明日咲く花

花より男子の2次小説になります。

白線 11

yasuとみっちゃんと美味しい食事に舌鼓を打つ。

「リリス、美味しそうに食べるねぇー」みっちゃんが感心しながら、あたしに言うと、yasuが「リリスの最大級の美点の一つ。」そう言って嬉しそうに笑う。

デザートと珈琲を頂き、ファミリースウィートに戻る途中、大きなガラス窓にあたし達3人が映る。

「あたし達3人って、どんな関係に見えるんだろうね?」
3角関係の男女だの、兄弟だの色々言い合う。で、落ち着いたのが、一人の男を取り合う2人の女だった。
「メロドラマみたい」そう言って笑いあった。


部屋に着き、銘々にお酒を煽る。
みっちゃんが
「なんでリリスになったの?リリスって夜の魔女とか悪霊ってて意味でしょ?」そう聞いてくる。
yasuが、あたしの髪を梳きながら、この子のリリスは、アダムと対等の女っていう意味でつけたんだと話す。

フムフム相槌打ちながら聞いているうちに、目がトロトロしてくる。yasuが、ほらベットベットに行くよと、ベットルームに連れて行かれる。
yasuがあたしの髪を撫でながら、あたしを抱きしめる。あたしもyasuにぎゅっと抱きついて眠る。捨てられた子猫のように抱きついて眠る。
yasuの胸はあたたかくて、あたしは時たま泣きたくなる。
そんな時、yasuは何も言わずにあたしを抱きしめ、髪を撫でてくれる。

yasuに出逢えて良かった。そうじゃなかったら‥‥あたしは、あたしでいられなくなる所だった。あたしをリリスと呼んでくれるyasuに出逢えて良かった。

yasuに抱きしめられ、お姫様のように額にキスをされ、眠りにつく。深い深い眠りにつく。


**

膝を抱え、爪を噛む。胸が焦がれる。
明日の夜になれば、つくしに会える。
会えるだけで良い。もう二度とつくしあんたを失いたくない。
膝を抱え、爪を噛む。朝を待って爪を噛む。

我ながら情けないと思いつつ、朝を待つ。

だけど‥
情けなくても、苦しくても、つくしを諦めるなんて俺には出来ない。
関連記事
スポンサーサイト

0 Comments

Add your comment