紅蓮 12R つかつく
司の名前は、あたしを生身の女に戻す。
紅蓮の恋に傷つき、心に血を流し続ける惨めな女に戻す。
あたしは、首を振り続ける。
叱られる。そう思うのに、身体が止められない。
「つくし」
叱咤の声が飛ぶ。冷たく暗い声音。
宗谷に抱えられ、ベッドに落とされる。
ドスンッ
ベットに縫い付けたれたあたしの身体を
宗谷の舌が隅々まで這う。足の指を宗谷が舐る。
媚薬が塗られ、ローターが花芯に押しあてられる
身体中が、蕩けてしまいそうに熱い。
何度も何度も、身体の奥から快楽が押し寄せてくる。
「うぅっ‥あっ‥あぁ‥あんっ‥」
とめようと思っても、喘ぎ声があたしの口から漏れて行く。
身体の快楽は、心を伽藍堂にしてくれる。
考えるのは、いまこの快楽だけ。
快楽は、嫌な事‥全てを溶かしてくれる。
逃げているのかもしれない‥
否、逃げているのだ
囚われているから、詮無いことだと逃げているのだ。
絶頂に達する瞬間‥
宗谷が全ての動きを止める。
身体の奥からこみ上げる,疼きが止められず宗谷の顔を見上げる‥
昏く冷たい双眼が、あたしを見下ろしている。
なのに、身体の疼きが堪えきれずに、あたしは宗谷に懇願する。
「凌さん‥お願いです‥逝かせて‥ください」
宗谷は、無言であたしを縛る。
後手に縛られる
左の足首に縄が結びつけられ、M字に折られた太腿と脛に縄が食い込む。
一本の紐が魔法の様に、降ろされ後手縛りを固定する。
右足も、同じように縛られ、後手縛りと固定される。
どんなに泣き叫んでも、どんなに動いても、縛られた縄ははずれない。
あたしの身体の自由は奪われる。
M字開脚にされたあたしの秘部に、バイブが射込まれる。
膣圧で押し戻さないように、無毛の恥丘に麻縄で個定される。
宗谷があたしを、視姦する。
視られている‥そう思うと、堪え難い羞恥心が襲って来る。
あたしの身体に快楽が突き上げる。
着衣をただした宗谷は、カウチに腰掛け葉巻を燻らせる。
薄く整った唇片側が嬉しそうに上がる。
意識を手放しそうになると、宗谷の鞭が飛んで来る。
痛さと快楽に、あたしは溺れる。
宗谷が教えてくれた、倒錯した快楽。
肉体の快楽は、愛のない快楽は、心を手放せる。
あたしの心は、伽藍堂に戻る。
何度も何度も、快楽が襲いあたしは、木偶人形に戻っていく。
紅いべベ着た木偶人形に‥
何度目かの絶頂の後に、宗谷があたしの縛りを解く。
グチョグチョになったあたしの身体を、宗谷が再び浴室に連れて行き、綺麗に洗う。
足腰のたたない程に疲弊したあたしは、されるがままの木偶人形。
抱きかかえられ、寝間に連れられる。
宗谷は、無言であたしを抱きかかえ眠る。
あたしも目を瞑り眠りに落ちる。
このまま目が覚めなくてもいいと思いながら。
↓ランキングのご協力よろしくお願い致します♥


♥ありがとうございます。とっても嬉しいです♥
紅蓮の恋に傷つき、心に血を流し続ける惨めな女に戻す。
あたしは、首を振り続ける。
叱られる。そう思うのに、身体が止められない。
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宗谷に抱えられ、ベッドに落とされる。
ドスンッ
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宗谷の舌が隅々まで這う。足の指を宗谷が舐る。
媚薬が塗られ、ローターが花芯に押しあてられる
身体中が、蕩けてしまいそうに熱い。
何度も何度も、身体の奥から快楽が押し寄せてくる。
「うぅっ‥あっ‥あぁ‥あんっ‥」
とめようと思っても、喘ぎ声があたしの口から漏れて行く。
身体の快楽は、心を伽藍堂にしてくれる。
考えるのは、いまこの快楽だけ。
快楽は、嫌な事‥全てを溶かしてくれる。
逃げているのかもしれない‥
否、逃げているのだ
囚われているから、詮無いことだと逃げているのだ。
絶頂に達する瞬間‥
宗谷が全ての動きを止める。
身体の奥からこみ上げる,疼きが止められず宗谷の顔を見上げる‥
昏く冷たい双眼が、あたしを見下ろしている。
なのに、身体の疼きが堪えきれずに、あたしは宗谷に懇願する。
「凌さん‥お願いです‥逝かせて‥ください」
宗谷は、無言であたしを縛る。
後手に縛られる
左の足首に縄が結びつけられ、M字に折られた太腿と脛に縄が食い込む。
一本の紐が魔法の様に、降ろされ後手縛りを固定する。
右足も、同じように縛られ、後手縛りと固定される。
どんなに泣き叫んでも、どんなに動いても、縛られた縄ははずれない。
あたしの身体の自由は奪われる。
M字開脚にされたあたしの秘部に、バイブが射込まれる。
膣圧で押し戻さないように、無毛の恥丘に麻縄で個定される。
宗谷があたしを、視姦する。
視られている‥そう思うと、堪え難い羞恥心が襲って来る。
あたしの身体に快楽が突き上げる。
着衣をただした宗谷は、カウチに腰掛け葉巻を燻らせる。
薄く整った唇片側が嬉しそうに上がる。
意識を手放しそうになると、宗谷の鞭が飛んで来る。
痛さと快楽に、あたしは溺れる。
宗谷が教えてくれた、倒錯した快楽。
肉体の快楽は、愛のない快楽は、心を手放せる。
あたしの心は、伽藍堂に戻る。
何度も何度も、快楽が襲いあたしは、木偶人形に戻っていく。
紅いべベ着た木偶人形に‥
何度目かの絶頂の後に、宗谷があたしの縛りを解く。
グチョグチョになったあたしの身体を、宗谷が再び浴室に連れて行き、綺麗に洗う。
足腰のたたない程に疲弊したあたしは、されるがままの木偶人形。
抱きかかえられ、寝間に連れられる。
宗谷は、無言であたしを抱きかかえ眠る。
あたしも目を瞑り眠りに落ちる。
このまま目が覚めなくてもいいと思いながら。
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