Happy Halloween 前編 類つく
「イベント毎は家族で沢山楽しもうね♪」って、子供が生まれる前に2人で決めた。
約束のお陰でいっぱいの写真と思い出が増えたよね…
「ハァッー 田村はさぁーなに考えてんの?家族を危機にさらせたいワケ?つくしと俺が別れれば良いとでも思ってるの?もうね、俺お前を信じられないって感じでいっぱいだよ…裏切りだよ裏切り」
「ル、ル、類様…」
「ハァッー 音と奏の事を可愛いなんて嘘だったんだね…明日はハロウィンだって言うのに、出張入れるなんてホント考えられないよ。 もぅホント俺は何を信じたらイイワケ? 教えてほしいよ 田村だけはって思ってたのにね 」
「も、申し訳ございません。明日はなるべく早くお帰りになられるように予定を組みなおしますので…」
「2度目はないからね 夕方には戻れるようにしてよ。いい?わかった?」
RRRRR…
「はい。あっ田村さん どうなさったんですか?」
「つくし様大変申し訳ないのですが、実は明日のハロウィンの事でお願いがございまして…」
「は、はい。どうされたんですか? も、もしかしてまた類の我が儘ですか?」
「いえいえ我が儘なんて滅相もございません。ただ、明日はハロウィンだから夕刻にはご自宅に戻られたいとおしゃっておりまして…」
「えっ”” 音も奏も、もう親とハロウィン楽しむ年じゃないですよ? 第一明日は仮装パーティーで音も奏も家には夜遅くにならないと帰って来ないって前々から類には伝えてあるんですけど‥… あの子達お菓子貰っても喜ぶ年じゃないですよぉ」
「はぁぁ。 多分、つくし様にお会いしたいだけかとは思うのですが…」
「‥…はぁぁ。本当にいつも申し訳ございません。」
「いえいえ。こちらこそいつもつくし様にはご迷惑お掛けいたしまして…」
「つくし様には大変申し訳ないのですが、明日こちらにお越し頂く事はできませんでしょうか?」
「そうですよね。それしかないですよね。なるべく早めに伺いますね。田村さん」
「大変申し訳ございません。それともう一つお願いがありまして…」
「あ、あの田村さんのもう一つのお願いって大変怖いんですけど」
「どのような恰好かはわからないので大変恐縮なのですが…5年前になさった仮装をしていただけませんしょうか?先ほど手帳を見ておりましたら5年前のハロウィンの後はものすごくご機嫌が良くていらしゃって…ひと月ほど思い出し笑いをされていたものでして」
「えっ””」
それって、高校生になった音と奏がママはこの仮装が似合うよって面白がってさせた天使ルック?
フワフワの羽がついててミニスカートのやつの事だ。あの後朝まで大変だったんだよね‥…
でも、さすがにあれから5年だよ5年。ミニスカートで天使ルックなって、無理無理無理だ。
「………」
「つくし様 明日はこちらの満天堂の限定ケーキをお持ち帰り出来ますようにご用意させて頂きます」
満天堂の限定ケーキ アレッてアレの事よね?
「大和屋の松坂牛入り限定コロッケもお付けいたしますのでいかがでございましょうか?」
大和屋さんのコロッケ…美味しいのよね~
「桜屋さんの限定豆大福もお付けいたします」
「つくし様、ど、どうでございますでしょうか?」
「のった! あっ、承知いたしました」
食べ物につられるなんて… ハズカシイ
でも田村さんって、いいセンスしてるのよねーーー
そ、それにしても天使ルックだよ。 う”----ん
二十歳過ぎた子供がいる大人が着る服じゃないよぉ。今更類も天使ルックでどうこうの年齢でもあるまいし。
でも約束しちゃったしなぁ。ハァッー
でもでもでも‥… 限定ケーキに限定コロッケ、限定豆大福 じゃ受けないバカはいないわよね。
こうなったら 花沢物産のため、田村さんのため あたし頑張るわ!!
↓ランキングのご協力よろしくお願い致します♥

♥ありがとうございます。とっても嬉しいです♥
約束のお陰でいっぱいの写真と思い出が増えたよね…
「ハァッー 田村はさぁーなに考えてんの?家族を危機にさらせたいワケ?つくしと俺が別れれば良いとでも思ってるの?もうね、俺お前を信じられないって感じでいっぱいだよ…裏切りだよ裏切り」
「ル、ル、類様…」
「ハァッー 音と奏の事を可愛いなんて嘘だったんだね…明日はハロウィンだって言うのに、出張入れるなんてホント考えられないよ。 もぅホント俺は何を信じたらイイワケ? 教えてほしいよ 田村だけはって思ってたのにね 」
「も、申し訳ございません。明日はなるべく早くお帰りになられるように予定を組みなおしますので…」
「2度目はないからね 夕方には戻れるようにしてよ。いい?わかった?」
RRRRR…
「はい。あっ田村さん どうなさったんですか?」
「つくし様大変申し訳ないのですが、実は明日のハロウィンの事でお願いがございまして…」
「は、はい。どうされたんですか? も、もしかしてまた類の我が儘ですか?」
「いえいえ我が儘なんて滅相もございません。ただ、明日はハロウィンだから夕刻にはご自宅に戻られたいとおしゃっておりまして…」
「えっ”” 音も奏も、もう親とハロウィン楽しむ年じゃないですよ? 第一明日は仮装パーティーで音も奏も家には夜遅くにならないと帰って来ないって前々から類には伝えてあるんですけど‥… あの子達お菓子貰っても喜ぶ年じゃないですよぉ」
「はぁぁ。 多分、つくし様にお会いしたいだけかとは思うのですが…」
「‥…はぁぁ。本当にいつも申し訳ございません。」
「いえいえ。こちらこそいつもつくし様にはご迷惑お掛けいたしまして…」
「つくし様には大変申し訳ないのですが、明日こちらにお越し頂く事はできませんでしょうか?」
「そうですよね。それしかないですよね。なるべく早めに伺いますね。田村さん」
「大変申し訳ございません。それともう一つお願いがありまして…」
「あ、あの田村さんのもう一つのお願いって大変怖いんですけど」
「どのような恰好かはわからないので大変恐縮なのですが…5年前になさった仮装をしていただけませんしょうか?先ほど手帳を見ておりましたら5年前のハロウィンの後はものすごくご機嫌が良くていらしゃって…ひと月ほど思い出し笑いをされていたものでして」
「えっ””」
それって、高校生になった音と奏がママはこの仮装が似合うよって面白がってさせた天使ルック?
フワフワの羽がついててミニスカートのやつの事だ。あの後朝まで大変だったんだよね‥…
でも、さすがにあれから5年だよ5年。ミニスカートで天使ルックなって、無理無理無理だ。
「………」
「つくし様 明日はこちらの満天堂の限定ケーキをお持ち帰り出来ますようにご用意させて頂きます」
満天堂の限定ケーキ アレッてアレの事よね?
「大和屋の松坂牛入り限定コロッケもお付けいたしますのでいかがでございましょうか?」
大和屋さんのコロッケ…美味しいのよね~
「桜屋さんの限定豆大福もお付けいたします」
「つくし様、ど、どうでございますでしょうか?」
「のった! あっ、承知いたしました」
食べ物につられるなんて… ハズカシイ
でも田村さんって、いいセンスしてるのよねーーー
そ、それにしても天使ルックだよ。 う”----ん
二十歳過ぎた子供がいる大人が着る服じゃないよぉ。今更類も天使ルックでどうこうの年齢でもあるまいし。
でも約束しちゃったしなぁ。ハァッー
でもでもでも‥… 限定ケーキに限定コロッケ、限定豆大福 じゃ受けないバカはいないわよね。
こうなったら 花沢物産のため、田村さんのため あたし頑張るわ!!
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