度ルタを感じた事だろう。
そして、惹かれ始めた‥最初は、自分の気持ちに気付きもしなかった。
いつしか、目で総を追う事が増えていた。
お茶に向き合う時の、総の真摯な眼差しを知った刹那‥
あたしは、総に恋をした。
誰にも内緒なあたしの思い。
だけど、少しでも側にいたくって‥
事務局長が、あたしに西門で働かないかと聞いてくれた時は、嬉しくて嬉しくてたまらなかった。
少しでも、茶人 西門総二郎 の手助けがしたかったから。
考え渋るふりをして、心で尻尾をブンブン振っていた。
少しだけ苦しいのは、この思いの出口が無い事。
それでも、茶人としての総を、生涯を掛けて応援したいと思った。
手助けになる事は、何でもしようそう思った。

気持ちが溢れ出ないように、あたしは目を瞑る。
幸せなのに、出口のないあたしの恋。
いつの日か、この恋心が昇華出来ますようにそう思う‥
女としてじゃなく、人として、総をきちんと支えていけますように。そう願う。

チリチリ チリーン 鈴が鳴る。 
総が好きだと、鈴が鳴る。

「つくし、また寝ちまったのか?フッ、マジよく寝んなぁ」
総の声が心地好い‥
ポンポンっと、頭を叩く感触を感じる。
幸せな幸せな時間。

* *
あどけない顔して眠るつくしを見る。頭を2回かるく撫で叩く。
幸せそうに笑ってる気がするのは、俺の目の錯覚か?
眠ったのを確かめて、肩を抱き寄せる。

お前が欲しい。一から十まで、全てのお前が欲しい。
髪の先から、脚の爪先まで、全てのお前が欲しい。
なぁ、俺が劣情を抱くのは、お前だけになっちまったって言ったらお前は信じてくれるか?
「嘘つけ、エロ門」 そう言うか?
くくっ 言いそうだよな。

一期一会 本当の一期一会は此処にある。
お前との毎日は、俺にとって日々が一期一会だ。
お前に恋して、茶の心に気が付いた。 俺にはお前が必要だ。いいや、茶人 西門総二郎 は、お前がいねぇと、ただの木偶の坊になっちまう。

「‥‥そう‥」
っん? 良く寝てる。なぁ、俺の名前を呼んで、どんな夢見てんだ?
なぁ、少しは俺を男として意識してっか?

「‥うふふっ‥う‥ん‥」
幸せそうに笑ってやがる。

俺の腕の中で、惚れた女が笑ってやがる。
至極、幸せだ。

チリーン 鈴が鳴る。
つくしが 好きだと鈴が鳴る。



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4 Comments

asuhana  

Re: \(≧∀≦)/オハヨウゴザイマス♪

yukikoさま
だよねぇーー 総ちゃんが知ったら許さない。
yukikoさん、こっそり総ちゃんに教えてあげて

2016/05/09 (Mon) 05:06 | EDIT | REPLY |   

asuhana  

さとぴょんさま

いいですかぁー

心してでですよ

西門総二郎 十ヶ条ですよ(笑)

先ずは‥ 上から行きます? 下から行きます?
髪の先から、いやいや、脳みその中から、全てでしょうかね。
もちろん 熱い熱い夜もw

2016/05/08 (Sun) 20:02 | EDIT | REPLY |   

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2016/05/08 (Sun) 12:09 | EDIT | REPLY |   

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2016/05/08 (Sun) 09:22 | EDIT | REPLY |   

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