紅蓮 27R つかつく
開開け放れた玄関から一陣の風が吹きこんで来る。
宗谷を見送り、ごりょんさんの元へ戻り、色々話して、明日からの予定を立てていく。
「あんまり詰め込み過ぎると、凌さんに叱られてしまうわね」
戯けながらおっしゃったあとに、真顔になって‥
「つくしちゃん、不自由はない?凌さんの束縛が少し強いように感じるのだけど‥」
不自由なら死ぬ程ございます。そう言えるわけもなく‥
微笑みを浮かべ、何の不自由も不便もないと答える。
二階堂が、茶を淹れかえている。
「京都、残念だったわ」
先ほどの事を思い出したのだろう、そう言いながらも、身体の心配をして下さる。
いいえ、ごりょんさん‥あたしが良く寝込むのは、凌さんの責め苦が激しいだけで、何の持病ももっておりません。
喉元まで出かかって、慌てて呑み込む。
「ご迷惑の掛けどうしで‥」あたしが謝ると‥そんなつもりで言ったんじゃないのよと慌てて謝ってくれる。
心が癒されるのと同時に、優しいごりょんさんまで欺いているんだと思うと、心に痛みが走る。
そっと目を逸らしたあたしに‥
「つくしちゃん、もう少し自由な時間を作って、屋敷の外にでなさい‥そうね‥手始めに、そろそろ私の活動を手伝って頂こうかしら?あら、これでは自由な時間ではないかしら」
戯けながらも嬉しい提案をなさってくださる。
宗谷の機嫌を損ねたら…そう思うと即答が出来なくて、曖昧に笑う。
「凌さんの方には、私から伝えるからそのつもりでいて頂戴」
「でも‥凌さんがなんとおっしゃるか‥」
「ですから、私から伝えるのですよ。つくしちゃんは、心づもりだけしといて頂戴」
期待と不安と色々な思いが交差する。
出来るなら、許されるなら‥外に出たい。
空を自由に飛ぶ蝶々のように、鳥のように‥そんな事まで望まない。
だけど‥いっときの自由が欲しい。
おりょんさんと2人で、竹の庭を散策する。
真っ直ぐに、真っ直ぐに、天に向かって伸びる竹の隙間から、木漏れ日が溢れている。
風に吹かれてサラサラと心地好い音が耳にはいる。
いつ来ても落ち着く空間。
光りと風と音に包まれて、あたしは竹林を歩く。
あたしの頬に、涙が一筋伝って落ちる。袂でそっと涙を拭いて、光りの中を漂う。
「ここは、何時来ても落ち着くわね」
「はい」
さわさわと風が吹く。
夜遅く、帰宅した宗谷は、少し酔っているのだろうか?
えらくご機嫌だ。
「つくし、おいで」
姿見の前にあたしを立たせて、着物を脱がせて行く。
シュルリシュルリと紐解かれ、醜い身体のあたしが現れる
姿見の前で、あたしは宗谷に陵辱される。
優しい瞳で、優しい仕草で陵辱される。
胸と花芯のピアスを付け替えられて、緋色のルビーがあたしの胸を彩る。
緋色のチョーカーが首もとに付けられ、纏めた髪を解(ほど)かれる。
宗谷が、あたしの前にしゃがみ込み、花芯をチロリチロリと舌で刺激する。
「‥あっ‥んんんん」声が漏れる‥
抑えようと思っても‥声が出る。
だらだらと汁が滴り落ちていく‥
真っ直ぐに立つのが苦痛に感じる程に、身体が熱くなる。
宗谷の舌が、執拗に執拗に、花芯を攻める。
立っていられなくなって、宗谷の髪を掴む。
宗谷は、嬉しそうに微笑んで‥あたしを組み敷いて、あたしの中に入って来る。
「つくし、つくし、可愛い私のつくし‥」
宗谷は、あたしの中で精を果てて、あたしは、それを受け止め意識を手放す。
真っ白な世界を漂う…
↓ランキングのご協力よろしくお願い致します♥


♥ありがとうございます。とっても嬉しいです♥
宗谷を見送り、ごりょんさんの元へ戻り、色々話して、明日からの予定を立てていく。
「あんまり詰め込み過ぎると、凌さんに叱られてしまうわね」
戯けながらおっしゃったあとに、真顔になって‥
「つくしちゃん、不自由はない?凌さんの束縛が少し強いように感じるのだけど‥」
不自由なら死ぬ程ございます。そう言えるわけもなく‥
微笑みを浮かべ、何の不自由も不便もないと答える。
二階堂が、茶を淹れかえている。
「京都、残念だったわ」
先ほどの事を思い出したのだろう、そう言いながらも、身体の心配をして下さる。
いいえ、ごりょんさん‥あたしが良く寝込むのは、凌さんの責め苦が激しいだけで、何の持病ももっておりません。
喉元まで出かかって、慌てて呑み込む。
「ご迷惑の掛けどうしで‥」あたしが謝ると‥そんなつもりで言ったんじゃないのよと慌てて謝ってくれる。
心が癒されるのと同時に、優しいごりょんさんまで欺いているんだと思うと、心に痛みが走る。
そっと目を逸らしたあたしに‥
「つくしちゃん、もう少し自由な時間を作って、屋敷の外にでなさい‥そうね‥手始めに、そろそろ私の活動を手伝って頂こうかしら?あら、これでは自由な時間ではないかしら」
戯けながらも嬉しい提案をなさってくださる。
宗谷の機嫌を損ねたら…そう思うと即答が出来なくて、曖昧に笑う。
「凌さんの方には、私から伝えるからそのつもりでいて頂戴」
「でも‥凌さんがなんとおっしゃるか‥」
「ですから、私から伝えるのですよ。つくしちゃんは、心づもりだけしといて頂戴」
期待と不安と色々な思いが交差する。
出来るなら、許されるなら‥外に出たい。
空を自由に飛ぶ蝶々のように、鳥のように‥そんな事まで望まない。
だけど‥いっときの自由が欲しい。
おりょんさんと2人で、竹の庭を散策する。
真っ直ぐに、真っ直ぐに、天に向かって伸びる竹の隙間から、木漏れ日が溢れている。
風に吹かれてサラサラと心地好い音が耳にはいる。
いつ来ても落ち着く空間。
光りと風と音に包まれて、あたしは竹林を歩く。
あたしの頬に、涙が一筋伝って落ちる。袂でそっと涙を拭いて、光りの中を漂う。
「ここは、何時来ても落ち着くわね」
「はい」
さわさわと風が吹く。
夜遅く、帰宅した宗谷は、少し酔っているのだろうか?
えらくご機嫌だ。
「つくし、おいで」
姿見の前にあたしを立たせて、着物を脱がせて行く。
シュルリシュルリと紐解かれ、醜い身体のあたしが現れる
姿見の前で、あたしは宗谷に陵辱される。
優しい瞳で、優しい仕草で陵辱される。
胸と花芯のピアスを付け替えられて、緋色のルビーがあたしの胸を彩る。
緋色のチョーカーが首もとに付けられ、纏めた髪を解(ほど)かれる。
宗谷が、あたしの前にしゃがみ込み、花芯をチロリチロリと舌で刺激する。
「‥あっ‥んんんん」声が漏れる‥
抑えようと思っても‥声が出る。
だらだらと汁が滴り落ちていく‥
真っ直ぐに立つのが苦痛に感じる程に、身体が熱くなる。
宗谷の舌が、執拗に執拗に、花芯を攻める。
立っていられなくなって、宗谷の髪を掴む。
宗谷は、嬉しそうに微笑んで‥あたしを組み敷いて、あたしの中に入って来る。
「つくし、つくし、可愛い私のつくし‥」
宗谷は、あたしの中で精を果てて、あたしは、それを受け止め意識を手放す。
真っ白な世界を漂う…
↓ランキングのご協力よろしくお願い致します♥


♥ありがとうございます。とっても嬉しいです♥
- 関連記事
-
- 紅蓮 30 つかつく
- 紅蓮 29R つかつく
- 紅蓮 28 つかつく
- 紅蓮 27R つかつく
- 紅蓮 26 つかつく
- 紅蓮 25 つかつく
- 紅蓮 24 つかつく
スポンサーサイト