new beginning 5 類つく
「もう可愛くて可愛くて仕方ないの~♪」
聞き捨てならないつくしのセリフ‥…
「チューって、してくれるんだよ♡滋さんと桜子のところはどう?」
えっ”いま何て言った??
もしかして‥…浮気?
いやいや‥つくしに限ってそんな訳ない。
婚約パーティーだって先週終わったばかりだ。
結婚だってあと半年もすれば‥…
で、で、でもここ2週間くらい慌てて帰ってるし、俺の家に泊まって行かなくなった。
つくしの部屋にもこの頃泊まらせてもらってない。俺は愕然となる。
GetBack 2週間前?
いやいや‥…
大丈夫だ俺。落ち着け俺。落ち着くんだ俺。
もどっちゃダメだ。ダメ。だってオレ等ラブラブだよな?
そうだ、そうだ、さっきだってキスしたよな?
オレから一方的だった?いやいやつくしもノリノリだった‥…よね?
ふぅっーーーー 意を決して、ドアを開ける‥
「大河原、三条 いらっしゃい。」
いつもの3割り‥…いいや、5割増の愛想の良さを装い2人を迎える。
こいつらを敵に回すのは得策じゃない。
「お邪魔しております。」
「類くーん やっほ~」
何か怪しい動きはないかと探る‥…
三条は別としても、大河原は嘘はつけないだろう。
大河原に狙いを定める‥…
「今さぁ、何かが可愛いとか、チューするとか聞こえたけど??」
「うっ。」
つくしが言葉に詰まっている。
な、な、なんだ?
大河原を見る‥…
なんとなく、目をそらす。
三条はしれーっとしている。
な、な、なんなんだ。。。。
絶対に絶対にこの3人は、何かを隠してる。
「‥…っと、そろそろお暇しようかなっとぉ~」
「ではわたくしも‥…」
いそいそと帰り支度を始める2人
「あっ、あたしも明日の準備があるんでおさ‥」
つくしが全部を言い終わる前に、腕を掴む。
「じゃぁね~つくし。」
「では先輩失礼致します‥…」
「ちょ、ちょ、ちょっとーーーー」
2人に取り残されて‥…俺と2人になるつくし‥…
「あっ、あ、あのーゴメンナサイ」
えっ‥…やっぱり浮気?
「類に内緒で‥…」
えっそれとも本気?
「飼っちゃったのぉー」
っん?っん?っん?
「あのね、あのね、この前ね桜子と滋さんと3人で帰りに拾ちゃってね‥…どぉーしてもどーしても可哀想で、我慢出来なくて飼っちゃったの‥内緒にしててゴメンね」
「すんごい可愛いの」
一生懸命に話してるつくし。
ほぉ~っとして、力が抜けた俺。
あぁーー良かった。
話しを聞けば、捨て猫を飼い出したらしい。
しかも3匹捨てられていて、1人1匹ずつ飼いだしたらしい。
「うちのコは、ビーたん って言うんだけど‥…お目目がね、類みたいにビー玉みたいで可愛いんだよぉー」
「うん。なんで隠してたの?」
「あのね‥ビーたん、まだ小ちゃいから、あたしが居ないとねダメでね。だから類のお家にお泊まりとか無理になっちゃたでしょ?怒るかな~とか思って……」
「だったら、尚さら教えてくんないと、そのビーたんとやらが可哀想なんじゃないワケ?」
「うっ。そ、そ、そうだよね。相談もせずに、飼って大丈夫?なんて滋さんが聞いて来るもんだから、急に心配になっちゃって‥… ゴメン。」
「じゃぁさぁ、先ずはビーたんに会わせてよ。」
***
つくしの部屋に行くと現れたのは、ニャーニャー可愛く鳴く ビーたん。
ニャーニャー鳴きながら、俺の足下にすり寄って来る。
ビーたんは、驚くほど可愛くて‥… 一目で虜になってしまった俺。
「かっ可愛いー」
「でしょ。でしょ。可愛いの♡」
俺を魅了して止まないものが、2つに増えた瞬間。
そして、愛すべきニャンコ殿 ビーたんは良い働きをしてくれて。
その日から俺達は、花沢の家で一緒に暮らし始めたんだ。
で、愛すべきニャンコ殿ビーたんは、つくしより一足お先に
花沢ビーたん になったんだ。
そして、愛すべきつくしは、毎日俺と一緒にビーたんの待つ家に帰る。
大河原も、三条もたまにはやるじゃん。
久しぶりに?いや、初めて 2人に感謝した俺。
俺達の new beginng
***
あたし達の可愛い ビーたんは、本当によく寝るニャンコさんだ。
類に言わせると、猫だからね って笑うけど‥…
滋さんのところのプ太郎よりも、桜子の所のクレアよりも 本当に良く寝るニャンコさんなのだ。
絶対に、絶対に 類に似たんだと思う。
だってね、2人並んで寝てる姿はそっくりだもの。
あたしは、そっとベッドに潜り込む。幸せな気持ちで潜り込み
ビーたんと類にそっとキスをする。
うふふっ おやすみなさい
↓ランキングのご協力よろしくお願い致します♥

♥ありがとうございます。とっても嬉しいです♥
聞き捨てならないつくしのセリフ‥…
「チューって、してくれるんだよ♡滋さんと桜子のところはどう?」
えっ”いま何て言った??
もしかして‥…浮気?
いやいや‥つくしに限ってそんな訳ない。
婚約パーティーだって先週終わったばかりだ。
結婚だってあと半年もすれば‥…
で、で、でもここ2週間くらい慌てて帰ってるし、俺の家に泊まって行かなくなった。
つくしの部屋にもこの頃泊まらせてもらってない。俺は愕然となる。
GetBack 2週間前?
いやいや‥…
大丈夫だ俺。落ち着け俺。落ち着くんだ俺。
もどっちゃダメだ。ダメ。だってオレ等ラブラブだよな?
そうだ、そうだ、さっきだってキスしたよな?
オレから一方的だった?いやいやつくしもノリノリだった‥…よね?
ふぅっーーーー 意を決して、ドアを開ける‥
「大河原、三条 いらっしゃい。」
いつもの3割り‥…いいや、5割増の愛想の良さを装い2人を迎える。
こいつらを敵に回すのは得策じゃない。
「お邪魔しております。」
「類くーん やっほ~」
何か怪しい動きはないかと探る‥…
三条は別としても、大河原は嘘はつけないだろう。
大河原に狙いを定める‥…
「今さぁ、何かが可愛いとか、チューするとか聞こえたけど??」
「うっ。」
つくしが言葉に詰まっている。
な、な、なんだ?
大河原を見る‥…
なんとなく、目をそらす。
三条はしれーっとしている。
な、な、なんなんだ。。。。
絶対に絶対にこの3人は、何かを隠してる。
「‥…っと、そろそろお暇しようかなっとぉ~」
「ではわたくしも‥…」
いそいそと帰り支度を始める2人
「あっ、あたしも明日の準備があるんでおさ‥」
つくしが全部を言い終わる前に、腕を掴む。
「じゃぁね~つくし。」
「では先輩失礼致します‥…」
「ちょ、ちょ、ちょっとーーーー」
2人に取り残されて‥…俺と2人になるつくし‥…
「あっ、あ、あのーゴメンナサイ」
えっ‥…やっぱり浮気?
「類に内緒で‥…」
えっそれとも本気?
「飼っちゃったのぉー」
っん?っん?っん?
「あのね、あのね、この前ね桜子と滋さんと3人で帰りに拾ちゃってね‥…どぉーしてもどーしても可哀想で、我慢出来なくて飼っちゃったの‥内緒にしててゴメンね」
「すんごい可愛いの」
一生懸命に話してるつくし。
ほぉ~っとして、力が抜けた俺。
あぁーー良かった。
話しを聞けば、捨て猫を飼い出したらしい。
しかも3匹捨てられていて、1人1匹ずつ飼いだしたらしい。
「うちのコは、ビーたん って言うんだけど‥…お目目がね、類みたいにビー玉みたいで可愛いんだよぉー」
「うん。なんで隠してたの?」
「あのね‥ビーたん、まだ小ちゃいから、あたしが居ないとねダメでね。だから類のお家にお泊まりとか無理になっちゃたでしょ?怒るかな~とか思って……」
「だったら、尚さら教えてくんないと、そのビーたんとやらが可哀想なんじゃないワケ?」
「うっ。そ、そ、そうだよね。相談もせずに、飼って大丈夫?なんて滋さんが聞いて来るもんだから、急に心配になっちゃって‥… ゴメン。」
「じゃぁさぁ、先ずはビーたんに会わせてよ。」
***
つくしの部屋に行くと現れたのは、ニャーニャー可愛く鳴く ビーたん。
ニャーニャー鳴きながら、俺の足下にすり寄って来る。
ビーたんは、驚くほど可愛くて‥… 一目で虜になってしまった俺。
「かっ可愛いー」
「でしょ。でしょ。可愛いの♡」
俺を魅了して止まないものが、2つに増えた瞬間。
そして、愛すべきニャンコ殿 ビーたんは良い働きをしてくれて。
その日から俺達は、花沢の家で一緒に暮らし始めたんだ。
で、愛すべきニャンコ殿ビーたんは、つくしより一足お先に
花沢ビーたん になったんだ。
そして、愛すべきつくしは、毎日俺と一緒にビーたんの待つ家に帰る。
大河原も、三条もたまにはやるじゃん。
久しぶりに?いや、初めて 2人に感謝した俺。
俺達の new beginng
***
あたし達の可愛い ビーたんは、本当によく寝るニャンコさんだ。
類に言わせると、猫だからね って笑うけど‥…
滋さんのところのプ太郎よりも、桜子の所のクレアよりも 本当に良く寝るニャンコさんなのだ。
絶対に、絶対に 類に似たんだと思う。
だってね、2人並んで寝てる姿はそっくりだもの。
あたしは、そっとベッドに潜り込む。幸せな気持ちで潜り込み
ビーたんと類にそっとキスをする。
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