バカバカばぁか…アイシテル 後編 司つく
あたしは今、モーレツに後悔してる
誰にって そりゃーあたし自身に
何にって あたしの犯した過ちに
「お前、俺との約束幾つ破ったか言ってみろ?」
「えっ”」
このまま倒れ込みたい‥…
だけど、あまりの恐怖にさっきまでの酔いも冷める勢いだ。
「早くしろや」
「一つかな?」
「ぁん? 一つ?一つってあんだよ。このバカ一つのわけねーだろうよ」
「じゃぁ2つ?」
「じゃぁって あんだよじゃぁって で、2つじゃねーだろうよ」
「3つ?」
「あぁ””」怒気を含む声が怖い
「4つですかね?」
「はぁっー ですかね?って、あんで疑問形だよ。
教えてやろうか?
一、男と食事に行った。
二、男と飲みに行った。
三、しかも5杯も
四、連絡寄越さねー
五、非があるのにも関わらず、誤りもしない。
以上5つだ。」
「なんでだ‥…」
道明寺がニヤリと笑った。
「約束通り、結婚な」
「ヒッー け、け、結婚って‥…なんで?」
「ペナルティ5つで何でも言う事聞くって約束しただろうがっ もう忘れちまったか?」
確かにそんな約束をした覚えが‥… で、でも、結婚はそんな事で決めちゃイケナイんじゃ‥…前方を見ると、
「なっ なっ なっ♪」
至極ご機嫌な道明寺。
「あ、あのーーー結婚はまたの機会ってワケにはいかない?流石に、プロポーズの言葉は?で、ペナルティーはないんじゃないかなー?」
「あんっ!! 俺は別に構わねぇ」
「あたしは‥…折角のプロポーズ、もっと甘いのがいいなぁ♡」
いいぞあたし。もうちびっと頑張るか
「プロポーズはやっぱり女子にとって大切だから、夜景が見える素敵なレストランとか、潮騒の聞こえる海辺とか、南国リゾートの夜とか、真っ白な雪の中とか、花散る幻想的な風景の中とか‥…」
「‥…牧野、ちょっ、ちょっと待て、今お前が言ったの全部俺が今迄やったことな‥…」
「あっ””」
‥…自分で墓穴を掘ってしまった。
「ってなワケで、結婚なっ」
嬉しそうに、バカが結婚を連発してる。
バカはあたしか‥…
お酒の酔いとあまりの展開にあたしは本当に倒れた?
いいや、我を忘れてしまったんだ。
で、何故か素っ裸で抱きしめられてベットの中。
で、外の光が少しだけ空いてるカーテンの隙間から、燦々と差し込んでくる
腕を振り解いて脱出を試みるが、しっかりと抱き締められているからそれも侭ならない有様だ。
「道明寺 お、お、起きて」
「あーん? どぉした。」
「あのーあたし何で裸?」
「お前覚えてないの?」
「う、う、うん。ゴメン覚えてない‥…」
「自分で脱いで、俺に迫ってきたぞ」
「‥…で?」
「そのまんま、ベットにダイブしてバタンキューだ。」
朧げに‥おぼろげに‥オボロゲに思い出した‥…
ひゃっー
「お前、真面目に酒飲むな。2度と俺のいない所で飲むな。で、結婚が無理なら、先ずは婚約しろ。俺のもんだとわかりゃー誰も手出しはしねぇだろう。じゃねーと直ぐに約束反故にするような女信用できねぇからよ。」
返す言葉がない。と、と、取りあえず結婚はまだいいって事になったんだよね?
「わかったか? これは命令だ!命令!!」
まぁー結婚じゃないみたいだし‥
「は、はい。」
はいの返事に嬉しそうに笑顔を返してくれる道明寺を見てたら、なんだかとっても嬉しくなって、なんだかとっても幸せになって、裸のまんま抱きしめてキスしてた。
「道明寺‥大好き」って。
かくして‥…その日の夕方には、各社一斉に報道されたのであった
「道明寺司氏 一般女性と婚約 お相手は高校生の時からのお付き合いのT.Mさん 」って、いう記事が‥…
バカバカばぁか あたし って、思ったけど‥
こんなんもありかなって、道明寺の綺麗な寝顔を見て思ちゃった。
道明寺 アイシテル
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誰にって そりゃーあたし自身に
何にって あたしの犯した過ちに
「お前、俺との約束幾つ破ったか言ってみろ?」
「えっ”」
このまま倒れ込みたい‥…
だけど、あまりの恐怖にさっきまでの酔いも冷める勢いだ。
「早くしろや」
「一つかな?」
「ぁん? 一つ?一つってあんだよ。このバカ一つのわけねーだろうよ」
「じゃぁ2つ?」
「じゃぁって あんだよじゃぁって で、2つじゃねーだろうよ」
「3つ?」
「あぁ””」怒気を含む声が怖い
「4つですかね?」
「はぁっー ですかね?って、あんで疑問形だよ。
教えてやろうか?
一、男と食事に行った。
二、男と飲みに行った。
三、しかも5杯も
四、連絡寄越さねー
五、非があるのにも関わらず、誤りもしない。
以上5つだ。」
「なんでだ‥…」
道明寺がニヤリと笑った。
「約束通り、結婚な」
「ヒッー け、け、結婚って‥…なんで?」
「ペナルティ5つで何でも言う事聞くって約束しただろうがっ もう忘れちまったか?」
確かにそんな約束をした覚えが‥… で、でも、結婚はそんな事で決めちゃイケナイんじゃ‥…前方を見ると、
「なっ なっ なっ♪」
至極ご機嫌な道明寺。
「あ、あのーーー結婚はまたの機会ってワケにはいかない?流石に、プロポーズの言葉は?で、ペナルティーはないんじゃないかなー?」
「あんっ!! 俺は別に構わねぇ」
「あたしは‥…折角のプロポーズ、もっと甘いのがいいなぁ♡」
いいぞあたし。もうちびっと頑張るか
「プロポーズはやっぱり女子にとって大切だから、夜景が見える素敵なレストランとか、潮騒の聞こえる海辺とか、南国リゾートの夜とか、真っ白な雪の中とか、花散る幻想的な風景の中とか‥…」
「‥…牧野、ちょっ、ちょっと待て、今お前が言ったの全部俺が今迄やったことな‥…」
「あっ””」
‥…自分で墓穴を掘ってしまった。
「ってなワケで、結婚なっ」
嬉しそうに、バカが結婚を連発してる。
バカはあたしか‥…
お酒の酔いとあまりの展開にあたしは本当に倒れた?
いいや、我を忘れてしまったんだ。
で、何故か素っ裸で抱きしめられてベットの中。
で、外の光が少しだけ空いてるカーテンの隙間から、燦々と差し込んでくる
腕を振り解いて脱出を試みるが、しっかりと抱き締められているからそれも侭ならない有様だ。
「道明寺 お、お、起きて」
「あーん? どぉした。」
「あのーあたし何で裸?」
「お前覚えてないの?」
「う、う、うん。ゴメン覚えてない‥…」
「自分で脱いで、俺に迫ってきたぞ」
「‥…で?」
「そのまんま、ベットにダイブしてバタンキューだ。」
朧げに‥おぼろげに‥オボロゲに思い出した‥…
ひゃっー
「お前、真面目に酒飲むな。2度と俺のいない所で飲むな。で、結婚が無理なら、先ずは婚約しろ。俺のもんだとわかりゃー誰も手出しはしねぇだろう。じゃねーと直ぐに約束反故にするような女信用できねぇからよ。」
返す言葉がない。と、と、取りあえず結婚はまだいいって事になったんだよね?
「わかったか? これは命令だ!命令!!」
まぁー結婚じゃないみたいだし‥
「は、はい。」
はいの返事に嬉しそうに笑顔を返してくれる道明寺を見てたら、なんだかとっても嬉しくなって、なんだかとっても幸せになって、裸のまんま抱きしめてキスしてた。
「道明寺‥大好き」って。
かくして‥…その日の夕方には、各社一斉に報道されたのであった
「道明寺司氏 一般女性と婚約 お相手は高校生の時からのお付き合いのT.Mさん 」って、いう記事が‥…
バカバカばぁか あたし って、思ったけど‥
こんなんもありかなって、道明寺の綺麗な寝顔を見て思ちゃった。
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