あきらの驀地 あきつく
「牧野、俺お前にマジだから...」
「ふぅっ? マジってなに?真面目って事だよね? うーーーーん 美作さん日本語不自由な人だっけ?」
って、この状況なら 日本語不自由なのはお前じゃねぇ?
なんやらブツブツ言ってるこいつ...
はぁーーー妙齢の男女が2人で海辺で語らうって言ったら愛とか恋とかじゃねーの。
鈍感牧野が相手だと、俺なんか違う方向にまっしぐらにいってねぇ?
ザーッ ザーーー よせては返す波の音
「ねぇーー 美作さーん ねぇーー こっちこっち」
俺がぼぉーっと考えてた間に いつの間にか、波際打ちまで走っていってた牧野。
夕陽に照らされた牧野は、すげぇ綺麗で、ついつい見惚れてしまった 俺。
突然、童女の様に‥…
「隙あり!!」 手で水を掬い、それを俺にかけようとする牧野。 すんげぇ可愛い。
はしゃいでよろけそうになる牧野。
ガシッ
「‥…あ、危ない」
手を伸ばし、抱きしめた。 牧野から漂う女の香りが鼻孔をくすぐる。
慌てて 離れる俺達2人。
「あ、ありがとう‥…」
なんだか妙に照れくさく‥… 無口になる俺。
牧野の頬が赤いのは夕陽に染まってるせいか?
問うてみたいけど問えない意気地のない俺。
驀地にお前に突き進むと決めた筈なのに‥… 俺の中の何かが俺のいく手の邪魔をする。
司に対しての義理立てか? 牧野をもし失ったらどうしようという恐れか?
自問自答する。
本能では驀地に突き進めとGOサインが出ている。それを理性が押し止める。
寄せては返す波のように。。。
「あっ、見てみて夕陽が沈んでいくよ。」
見る見る間に太陽が海に隠れ、暗闇に覆われる。
暗闇のベールが、牧野と俺を包み込む。
俺の中の本能は、牧野を抱き寄せ抱きしめ、口づけしろと 指令を出す。
俺の中の理性が、それを止め‥…
本能と理性が戦いあう。
伸ばした手は空を掴む。 あとちょっとで牧野を抱きしめられるのに‥…
俺の理性が邪魔をする。それ以上進むなと‥…
驀地の思いをこいつに届けようと決めたのに‥…
年上キラーの俺はどこにいった?
女には不自由したことのない俺はどこにいった?
牧野の前だとピュアな自分に戻ってしまう。
もしかしたら俺の初恋って牧野なのかもしれないなーなんてぼんやり考える。
いつの間にか口に出てたのか.....
「初恋? うふっ 美作さんの初恋の人は年上マダム?」
茶化して聞いてくる牧野。
「ーーー牧野‥…かもしれない。」
「ふぇっ」
なんともこうとも素っ頓狂な声をだす牧野についつい笑ってしまった俺
「俺、初恋に驀地みたいだ‥…」
耳まで真っ赤になって下をむく牧野。
刹那 俺の本能が理性に打ち勝つ
ぐっとお前を抱きしめ、口づけを落とす。
答えを決めた俺は、お前に驀地に進む‥…
最初は緩やかにそして熱くお前の本能を呼び覚ます口づけを落とす。
「牧野、俺お前に惚れてるわ‥…」
2人を包む 寄せては返す 波の音‥…
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一話で終わったあきら君への応援SS。優しいあきら君は、笑ってゆるしてくれました。「俺地味だからしょうがないよ」なんて、悲しげな微笑みで‥… 優しげな表情にクラッときて 続きを書いてみました。
如何でしたでしょうか? あきらくんの驀地の思い。
このままRといきたい所ですが、Rの神が舞い降りて来ないあきら君。一番熟れてそうなのに‥…ね。
「ふぅっ? マジってなに?真面目って事だよね? うーーーーん 美作さん日本語不自由な人だっけ?」
って、この状況なら 日本語不自由なのはお前じゃねぇ?
なんやらブツブツ言ってるこいつ...
はぁーーー妙齢の男女が2人で海辺で語らうって言ったら愛とか恋とかじゃねーの。
鈍感牧野が相手だと、俺なんか違う方向にまっしぐらにいってねぇ?
ザーッ ザーーー よせては返す波の音
「ねぇーー 美作さーん ねぇーー こっちこっち」
俺がぼぉーっと考えてた間に いつの間にか、波際打ちまで走っていってた牧野。
夕陽に照らされた牧野は、すげぇ綺麗で、ついつい見惚れてしまった 俺。
突然、童女の様に‥…
「隙あり!!」 手で水を掬い、それを俺にかけようとする牧野。 すんげぇ可愛い。
はしゃいでよろけそうになる牧野。
ガシッ
「‥…あ、危ない」
手を伸ばし、抱きしめた。 牧野から漂う女の香りが鼻孔をくすぐる。
慌てて 離れる俺達2人。
「あ、ありがとう‥…」
なんだか妙に照れくさく‥… 無口になる俺。
牧野の頬が赤いのは夕陽に染まってるせいか?
問うてみたいけど問えない意気地のない俺。
驀地にお前に突き進むと決めた筈なのに‥… 俺の中の何かが俺のいく手の邪魔をする。
司に対しての義理立てか? 牧野をもし失ったらどうしようという恐れか?
自問自答する。
本能では驀地に突き進めとGOサインが出ている。それを理性が押し止める。
寄せては返す波のように。。。
「あっ、見てみて夕陽が沈んでいくよ。」
見る見る間に太陽が海に隠れ、暗闇に覆われる。
暗闇のベールが、牧野と俺を包み込む。
俺の中の本能は、牧野を抱き寄せ抱きしめ、口づけしろと 指令を出す。
俺の中の理性が、それを止め‥…
本能と理性が戦いあう。
伸ばした手は空を掴む。 あとちょっとで牧野を抱きしめられるのに‥…
俺の理性が邪魔をする。それ以上進むなと‥…
驀地の思いをこいつに届けようと決めたのに‥…
年上キラーの俺はどこにいった?
女には不自由したことのない俺はどこにいった?
牧野の前だとピュアな自分に戻ってしまう。
もしかしたら俺の初恋って牧野なのかもしれないなーなんてぼんやり考える。
いつの間にか口に出てたのか.....
「初恋? うふっ 美作さんの初恋の人は年上マダム?」
茶化して聞いてくる牧野。
「ーーー牧野‥…かもしれない。」
「ふぇっ」
なんともこうとも素っ頓狂な声をだす牧野についつい笑ってしまった俺
「俺、初恋に驀地みたいだ‥…」
耳まで真っ赤になって下をむく牧野。
刹那 俺の本能が理性に打ち勝つ
ぐっとお前を抱きしめ、口づけを落とす。
答えを決めた俺は、お前に驀地に進む‥…
最初は緩やかにそして熱くお前の本能を呼び覚ます口づけを落とす。
「牧野、俺お前に惚れてるわ‥…」
2人を包む 寄せては返す 波の音‥…
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一話で終わったあきら君への応援SS。優しいあきら君は、笑ってゆるしてくれました。「俺地味だからしょうがないよ」なんて、悲しげな微笑みで‥… 優しげな表情にクラッときて 続きを書いてみました。
如何でしたでしょうか? あきらくんの驀地の思い。
このままRといきたい所ですが、Rの神が舞い降りて来ないあきら君。一番熟れてそうなのに‥…ね。
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