明日咲く花

花より男子の2次小説になります。

刹那 29 総つく

唇を全身に這わせる。
熱い花芯に唇を這わせる。熱く膨らんだ花芯を攻め立てるように、舌で執拗に弄ぶ。

「くっ あぁっ...だめ‥汚い‥やっ」
恥ずかしげにつくしが言う

「お前のここは、どんなもんより綺麗だ‥」

羞恥と快楽が混ざり合い、蜜壷から蜜が溢れ出す。
卑猥な音が辺りに響く。淫らな淫らな音がして、たまらず口にしていた。

「つくしの音がする‥」

恥ずかしさで俯くお前が、愛おしくて愛おしくて堪らない。
舌で指で唇で、お前の秘所を充分に潤わせる。
苦痛を与えずに、俺自身を迎え入れさせるために指で逝かせる。
つくしの中に、押し入る‥ 

刹那‥
極上の時間が俺の元に訪れる。

お前の蜜が俺のものを絡めとる。
俺のために作られた女。全ての五感で、つくしを感じる。


セックスの後、今までなら覚めきる感情が‥
逆にコンコンと、沸き上がる。

「愛してる‥愛してる‥愛してる」

愛しても愛しても愛したりない程に、愛してる‥


つくしを抱きしめる。
恥ずかしそうに、俺の胸の中にポスンッと顔を埋める。

髪を撫で、額にキスをする。
一つ二つ三つとキスをする。

「総、恥ずかしいよ‥」
ハニカミながら、俺の胸にしがみついてくる。


強く強く抱きしめる。

チリチリチリーン 
チリチリチリリーン
鈴の音が祝福をしている‥

「「鈴の音‥」」

二人同時に発していた。

お前にも聞こえていたのか?あの鈴音が?
つくしの顔を見る。


「総にも聞こえてたの?」
つくしが答える。


「あのね‥」
つくしが俺に教えてくれる‥

あの鈴は、本当は和尚に貰ったものじゃなく、自分が用意したものだと。
「総と同じものが、どうしても持ちたかったの‥」

驚く程に、可愛いらしい事を伝えてくる。


ギュッとギュッと強く抱きしめながら
「俺‥お前が好きでたまんねぇみたいだわ」


つくしがクスッと微笑んで
「総が好きで好きでたまらない」
小さい声で呟く。


幸せが押し寄せてくる。
花吹雪のように、俺の中に積もる。
積もり積もって空に舞って、周りを巻き込み
ストンと、俺の中に落ちてくる。


「なぁ、つくし‥もう離さなくてもいいか?」
コクンとつくしが頷く。


* **
真っ青に澄み切った空‥‥
西門の屋敷の前に、大型バスが横付けされる‥
ゾロゾロと皆が乗り込んで‥

「はい、名前を御呼びしますから、大きなお声でお返事下さいね」


お前‥幼稚園の引率かってぐれぇに張り切っている。
皆の点呼を終えたら、俺の隣に座り込んで、ニッコリと笑う

「晴れて良かったね」

あの日から、幾度となく抱き合っている。
3回ルール? そんな不埒はことは人間しちゃいけねぇーに、趣旨替えだ。

ニッコリと微笑まれるだけで、俺は堪らなくつくしが抱きたくなる。

狂おしいほどに、つくし‥お前を愛してる


チリーンチリーン
鈴の音が、愉快、愉快と笑ってる。





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4 Comments

asuhana  

さとぴょんさま

祝♡合体 に、大笑い。
キュンしてもらって良かった〜

キュン死目指して頑張る(爆)

2016/05/31 (Tue) 10:06 | EDIT | REPLY |   

asuhana  

yukikoさま

総ちゃん‥途端にマジメ男に変身だ。
もう人が変わったように‥‥ねっ(笑)

2016/05/31 (Tue) 10:03 | EDIT | REPLY |   

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2016/05/30 (Mon) 23:12 | EDIT | REPLY |   

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2016/05/30 (Mon) 10:33 | EDIT | REPLY |   

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