明日咲く花

花より男子の2次小説になります。

get back  2 類つく

はぁっー    久しぶりのこの空虚感
はぁっーー   牧野がいないとやる気が出ない。

「専務、お顔の色がすぐれないみたいですが大丈夫でしょうか?」
ジロリッ
「…あんたの香水のせい。なんとかしてくんない。臭くてたまんないよ」

「も、も、申し訳ございません。」
だから、嫌だったのよぉー 専務見てる分には最高に最高に格好良いけど、秘書として近くで同行するとなるともの凄く扱いにくいんだものぉ。あぁ…あの時グーさえ出さなければ こんな思いしなくてもすんだ筈なのになのに...

つくしちゃん…入ってすぐに専務付なんて生意気と、みんなに意地悪されてたけど、今じゃそれもいい思い出だよね。すぐにみんな牧野様々つくし様になったのよねーー 室長なんてたまにつくしちゃんの背中拝んでるわよ。
あぁーつくしちゃん 何処に行ったのよぉーーー 

「…そうだ。あんたさぁー 牧野呼んできてよ。専務が具合悪くなりましたってさぁ」

私だってそう出来るものなら今すぐそうしたい
...でもでも、お昼休憩とともにつくしちゃん社内にはもういないのよ。こ、こ、こんな事専務に言えない。。。
そっ、そ、そうだわ

「専務、大変申し訳ないのですが…牧野さんは、原田さんとお昼休憩に行かれましてまだ帰ってきておりません。」
確かに、原田さんとエレベーターで一緒だったわよね。原田さんは社食へ、つくしちゃんは外出してしまったけど…べ、別に嘘じゃないわよね。 

「えっ”” なにそれ? 原田呼んでよ。原田」

ひゃーさ、さ、寒いぃーーーー  
「た、た、ただ今すぐにお呼びします…」



「専務どうされましたか? 何かございましたでしょうか?」

「ございましたも何も、原田、牧野どうしたんだよ。」

「ま、牧野さんは、外回りに行かれましたが…」

「外出? 何それ俺聞いてないんだけど。どういう事?ちょっと解るように説明してくんない。」

「…も、申し訳ございません」

「申し訳ないってどういう意味? なんかあるワケ?」

「な、なにもございません。」

「秘書が上司の許可なく一人で外回りって可笑しくない?あのさ、原田って誰の部下なわけ?」

「専務です…」

「だよね。で、牧野はどこに外回り行ったの?」

「…お、お、大河原様の所へ」

「大河原の所に秘書課の人間が何しに行ってんの? 規律がなってないよね ハァッーこの会社平気なワケ?…信用できない部下に囲まれた俺の代で潰れちゃったりしてね…」

「専務ーー」

「あぁー 俺、今日のプレゼン頑張れないなぁー やる気0だよ0。」

「すぐに牧野さんに帰って来て貰います。」

「そぉ? 俺は別に構わないけど、原田がそんなに言うならそうして貰おうかなぁーー」
艶然と笑う専務。

「はい。牧野さんが居ないと困ります。今日は富田物産の専務との会食もございますし」
 
「富田とかぁ? ...うーんそっか」
あいつ牧野に色目つかってくるんだよな

「原田、やっぱ牧野戻さなくていいや。その代り大河原とその後どこに行くのかきちんと調べておいて…」



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2 Comments

asuhana  

Re

Reeさま
はじめまして★コメントありがとうございます♪ 
凄く嬉しいです(#^.^#)
類君勝手に暴走して、SSのつもりが、ちょいちょい話が長くなってしまいます。
総ちゃん素敵ですよねーーー
これからもどうぞどうぞよろしくお願い致します<(_ _)>

2015/11/08 (Sun) 00:30 | EDIT | REPLY |   

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2015/11/08 (Sun) 00:19 | EDIT | REPLY |   

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