明日咲く花

花より男子の2次小説になります。

シーソーゲーム 5

物陰に潜む‥ よし! 行けぇー 
き、き、決まった!! ヨシヨシ これで奴は、あたしの下僕♪

‥の、筈だった‥ よね????

ひゃぁーーーー なに、なに、青筋立てて追いかけて来るよぉ 
きゃっ な、な、南無三‥

首根っこを掴まえられる‥

「オメェ、何しやがる」
怒髪天を衝く‥

「あははっ、後ろ回し蹴り‥かなっ?」
「はぁっー テメェ自分の言ってること解ってんのか?」
「あははっ、た、た、多分‥」

嘘つきー と思った瞬間。
大笑いする男が2人。

「司、ワリィワリィ、俺等が、そいつに嘘かました。」
ふわりっと、一瞬宙に浮き、その後ボトンと床に落とされた。
体勢を立て直して‥逃げる準備をする。

「はぁっーーー?どういう事だ、説明しろや」
「司の攻略法を教えてくれって言うから、後ろから飛び蹴りしろって教えてやったんだ」

あたしは、上下に首を振る。そうです。そうです。決して悪意はありません。

「ククッ,でもさぁー まさか本当に、やるとは思わないでしょ?」

えぇーーー ビー玉、何言ってんの?味方してよ。味方。

「というワケだから、許してやってくれ」

流石、若君~ 良いこと言うじゃん。 
あたしは、若の後ろから、首を大きく上下に何度も何度も振った。

人間万事塞翁が馬だ。何が幸いするか解らない。
な、な、なんと、あのあのクルクルさんが笑ったのだ。

ガハガハ笑って‥
「そりゃーそうだよね。そんな攻略法なんて普通ねぇよな。いいや、いい。もう許してやる。」

そう言ったのだ。  流石、若君!
使えないのは、ジロリっ ビー玉。

未だに、「普通、本気にしないよね~」なんて言いながら。ククッククッと笑ってる。
ふんっだ。ちょっとくらい綺麗な顔してるからって、ふんっだ。ふんっだったらふんだ。

あんたのあだ名は、”ビー玉ん”に、決定なんだかんねだぁー
若君の影に隠れ、アッカンベェーをしてやった。ふふん♪だっ

薔薇背負いキザ男に見られ、大笑いされる‥
あははっ‥一緒に、笑うしかなかった。

そう、そんな風にして、あたしは英徳の誇る(?)F4の面々と、知り合いになっちゃったのだ。
はぁっーーー  この面々は、ことごとくあたしの昼寝の邪魔をする。
いや? 一人だけ邪魔をしないのが、ビー玉んこと、花沢類。
たまーに、やってきて‥クスクス笑って、去っていく。


♪♬♪♬♪

チャイムが 3、2、1 GO 鳴ると同時に、あたしは駆け出した。
今日は、今日こそは邪魔をさせない。

はぁっ、はぁっ、はぁっ
ムフっ今日は、あたしの勝ち。えへへっ 

さぁてっと‥

「クルクル、キザ男~うっざいぞー若は許すぞぉー」
ふぅっー。スッキリ♪ 

どういう理由か?解らないが、クルクルもとい道明寺、キザ男もとい美作さん、若もとい西門さんは、あたしの事をえらく気に入ったらしく‥  チャイムと共に、教室にやって来るのだ。

それからと言うもの、イマドキその髪型は、ないっしょの、鶏冠ヘアーの浅井百合子率いるリリーズを筆頭に、女子が、「牧野さん牧野さん」と騒々しくなった。

あたしは、平穏な毎日が過ごしたいだけなのにな〜 周りがそれを許さない。
そうだ、これはあたしの シーソーゲーム

さぁてと。お弁当を食べますか~
お弁当を広げながら、非常階段を最初に見つけた日の事を思い出していた。

見つけたって言っても、素敵な音色を辿ってきたら、音楽室で‥ 
そこには、もう誰も人影がなくって‥柑橘系の爽やかな香りだけが残されていた。
その香りを辿ったら、非常階段だったってだけなんだけどね。

あの香水、一般的なものなのかな? 
なんでかなぁ〜ビー玉んも、同じような香りがするのよねぇー。

プルップルッ
あたしは、慌てて首を振る。


ふぅっーー 今日のお弁当も美味しかったぁー
お料理をする。なんて七面倒臭そうな事、お邸にいる頃はやってみようなんて思った事なかったけど、千恵子‥もといママと一緒にお台所に立つのは楽しくて、楽しくて
最初は、卵一つ満足に割れなかったのに、な、な、なんとお得意料理なるものまで出来たのだ。
今日のお弁当の出し巻き玉子なんて、ホレッホレッ 芸術的美しさよね〜 卵焼きを太陽にかざした‥瞬間、パクッ‥えっ” トンビ???  いやぁーーー あたしの卵焼きが〜 

「おっ? 中々うめぇじゃん。」
彫刻のように、整った横顔が、太陽の光にかざされて綺麗。
巻き毛が風に揺れる...って、クルクルじゃんかぁーーー
見惚れた自分に悔しくなった。
「返せーーー あたしのあたしの卵焼き〜」
「腹ん中だから、返せねぇーよ」

そんな言い合いをしてるのを背に、若君と、薔薇男が、あたしのお弁当をぱくついている。

「おっ、中々うめぇじゃん」
「牧野、料理上手じゃん」

くぅっーーーー 悔しい...あたしのお弁当~

「食べるなぁー返せぇー」
「腹ん中だから返せねぇ」
若君が笑って言うと
「サロンで、一緒に昼飯食べよう。」
薔薇男も笑う。


「ってか、あんた達なんで、ここにいんのよ!」

「あんっ? 静が来たから類を迎えにきたら、オメェが居たんだよ。」
クルクルが言い放つ

類って?花沢類がココにいるって事?
えぇえぇーーー ぇぇーーーーー

それもそうだけど、静って、もしや静お姉ちゃまじゃないよね?
まさかね… うんうん、まさかね。 そんな事はないよね。

「類、居るんだろうが? 静が待ってっから行くぞ。」

階段の上から、
「うーーーーーん。五月蠅くて寝れないじゃん」
クスリと笑いながら、ビー玉んが下りてきた。

あの香りを漂わせて...
この瞬間に、あたしは気が付いた。
非常階段に来ると...いつもこの香りが漂っていたって

あちゃぁーーーー




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4 Comments

asuhana  

Re

yukikoさま
うふっ やっちゃいました。回し蹴り。
くくっ、
そして、一難さってまた一難でございます(笑)
バレたら柊兄との結婚ですから、絶対にバレちゃぁーいけません。

2016/01/21 (Thu) 16:13 | EDIT | REPLY |   

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2016/01/21 (Thu) 15:50 | EDIT | REPLY |   

asuhana  

Re

空色さま
蹴ったー
決まったー
捕まった。
ビーダマン ほへぇっーー ホントにあるんだあー♪
くふふっ 良いこと聞いちゃった♪
ありがとうございます♡
うんうん。同士、同士、同士でございます。
静さん♪ 素敵な素敵な女性です。

2016/01/21 (Thu) 15:03 | EDIT | REPLY |   

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2016/01/21 (Thu) 10:57 | EDIT | REPLY |   

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