明日咲く花

花より男子の2次小説になります。

白線 59R

「幸せだぁー」
目の前で、大口開けて屈託なく笑うつくし。
会わなかった2年‥すっかりやり手社長になってるのに‥
大口開けて笑う姿は‥5年ぶりに見る屈託の無いつくしで、出会った頃の元気いっぱいのつくしに戻っていて
この笑顔、それさえあれば何にも要らない。

「ねぇ、つくし‥」
「っん?」

俺の膝の上につくしを乗せて抱き締める。
それだけで、脳みそが蕩けそうになる‥
麻薬の様な女‥ 俺はつくしの身体に溺れている。
つくしの耳朶を齧りながら、愛を囁く

「愛してる」
「あたしも愛してる」

つくしを抱き締め、首筋に舌を這わせる。
「‥る‥い‥あっ‥」

そんな刺激だけで、つくしの身体は妖婦に入れ替わる。
目に妖しい光が宿る。俺の身体にゾクリと旋律が走る。

くるりとつくしが振り向いて、俺の唇をつくしの唇で啄んでくる。
「類、口を開けて‥舌を出して」
言われた通りに、舌を出す。
つくしの舌が、俺の舌を絡めとりながら、歯茎をなぞる。

俺のワイシャツに手をかけて、脱がせ始める。
ボタンを一つずつ外しながら、つくしの唇が、俺の乳首を舐める。
「類の乳首、立ってきたよ」
口元に唾液を光らせて挑発的に俺を見ながら、つくしの唇が、全身を愛撫する。

ニヤリと笑いながら、ベルトを外してズボンをおろす。
「つくし‥俺にも」
大きな瞳で俺を見つめて、外したネクタイを手に持って、
俺の手を縛る。はずそうと思えば直ぐにはずせる緊縛。

つくしの手が、俺の下半身に伸びて来る。
太腿をつくしの指が這う。一糸纏わぬ格好にさせられて、つくしの指が舌が俺の全身を愛撫する。

「‥っう‥つ、つ‥つくし‥」

直接の刺激を身体が求めるのに、決してそこには触れないで、首筋を、脇を、つくしの舌が這う。
妖艶な瞳で俺を見ながら、俺のものを口にする。
ジュルヌブッ‥ 淫らな音が響き渡る。

つくしはスカートを履いたまま、ショーツを脱いで、俺に跨がり,蜜で溢れた蜜壷に俺を誘い入れる。
なんの刺激も受けていない筈なのに、つくしのあそこは、ビショビショで濡れそぼり、俺を呑み込む。
腰を振り、髪を振り乱す‥
口の中に、つくしの小指が入ってくる。
淫らな顔をしながら、小指が俺の口を犯す。
何度も逝きそうになる。何度も絶頂の淵で、引き摺り落とされる。
俺から身体を離し、つくしが服を脱ぐ。観客に媚びを売りながら笑う踊り子のようにだ。
白い肢体が俺の身体を包みこむ。

ズブズブと音を立て吸込まれる、犯されているような錯覚に、陥る。
つくしの腰が揺れる。髪が揺れる
つくしの息があがる。うっとりとした蕩けそうな顔をしている。嬌声をあげ腰を揺らす。
淫らな淫らな俺の俺だけの女。
俺が果てたのと、つくしが逝ったのは同時だったのだろう

二人で微睡む。形だけ縛られた手をほどき、つくしを抱き締める。
あの日の続きを改めて始めよう。
「つくし‥お帰り」
花咲く笑顔でつくしが笑い
「ただいま」
幼女のように笑う。
手を繋ぎ微笑み合う。

つくしと愛を語らおう。
あの日、出来なかった未来を語らおう。


俺らの間にあった白線は、もう消えている

俺らの間にあるのは、幸せに続く道、ただそれだけだ。



いよいよ明日は最終回♪


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6 Comments

asuhana  

Re

むふっ、やっと幸せが♪♪二人のもとに訪れるw

2016/04/27 (Wed) 15:33 | EDIT | REPLY |   

asuhana  

ノエノエさま

ノエノエさん 超ナイス!
私も笑ってしまったw

2016/04/27 (Wed) 15:32 | EDIT | REPLY |   

asuhana  

みかんさま

ご無体なぁー

2016/04/27 (Wed) 15:31 | EDIT | REPLY |   

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2016/04/27 (Wed) 06:24 | EDIT | REPLY |   

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2016/04/26 (Tue) 23:19 | EDIT | REPLY |   

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2016/04/26 (Tue) 22:10 | EDIT | REPLY |   

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